峯享男の磯釣り論

公開年月日:2011/1/16


寒グレシーズン真っ最中

 明けましておめでとうございます。
 今年も皆さん共々、良いお年でありますよう願っております。

 

 さて、海水温も一気に低下し、和歌山方面で16度前後と本格的な寒グレシーズンになっております。

 新年から荒れ日が多く、釣行先の選択次第で釣果に影響するのが寒グレシーズンでもあります。

 昔の魚師が言った言葉に「小寒荒れれば大寒なぐ」や「小寒なぐと大寒荒れる」があります。
 今年の小寒(1/20)は荒れ模様でしたが、2月の大寒はどうなることやら・・・・。

 異常気象の多い昨今、衛生が飛び、インターネット時代の現在に、昔の諺(コトワザ)が通じるか・・・?
 いや、通じて欲しいと願っている次第です。

 2月から3月にかけての抱卵時期に一番水温が低下する時と重なるのが今年の寒グレでもあります。

 数が現象する分は型で勝負となり、年間を通して大型グレが釣れるシーズンでもありますが、ポイント選択が非常に重要になってきます。

 秋から初冬のようにサラシの強い場所では釣れずらくなってきます。
 身重の抱卵グレは、あまりサラシの強い場所よりはサラシの脇のタルミの方を好むことが多いものです。

 刺しエサも口当たりの柔らかいオキアミの中でも生オキアミを好んで捕食します。
 また、オキアミの頭と尾を切り、胴体だけを針に刺す事が釣果を上げるコツです (これはキャスト時に付けエサが針から外れてしまうこと、また、捕食し易くし針掛かりをよくする目的があります!)。

 ウキ当たりも非常に渋くなり、中通しウキでは波なのか当たりなのかを見分けることが非常に困難になる「喰い渋り」が多く見られる時期です。

 そのような時には、私の削りだしの手作りウキのみねうきが貴重存在となってきます。

 抱卵グレから黒鯛シーズンにおいては、ウキの選択は重要なポイントになり釣果を大きく左右することになります。

 「中通しウキ」と私のみねうきとの使用頻度は、千対一の割合となっておりますが、それはウキを製作する人が居ないので結果的にそうなってしまっております。
 また、環付きウキも多くありますが、水面で安定せず海水面上で上下する棒ウキタイプが一般的な現状です。

 海水面上で波の影響を受けずに安定し、視認性が非常に高く、さらに、今の寒グレにある食い渋りの小さな当たりも明確に分かる私の手作りみねうきを一度使ってみて下さい。

 目から鱗の感じを体感して頂けると確信しております。

 

以上

2011年1月16日

全国峯友会主宰 峯 享男

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