峯享男の磯釣り論

公開年月日:2007/07/11


撒き餌の重要性

 昔のように魚影の濃い時代は、餌取りの影響が少なかったため、うきの頭にバサバサと被せ撒きで良かった。

 しかし、近年のように季節や水温変化等による餌取りが多くなっている時代は、撒き餌の重要性を頭に入れて釣りをしていくことが非常に重要であります。


 釣果の7〜8割は撒き餌の打ち方にあります。ただ何となく撒き餌を打って、何となくうきを投入する人・・・。うきの頭に始めから被せて撒き餌をする人・・・。何のために撒き餌を打っているのか考えさせられる場面を良く磯場で見掛けます。


 餌取りの少ない極寒期や離島の場合に限っては、時にうきの頭へのダイレクト打ちでも良いですが、それ以外の場合、潮の流れ、サラシの状況、風の方向と強さ等を総合的に判断して撒き餌を打つ必要があります。


 このような釣りをすることが結果として好釣果に繋がります。したがって、日常のレジャーフィッシィングにおいても、これを念頭に置いて釣りを行い、また、この行為が自然と身に付くことで、自分の釣り技術のステップアップとなります。

以上

2007年7月11日

峯 享男

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