峯享男の磯釣り論
公開年月日:2012/ 4/ 1
寒グレシーズン終盤、チヌの乗っ込み開始 |
昔の諺に「暑さ寒さも彼岸まで」と言い伝えられています。 今世の進歩した時代でも古代の言い伝えは生きていると思います。 私達のような海に関係する者には新月を見て大潮小潮が分かる昔からの言い伝えが役に立つことが多いものです。 いよいよ寒グレシーズンも終盤に近づき、日増しに大型のハラミグレは釣れる数も少なくなってきました。 今年の冬は、地上の厳寒に比べ海水温度は例年より高めに移行しており、海域によっては寒グレと乗っ込みチヌが同時に釣れています。 例えば、和歌山県の田辺付近では、グレやチヌが同じポイントで釣れる面白い現象が始まっています。 先般、田辺湾で釣れた54cmのチヌは白子がパンパンで、40cmのグレは白子がパンパンと言う珍現象が見られました。 大型尾長グレの場合、釣り上げた時に白い液体が出ると終盤で、約2週間程度で終盤を迎えます。これは、どこの海域でも同じです。 未だ尾長グレの産卵期は、口太グレのように明確でないのが現状です。 いずれにしろ、産卵期のグレやチヌはウキの当たりが非常に微妙で、付けエサもボイルより生の方が食い込みが良いです。 そのような釣りを実践するには、私が丹精込めて削り出した【みねうき】が最も有効です。 この【みねうき】を一度試してみて下さい。 目から鱗の例えが分かると思います。
以上 2012年 4月 1日 全国峯友会主宰 峯 享男 |
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