峯享男の磯釣り論
公開年月日:2011/11/02
食い渋る寒グレシーズン間近 |
野山は紅葉が始まり、本来は釣行するのにも気持ち良く竿を振れる季節ですが、今年は暑かったり寒かったりで海水温もまだまだ高い状態です。 海域によっては40cmオーバーのグレが姿を見せ始めていますが、土日は荒天日が多く、各メーカーや各クラブの大会は中止や延期になり、お世話役さんにとっては頭の痛い今年の天候周期となっております。 全天候に対応できる海域を選んでおかないと大きな大会ほど大変だと思います。 私は鳥取峯友会の実釣講習会と大会のために、先日、島根県隠岐島まで行ってきました。 悪天候でしたが、三方が山に囲まれた隠岐島の水道筋は、どのような風が吹いても高波の心配がなく、全天候型の釣行場所です。 特に、西島海士(アマ)町は、春先の大型チヌのメッカですが、グレもポイントによっては40cmオーバーが釣れる場所です。 このような釣り場で、鳥取峯友会や山陰峯友会の実釣講習会を20年来行ってきました。 チャーター船で行けない時は、少し時間は遅くなりますが、大型フェリーが出ているので予定通りの釣りができるのも有難い釣り場となっております。 まだ、海水温が20度と言うこともあり、30cm前後のグレは入れ食い状態で、43cmを頭に40cm前後のグレを会員さん達は釣っておりました。 もちろん、会員さんは全員私の手作りウキの 【みねうき】を使用し、私は2時間程度、全会員さんが見守る中で実釣講習会を行い、風の中での撒き餌の打ち方、餌取り用の撒き餌の打ち方等を指導致しました。 海水面から少し出ている 【みねうき】の視認性の高さ、感度の良さ、水面で波による上下動がないため、初心者でもウキの当たりは明確に分かります。 これからの海水温の低下、食い渋る寒グレシーズンに是非一度お試し下さい。
以上 2011年11月02日 全国峯友会主宰 峯 享男 |
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