峯享男の磯釣り論

公開年月日:2010/1/15


寒グレの微妙な当たり

 昔の格言に「小寒荒れれば大寒和らぐ」とあります。
 今年はその格言通りになるかも・・・?

 年末年始の寒波襲来で、各海域の海水温は低下し、紀伊半島では16度〜18度と寒グレ釣りに適した水温になり、40cmオーバーも顔を見せ始めております。
 いよいよ、寒グレシーズンinと言ったところでしょう。

 更に、二月、三月の産卵期には海水温が15度を下回る海域もあるが、全国的には遅れ気味の寒グレ産卵期に合わせ大寒に入り、格言通り天候が良ければ好釣果が見込まれます。
 しかし、海水温が15度を下回る産卵期のグレは、喰い渋りのため、うきの当たりが微妙になってくる。

 大型魚ほど、学習を積んでいるためその分魚なりの知恵を持っている。

 これを克服するためには、うきの選択、撒き餌と潮流の見分け方が非常に重要であり、更に喰い込みの良い生オキアミに分があります。

 中通しうきには出ない微妙な当たりを確実に誘導してくれるのがみねうきであります。
 みねうきは、私が50年余りの磯場での経験を蓄積して完成した手作りうきであります。

 寒グレの微妙な当たりを確実に見分けられるみねうきを一度使ってみる価値は十分にあると自負しております。

以上

2010年1月 15日

峯 享男

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