過去のカフヱ痛井ッ亭(2004/06)
Café 痛井ッ亭。
ヴァーチャル空間の場末にひっそりと佇む Café 痛井ッ亭。
今日も、ゆうちゃんと紺野さんと、その仲間たちが、
ビールを飲み、おやつを食べ散らかしながら、
ゆる〜い雑談に花を咲かせています。
つまらなくいてもいいんです。
娘。さんたちにくつろいでいただければ。
「犬のシャンプー」「ネイルのお手入れ」「お気に入りの映画を観て泣く」といった道具立ての派手さももちろん。
一貫して、カメラを意識していることを意識させない自然な振舞い方とか。
もちろん、まとまった話題でトークすることもなく。
DVDプレイヤーのリモコンの操作がよく分からないという「機械オンチ」は、女の子の可愛らしさ、をあざといまでに表現していたり。
おまけに、股下数cmという短パン着用状態で、ソファの上にアグラをかき、白い脚を盛大に露出する図太さは、さすがにヘソ出しルックで頑張って来ただけのことはあったり。なおかつ、その露出度の高さを、微塵もイヤらしいと感じさせない爽やかさ、とか。
(この点、うちの娘が、ちょこっとスソを引っ張って、肩を多めに見せただけで、世界中で暴動が起きそうなくらいの危険な空気を醸し出していたのとは、見事に対照的)
とにかく、このアイドルとしてのスキルの高さ、知的な戦略は只者ではない。
我らがヤグの作戦も見事ではあったけれど、策に溺れたきらいもあった。
やはり一人で生き抜いてきた者の持つ野性的なバランス感覚には見るべきものがある。
とりあえず、モーニング娘。全員は、かつて妹分であったハズのこやつに激しく嫉妬すべし。
しかーし。
次回、うちの鉄砲玉れいながきっと何かやってくれるハズ。期待してるぞ、れいなっ!
それに、強豪ミキティも控えているし、ごっちんだって。(こういう戦局ではごっちんにはあまり期待できないような気がするのは、きっとおいらの気のせいだ。)
それに、なんといっても、我々の精神的バックボーンであり、ハロプロ番長でもある、裕子が控えてますからね。あややが我が物顔にのさばっているのをみすみす放ってはおかないはず……って、ゆうちゃん、出るんだよね、二人ゴト? 頼むから出てくれーっ。お願いだー。
* * *
おまめ茶房。のniigakistさんが、『紺野さんおっとこマエ!論(with痛井ッ亭。さん)』をまとめて下さいました。
とりあえず、必読。
特に、結論部分、
「前に出たい」とか「パートが欲しい」という現実面の欲じゃなく
自分の内面の成長を目指しているというか、ストイックというか
どこかしら求道的な所がある
それです! まさに、それです!
それが言いたかった。おいらが言いたかった!
く、悔しい〜!
くーやーしなーみーだぽろりー……参りました。
お返しに、キャツの「けいじばん。」にガッツリ書込み。荒らして来てやりましたっ!(鼻息:フンっ)(一部誇張表現含む)
いよいよラスト4回となりました。
珍しく前回の終わり部分を繰り返して始まります。
大輔がキレた一件で、橘夫婦&孝輔から皮肉を言われちゃったいずみ。
「分かった。……わたし、これからは穏やかなママになる」と宣言したワケですけれども。
ここで、出ました。
恒例のインサート映像です。
青い芝生の上に緋毛氈を敷いて、艶やかな和服姿で髪もアップにまとめたいずみが、お茶を立てております。
そこで、テロップが出ます。
Q. (A)穏やかなママになる (B)これからもキレる
手に持った札には「(A)穏やか宣言!」と書かれています。そして、あくまでもお上品な口ぶりで、「もう、キレませんわ」といういずみです。
……で、インサート映像が終ったところで、孝輔、
「また、無茶なこと言いだしてるよ、この人」
と言いながら、「気は確かか」と確かめるようにいずみのおでこを触ります。
「頑張る。いずみ頑張る」と自分にエールを送るいずみですが「でも、その前に……」とビールに手を伸ばします。さすがいずみ。そうでなくちゃ。
でも、ビールは取り上げられてしまい、理恵さんからは「はい、お茶どうぞ」とグラスにお茶を注がれてしまいます。
「え? ……お茶…………」という、いずみの力ないセリフが最高に切なくてステキでした。
突然、シュタイナー賞の最終審査にノミネートされてしまった孝輔。なんでも建築業界のノーベル賞とも言われる賞で、ノミネート自体が日本人初の快挙なのだそうで。
にわかに「時の人」となった孝輔には、取材が殺到。おまけにいずみたちまで、記者たちにコメントを求められてしまいます。
礼儀も節度もない取材陣に対し、キレて怒鳴るいずみ。でも、昨夜の決意を思い出して、グッとこらえます。うーん、ケナゲだなー。
週間クリエイトという雑誌の取材を受けることになった山路一家。そのことを理恵さんに言うと、理恵さんは、「いずみは余計なことは喋っちゃダメ。それが孝輔のためだ」と忠告。
ちょっと納得いかないような気もするいずみなんですが、でも、思い直して、
「穏やかなママが、べっらべら喋るのって、変ですもんねぇ。了解です」と、小さくラジャーのポーズをします。そうです。穏やかなママになる、といういずみの決意は固いんです。やっぱり、ケナゲで可愛いなあ、いずみは。
ここで、再び、和服姿のインサート映像が。
今度のテロップはというと、
Q. (A)ベラベラ喋る (B)おしゃべりは控える
手に持った札には「(B)口は禍のもと!」と。しかも、いずみの口には赤いテープが、×と貼られております。切ないなあ……
取材当日。スッピン&普段着で取材に臨むいずみです。寝間着ライクなシャツに、スソの擦り切れたスウェット地のズボン。あまりにも普段着すぎます。
で、取材中はというと、孝輔が話をしている間、理恵さんの忠告を守り、頑張って口を閉じ、おまけに息まで止めて喋らないようにしているいずみです。
取材の記者から喋っていいと許可を得たいずみは、「そうですよねぇ」と同調、今まで喋るのを我慢していた反動で、今度は堰を切ったようにベラベラベラベラ喋りだします。こうなったら、もう止められません。
曰く、「あたしシュタイナー賞なんて、実は知らなくて。知ってたのは、皆勤賞とか、もう少し頑張りま賞ぐらいで。」
そこで、小学生かよ、と孝輔に突っ込まれると、話は何故か精神年齢のことに。
「こないだ精神年齢テストをやったら7歳だった。息子の大輔が4歳だから、なんとか年長者としての面目を保った。ちなみに孝輔はやってみたら17歳。精神年齢17歳の孝輔が、こんな大人な賞を貰うだなんて考えてみればすごいことだなあ。記者さんも精神年齢テストやってみます? 紙と鉛筆があれば5分で出来ますよ」
と喋り続け、フローラの天野副編集長に「やっぱり黙ってて」と言われてしまうのでした。お見事。
翌日(?)
西村さん宅に上がり込んでTVのまん前に陣取り、孝輔がゲスト出演する番組を見るいずみ。いずみのテンションの高さに、西村夫妻は呆れ気味。
いずみ「見て見てー」
西村(夫)「見えねーよっ」(いずみがTV前に陣取っているから)
いずみ「ちょっと聞いて聞いてー」
西村(夫)「聞こえねーよっ」(いずみがうるさいから)
という部分が楽しい。いや。どこもかしこも楽しいけれども。
TVの中では、孝輔が「奥様はどんな方ですか?」と訊かれて「キレる……いや、その……頭がキレるという……」と誤魔化しつつ説明。
ぱっと話題がすりかわると、「ちょっとぉ、今話変えたでしょ? わたしの、いずみさんの、もっと話してぇ」と言いながら、人のうちのTVをバンバンひっ叩くいずみです。
そして、孝輔の出番が終ると、ブチッとスイッチを切って、伸びをしながら「おつかれー孝輔! やっぱカッコいいなー」と惚気ます。
思わず西村(夫)が、ボソッと「ウチで見ろよ」とボヤきます。
で、TVの間、ずっとおトイレを我慢していたいずみがトイレにいくと、「子供みたいで可愛い」と言い合う西村夫妻でした。
で、例の週間クリエイトのほうはといえば、インタビュー記事には『明るく飾らない一家の雰囲気に、山地さんの家作りの原点を見た』と書かれているのです。うまいことまとめますねえ、プロの雑誌記者は。
でも、その言葉は山路家(というかいずみ)の本質を上手く言い当てていますね。
明るく飾らない……か。おいらも、そんな家庭を目指したい。頑張る。痛井ッ亭。、頑張る。
えー、こちらもすっかり恒例となった、磯辺さんの芝居がかった過去物語。題して『斜め45度の女』近日公開。DVD予約受付中だそうで。磯辺さんが、自分に酔っている間に、いずみたちは隣の部屋に避難します。
あのー、これ。DVDとかいってますけど、これは「ほーむめーかー」のDVDが出るぞ……という暗示だと考えていいのでしょうか。……そう考えちゃうぞ。出ても買えないかも知れないが。NG集がどっさり入ってたら悩むなー。
最後の最後で、なんと大輔が芸能プロダクションからスカウトされちゃいます。
なんだか、孝輔も大輔も、エライなことになっている最終話です。
明日も目が離せません。
ラスト3。あー、もうすぐ終っちゃうよー、ほーむめーかーの日々が……あああああ……というようなセンチメンタルな気分に浸る暇すら与えてくれない、楽しさてんこ盛りのほーむめーかー。今日も絶好調。視聴率とか関係ないし。おいらが楽しいからそれでいいのだ。ってか、演じてるゆうちゃんが楽しそうだから、充実して見えるから、それだけでいいのだ。あとのことはどうでもいいんです。
さて。芸能界にスカウトされた大輔。
話を受けるかどうか、という一大事を、いずみは何と大輔自身に決めさせます。本人がやりたいと言えば、やらせてみる、と。すごいね。やっぱり、いずみは人間がでかい。
芸能界で成功するとか、ブレイクとかはどうでもいい、ということで。
お稽古事みたいなもので、幼稚園以外の社会に触れるための社会科見学みたいなもの。という軽いノリです。
とはいえ、実際に大輔がスタジオでプロモーション用の写真を撮影する、という段になると、親馬鹿全開で浮かれまくってしまういずみです。そこがまた可愛いんですよね。
すっかり撮影の邪魔をしてしまい、カメラマンから助手に「つまみ出せ」との指示が。パステルプロモーションの小林さんがうまくその場を収めますが、彼の苦労が偲ばれますねー。
一方、大輔は事の重大さなんて、これっぽっちも意識していないので、あくまで自然体。普段通りです。カメラマンが持って来たフィルムの山に興味を示したり。すっかりカメラマンと打ち解けて、「僕デジカメ持って来てるよ」と言って、いずみのキレ顔を見せてあげたり。その強烈なキレ顔に、スタジオは明るい笑いに包まれます。
ここで、出ました。前回に引き続き、着物姿のインサート映像。
テロップは、
Q. (A)このままの人生を送る (B)キッパリ過去と決別する
いずみは、お茶碗のお茶をグビッと飲み干し、手の甲で口を拭い、「(B)私は生まれ変わる。」と書かれた札をあげます。そして、「うーっ! キッパリ」と宣言。
そうかそうか、生まれ変わるんだったね。頑張ってね。(無理っぽいけどねー♪)
一方、孝輔は、シュタイナー賞ノミネート効果で、北海道赴任が取りやめに。しかも、東京本社で、エグゼクティブ・プロデューサーという、とっても偉そうな肩書きを戴くことになりました。おまけに、100万円の報奨金も貰えるということで。
そのお金で、温泉旅行を計画する山路家です。
息子は芸能界、夫は昇格、という絵に書いたようなサクセスを羨む、安藤さん磯辺さんですが、いずみは至って淡々としたもので「それってサクセスなんですかねー?」と言います。何を羨ましがっているのかよく分からん、と言いたげです。
いずみにとってのサクセスって、芸能界でブレイクとか、昇進とか、社会的に成功を収めることとは関係ないんですよね。
家族揃って、健康で、毎日楽しく、笑顔で、自然体で過ごせること。それこそがサクセスなわけで。
おいらもそんな、煩悩から解脱した境地に至りたいです。気持ち一つなんですけども。それがなかなか簡単じゃないんですよねー。
そんな「サクセス」より、むしろ、いずみにとっては安藤さんが商店街のスタンプを貯めて当てたサイクロン式掃除機のほうが羨ましいワケで。
これは、理恵さんに「あなた、まだ掃除機買ってなかったの?」と突っ込まれちゃいます。あー、懐かしいなあ、掃除機の話。第一話で出て来ましたよ。いずみが理恵さんとお近づきになるために持ち出した話題でしたね、これ。サイクロン式か、紙パック式か、って。
いずみは、か弱い音を立てながらケナゲに頑張るオンボロ掃除機君が捨てられない訳ですよ。で、なかなか新品を買う踏ん切りがつかないんです。いい話だ、うん。
ところで、孝輔は一緒に働けなくなった札幌支店のことを気に病んでいまして。で、支店長に電話をかけます。「いつか必ずお役に立たせてください」と。
孝輔、えらすぎるよ、立派すぎるよ。人の心が分かる男だよ。だからこそ、クライアントの思いを活かした家作りが出来るんですね。尊敬。
ところで、札幌で電話を受ける支店長のバックに札幌時計台らしき建物が映ってますけど……時計台はあんな緑一杯の公園の中にはないんですけど……ビルの立ち並ぶ市街地の真ん中にあるんですけど……ま。別にいーけどね。ど〜〜〜〜せ、北海道は緑が一杯の田舎ってコトでしょ?
あーあー、んだべ。道産子の主食はジャガイモにトウモロコシだべさー。そりゃ、札幌中心部に熊だってなんまら出るっしょ。したっけ、豊平川に遡上した鮭を狙う山親爺の姿さ、乗合馬車で通勤中の人々が豊平橋の上から眺めるっつぅ、微笑ましくも牧歌的な光景が秋の風物詩として……んなワケないべやーっ!
べやー……ベアー……Bear…………
えー、取り乱しました。
さて、標準語に戻って、と。したっけそしたら、翌朝、「土曜日だからもっと寝させて」と布団から出てこないいずみに、小林少年探偵団から電話です。大輔がCMのオーディションに受かったというんです。その自然体の魅力がよかったとのことで。これは、あれだ。いずみの育て方の勝利ですよね。ってか、まさに子は親の背中を見て育つ。蛙の子は蛙。血は水よりも濃い、って話だ。どうだ、まいったか。フンッ。
そして、話はそれだけでは終らず……孝輔に来客が。
ブロッコリブロコヴィッチ・コーポレーションとかいうアメリカ最大手の建築会社から、日本支店長がヘッドハンティングにやって来ましたっ!
一体どこまで話を膨らませるんですか?
とにかく、その支店長さんは、一家でアメリカに移住して、孝輔にはロサンジェルス郊外でニュータウンを建設するプロジェクトに参加してほしいというのです!……すげえ。家づくりどころか、新しい街づくりだよ……
しかも年俸は百万ドル、日本円で一億円余り、という数字が提示されます。
これを聞いて、いずみ、うろたえまくり。数字が大きすぎてイメージがわかないので、
「一、十、百、千、万、十万……」
と必死に指折り数えちゃいます。しかも何度も。面白すぎ。
さー、あと二回。どういう展開が待ち受けているのか。最後まで目が離せません。
ブロッコリブロコヴィッチから提示された条件は、年俸一億円。しかも、孝輔がもっとも影響を受けた、尊敬する建築家ジム・ハンターと一緒に仕事が出来る、というのです。孝輔、舞い上がってしまいます。
いずみも「それって、大輔が幼稚園でグランファイターと同じクラスになるようなものよね」と。なんか間違っているような、的を得ているような……
孝輔にこんないいことがあるのは、昔、孝輔がこっそりいいことをしたからに違いない、と考えるいずみです。案の定、孝輔は子供の頃、巣から落ちたツバメの雛を巣に戻してあげたことがあったんです。夫婦の間では、ヘッドハンティングはツバメの恩返しである、と認定されました。
理恵さんによる英会話の猛特訓が始まります。何事にも用意周到な上に、面倒見がいい理恵さん。でも、「そういうのはどうにかなるもんで。前にハワイに行ったときも、身振り手振りで何とかなりました」とのんきに構えているいずみです。
以前「パソコンも出来なくてよく編集者が務まったわね」と言われた時も「そういうのってどうにかなるもんなんですよー」と、同じようなことを言っていたいずみ。いずみ流処世術の奥義は「なんとかなるもんだ」ということですかね。
理恵さんのスパルタ教育に閉口するいずみ。中学校時代の英語の先生トイちゃんの似顔絵を落書きしたり、「もうそろそろ休憩に」と言ったり、すっかり勉強から逃避モード。
「どっちかというとわたし、愛ちゃん先生の授業からスタートしたほうが……」と言いだし、孝輔が帰って来たと知ると、これ幸いと、さっさと理恵さん宅から逃げ出すのでした。
真夜中の12時過ぎに孝輔への取材の電話が掛かって来て、危うくキレそうになるいずみです。眠くて不機嫌な時のいずみのキレ顔は最高ですわー。惚れるね。ってか、ゆうちゃんに惚れる。
でも、こんなことでキレちゃいけない、とグッとこらえるいずみです。
ここで、すっかり恒例のお着物タイム。
緋毛氈の上で、正座でシビレた脚を伸ばしてパタパタ振っているいずみ。カメラを発見すると、慌てて正座&襟元を正します。
今回のテロップは、
Q. (A)やっぱりキレる? (B)何があってもキレない?
いずみ、にっこり微笑んで「(B)初志貫徹!!」の札をあげます。そして、「ラジャー」と。もちろん、ポーズ付きです。
ブロコヴィッチ社日本支店長のお宅のホームパーティーに呼ばれることになったいずみ。
安藤さんたちに、散々脅されます。曰く、上流階級の人がわんさか集まる。立ち居振る舞いとか、テーブルマナーとか。下手をしたら、ダンナのヘッドハンティングの話が流れるかも、云々。
そして、安藤さんによる、歩き方講座。
次に、磯辺さんによる日常英会話見栄っぱり受け答え一問一答講座です。
磯辺さん「休ミノ日ニハ何ヲシテマースカー?」
いずみ「昼まで寝てー、大輔と遊ぶ……」
磯辺さん「そんなのダメ。休ミノ日ニハー、主人ト二人デー、てにすヲ愉シミマース」
……見栄を張りすぎです。さすが、偽セレブ。
十年前に着ていたサイズが合わなくなったドレスを幸子さんに仕立て直して貰い、パーティーに臨むいずみ。大輔は幸子さんにあずかってもらいます。
出掛け際に、信子さんから、「馬子にも衣装って言うけど、本当だね」とか、「パーティーとかアメリカとかあんたのガラじゃないね」とか、散々、愛のこもった言葉を頂戴しちゃういずみです。
「そうですよねー。でも。孝輔のためならガラであろうが何であろうが、何だってやっちゃいますよ。それが女房の心意気ってヤツじゃないですか」
かっこいいね、いずみ。何にも囚われることのない自由な考えでありながら、こういうちょっと古風なところもあって。さーすが、カラスの女房だ。←違う。
そのパーティーで、いずみは、大使館員のダニエルとかいう好青年にグランファイターを教えてあげたり、グランビームのポーズで一緒に写真に収まったりと、英語は苦手でも、コミュニケーションに困ることもなく、結構楽しんできた模様。
……ところが、この辺から風向きが変わって来ます。
安藤さんたちは、いずみが急に別世界の人間のように思えて来たらしくて……、なんかだか急に、すきま風のようなものが吹きはじめます。そそくさと山路家を立ち去る安藤さんたち……
孝輔は孝輔で、ブロコヴィッチ社の支店長との間で、ニュータウン建設に対する基本的な考え方の対立があることに気付きます。あくまでも、入居者一人ひとりの気持ちを尊重したい孝輔に対して、支店長は「今回は先に施工し、その後入居者を募る。プロジェクトの規模から言って合理的にしなければ立ち行かない」と説明します。
この考え方の相違に孝輔は悩みます。
入居者に満足して貰えるオーダーメイドの家作り。その理想は孝輔にとって譲れない部分だからです。
夜、ベランダに出て、一人悩む孝輔。
いずみは、その気持ちが分かっているので、心配して声をかけますが、孝輔は悩みを打ち明けてくれません。なんでも話せる夫婦のハズなのに……どんな悩みでも相談してくれればいいのに……その時のいずみの表情! 夫を思いやる気持ちと、一人取り残された寂しさが入り交じった、複雑な表情です。中澤裕子、畢生の名演技。いや、畢生は言い過ぎか。だって、これからどんどん名女優になっていく予定だからね。
そして、大輔もまた。CMの撮影現場で共演する他の子役と喧嘩。監督に叱られても謝ろうとしません。きっと原因はまたグランファイターがいるかいないか、でしょうか?
キレる大輔。強情な大輔。……これもやっぱり、子は親の背中を見て育つ。蛙の子は蛙。血は水よりも濃い、ってことなんでしょうか……とほほほほ。
いずみママは必死に生まれ変わろうとしているところなのになあ……
ともあれ、ヘッドハンティングも芸能界デビューもすっかり先行き不透明になったところで、次回、いよいよ最終回に突入です。
ああああああああ。
本当に終っちゃうのかーーーーーー(涙)。
■中澤vs貴理子 B級下克上3番勝負
そうです。またしても貴理ちゃんと共演。「もれなく貴理子がついてくる状態」です。
しかし、前回までとは少々事情も違って、二人ともTBSの「昼の顔」、月〜金で「昼帯」を任されている、TBSの昼を支えている存在な訳です。
そういう輝かしい現在があるのは「去年一年二人でうたばんに出させてもらって頑張って来たからだ」と強調する貴理子。
「ちょっと待って下さい。二人でって……」と牽制する裕子。
今日もまたそういう構図が繰り返される訳です。
つまり、中澤裕子にB級として私の後を継げる才能を認めて、自らのもつB級タレントとしてのスキルを惜しげもなく伝授しようとする磯野貴理子と、そんなのは余計なお世話であって、わたしはA級を目指して行くんだと、それに反発する中澤裕子という構図。
タカさん、中居君、貴理子が結託して、ゆうちゃんをB級の世界へと、引きずり込もうとする、という趣向。
しかし、貴理子自身認めてしまったように「B級がドラマの主役をやるのはありえない」ワケで、その主役を堂々とやっているゆうちゃんは、つまり、A級なんです。語るに落ちるというヤツです。
「B級下克上」ってタイトルもおかしくないですか。ゆうちゃんは貴理子を追い落として自分がB級の王座に着きたいワケじゃないんだからさ。「貴理子さんは特Bで活躍してて。私は私で、A級で頑張っていくんだから」というのが、ゆうちゃんのスタンスなんですから。
でも、ゆうちゃんの気持ちはあえて無視して、無理矢理ゆうちゃんに特Bを目指させようとするのがうたばんな訳ですよね。
三番勝負の内容(書道、そろばん、卓球)も、ゆうちゃんに「勝てる」と思わせておいて、蓋を開けて見れば貴理子が圧勝、となるように、最初から仕組まれています。
ゆうちゃんは打ち合わせの段階から、スタッフに「大丈夫。中澤さん絶対勝てますから」と言われていたんです。うたばんお得意のダマシです。
ゆうちゃんのいた頃のモーニング娘。(特にお姉さんチーム)は、そういえば、いつもこうやって、うたばんにだまされていたんですよね。そういえば、最近、うたばんでコテコテにイジられ、ダマされるモーニング娘。を見ていないような気がします。その一方で、ゆうちゃんはピンになって三年以上経っても、いまだにだまされ、イジられ続けている。
モーニング娘。イズムをもっとも強力に体現する存在、それは今もって中澤裕子なのかもしれません。少なくともうたばんにとっては。
勝負の内容は。まず、書道。「昼帯」の文字を半紙に書きます。
自信満々で気合いの入った文字を書くゆうちゃん。ところが、貴理子の文字は全然格が違う美しさ。何しろ書道七段というのです。開いた口がふさがらない裕子。
続く、そろばんでも、二桁の足し算、と思いきや突然七桁に。焦って自滅するゆうちゃんに対して、貴理子は最初からそのことを知っていたらしく、ゆうゆうと計算し終えて、勝利を収めます。
ゆうちゃんだって、そろばんは一級で、それなりに自信もあって、この日のために爪まで切って来たのにね。
そろそろ、「これはハメられたか」と気付くゆうちゃん。
貴理子さんをキッと睨みつけるときの野生動物のようなするどい眼光が素敵すぎます。
で、途中に、酔っぱらい中年グループやら、レモンモン、だっけ? みかんかん、だっけ? ま、どうでもいいグループとか、それから、ヴォーカルが矢口真里に似ているという噂の、おまけにユニット名がミニモニ。とまぎらわしいという噂のグループなどを挟んで、再びゆうちゃん登場。
番組冒頭と締めを任されております。おー、もしかしてモーニング娘。以上の扱いか?
で、卓球勝負も、中学時代卓球部だった貴理ちゃんが圧勝する手筈だったんですけど……実はたいしたことなかった貴理ちゃん。
ほらね、ほらね、貴理ちゃんが美味しいとこ持って行っちゃうでしょー?
ダメなんだよ、それじゃあ。
でも、そういう不利な状況の中でも、ゆうちゃんは頑張った。可愛かった。
「ずるい」と言って、頬を膨らませるところとか。
接戦になって「よしっ! 絶対勝つ!」と気合を入れるところとか。
番組の最初のほうでも、「卓球は得意とかじゃないですけど、勝つまでやります」と宣言していたゆうちゃん。それもゆうちゃんらしくてよかった。
でも、結局負けちゃうゆうちゃん。
今後も、中澤が出演する時はもれなく貴理子が付いてくる、と大決定なんです。
ある意味、二人はコンビです。双子じゃないのに双子みたい、あなたとあなた、だぶるゆー状態です。運命の出会いなんです、ある意味。
……「とほほほ」、というゆうちゃんの表情が哀愁を誘うのでした。
■DO MY BEST スタジオライブ
歌はよかったです。
まず、衣装が可愛い。
ヴィヴィッドなオレンジ色を貴重にした派手なガラのブラウス。元気な感じ。それに合わせて、ネイルも、オレンジだったりイエローだったり、指によって色が違うところがまた元気で可愛い。
真っ白なサブリナパンツに、同じく白いハイヒール。おしゃれです。
で、これだけなら、可愛い、以上。って感じですけど、そこに、大人っぽいピアスやらネックレスやらブレスレットやらも加わって、ちょっとケバいゴージャスな雰囲気もプラスされているところで、ようやく、DO MY BEST仕様のゆうちゃんが完成。元気&可愛い&セクシーってことで。
そして、歌収録のセットもよかった。
空には、マンガっぽい大きな太陽。
一つ一つデザインの違う、可愛らしい家々。そして、エンピツの形をした低層のアパート。
それらは明るい緑に囲まれていて。
これは、「ほーむめーかー」における山路孝輔(中澤裕子演じるいずみの夫で、職業は建築家)が思い描く理想の街そのものなのではないでしょうか。
家々の窓から、幸せそうな家族の笑い声が、今にも聞えて来そうでした。
ゆうちゃんは、難しい曲を「一生懸命しかもそれしか無理よ」ってな感じで歌っていました。
残念だったのは、サイズがあまりにも短かったことと、やっぱり、生伴奏じゃなかったこと(望むほうが無理)。
他の歌番組にも是非出て貰いたいものです……
niigakistさんの、『紺野さんおっとこマエ!論(with痛井ッ亭。さん)』への返礼として、紺野さんおっとこマエ!論(with niigakistさん)をまとめました。
読者の皆様におかれましては、両方合わせてご覧くださいますよう。
そして、今回のやりとりが刺激となって、紺野あさ美論ノート1「求道的」という文章を書きました。こちらも合わせてご覧ください。
「紺野あさ美サイトとは名ばかりで、ゆうちゃんゆうちゃんて、中澤姐さんしか出てきいひんやんけぇ、ボケェっ」とお感じになっていた皆さん、大変お待たせいたしました……え、誰も待ってないって? こりゃまた失礼いたしましたっ、と。
いよいよ最終回です。信じられないけど最終回です。もう終わりなんです。もういずみに会えなくなるんです。ああああああああ。(涙)
でも、最終回にふさわしく、いつもどおりのほーむめーかーでした。つまり、名台詞も笑いもてんこ盛り、ってことです。
大輔は、CM撮影で「普段通り好きなことをして遊んでごらん」と指示されて、壁にラクガキをします。そして監督に「悪い子だ。謝りなさい」と怒られます。でも、それは、いつも家で普通にしていることで、「パパもママも上手に書けたねって、褒めてくれる」ことなんです。家では。
それだけならまだしも、監督が、
「親は山路孝輔とか言ったっけ。シュタイナー賞だか何だか知らないが、子供の教育も満足にできないようじゃ父親失格だ。こういう親がいるから世の中おかしく……」とか言いだします。当然、キレる大輔。
「パパはダメじゃない。パパの悪口を言うな。パパはダメじゃない」と言いながら、監督に飛び掛かります。
あー、こうしてセリフを書き写しているだけで、また涙が出そうです。孝輔、父親冥利に尽きるよ、な?
CM降ろされ、事務所も馘首になるワケですが。まさか、最終回で、「落書き出来るはがせる壁紙」という小道具が、こういう形で生きてくるとは予想もしていませんでした。見事でした。
夜、ベッドの上で落ち込んでいる大輔に、孝輔が話を聞きます。そして、
「大輔。お前、間違ってないぞ。パパもママも、よーく知ってる。お前は悪い子なんかじゃない」
そして、壁にラクガキは家の中だけでしかしちゃいけない、ということをきちんと教えていなかったことを謝る孝輔といずみ。えらい。親の鑑。
実際子育てしてみると、こんな当たり前のようなことが、簡単なようでなかなか出来なかったりするんですよね。
さらに孝輔が続けます。
「納得が行かなかったら怒ったっていい」
「パパの悪口を言われて、怒ってくれて、パパは嬉しいよ」
そして、ママのことも。
「ママだって。たしかにママはキレやすいけど、理由もなくキレているわけじゃない。悪いことは悪いと、きちんと言える、そんなママが、パパは大好きだ」
あのー、ノロケてます? いま、ノロケてますか? 子供の前で? あーあー、ごちそうさま。
大好きな孝輔に「大好き」と言われて、ついつい顔もふやけるいずみですが、あれっ? と、一つおかしなことに気がつきます。
「じゃあ、なんで、キレたら始末書&ビール禁止なのかな?」
「それは、自分が言いだしたことだから、自分の言った言葉には責任をもたなくちゃ」と、重りをつけておくことで、いずみの暴走を食い止めることの大切さもちゃんと心得ている孝輔。なんたるバランス感覚。クレバーです。
で、結局、大輔が人生初の始末書を書くことになりました。
夜、ベッドの上で、いずみは、「キレてもいいんだ、と言ってくれて嬉しかった」と言います。
「我慢は体に悪いし」って。具合が悪くなるほど、必死でこらえてたんかい?
いや。この一週間キレまいキレまいとするいずみの姿を、見ているこっちも辛かった。いじらしくてねー、切なくて。
この、キレるといういずみの個性を積極的に認めてくれた、という点が、一番最終回らしかった部分かな。
そのあと、二人でビール。
孝輔はいずみに、ヘッドハンティングの話を断る、と告げます。もちろん、それは覚悟していたし、予想していたので、いずみはあっさり「そう。」と返事します。
「孝輔が自分で考えて決めたなら、私は何も言うことないもん。」ということで。
年俸一億円よりも、いずみにとっては、孝輔が自分で納得の行く仕事をできることのほうが大切なんです。
いずみの考え方は徹底してますね。磯辺さんの「一億を棒に振るなんて」という反応のほうが普通ですよねー。
結局アメリカ行きは取りやめに。
一家に平和が戻ります。安藤さんたちも、西村不動産も、嬉しそうです。
おまけに、シュタイナー賞も逃した孝輔です。
さすがにしょんぼりしている孝輔に、いずみが、最優秀だんな様賞を授与します。
そして、孝輔がお返しに、いずみに最優秀ほーむめーかー賞を。
いずみ「家を作る人? それって、孝輔の仕事じゃないの?」
孝輔「ほーむめーかーってのは、英語で、専業主婦って意味だよ。俺たちだけの家庭を作ってくれるいずみに感謝をこめて……」
そういって、孝輔がいずみの耳に花をつけてあげます。
「ありがとう」と頬を赤らめるいずみ。そして、雰囲気が盛り上がったところで、孝輔がいずみにそっとキスを……おおっ、最終回はそんな豪華なオマケつきですかっ!?
……と思ったら、あっさりかわされてしまいます。
うー。ホッとしたような残念なような……いや、これでいいのだ。
結局ラブシーンどころか、キスシーンすらなしで清らかーに幕を閉じたほーむめーかー。これでいいのです。ゆうちゃんが、キスシーンなんぞやった日には、革命が起ってしまいます。政府が転覆し、経済が崩壊してしまいます。日本の平和を守るため、中澤裕子様におかれましては当面キスシーンは自粛も已む無しです。ってか、永久に封印してください。いや、それも淋しいかな? あー、悩むなー……
翌朝。「温泉、どこがいい? 草津もいいけど別府も捨て難い」と相談する孝輔に、いずみは、「百万円、もう使っちゃった」と言います。ええええ?
いずみは、東京札幌間の飛行機の往復回数券を買っちゃったんです。単身赴任の強い味方だそうです。
「孝輔が本当にやりたいのは札幌支社の仕事でしょ。そのことをちゃんと会社に伝えたの?」
結局、いずみの働きかけがきっかけで、孝輔は札幌に赴任することに。
いずみの行動力って、すごいよなー。
で、三ヶ月間を描いたこのドラマは、孝輔が札幌へと向かう朝で終わるワケですが。
最後、久々に出ましたよ。盛大にキレるいずみ!
不届きなことに、マンションに勝手に入り込んで、「高級デリバリー専門店」のビラを貼りまくっている不審な男にキレます。
「ギャルは全員ピチピチですぅ!? お刺し身じゃあるまいし! どうせ貼るなら、スーパーの特売とか、家庭の役に立つビラを貼りなさいよ」って……
あのー、特売のビラを不法に貼って回るスーパーはないと思うよ……
で、結局、不審者は追い返すものの、またしても「ビール禁止」を宣告されちゃう、いずみです。
「はぁ!? ウソォ! 何で? わたし悪いことしてないじゃないかー」といういずみの叫びで幕を閉じるワケです。(その後、ちょっとオマケも付きますが)
最後の最後でも、決して湿っぽくならず、軽快にコメディタッチを貫き通したほーむめーかーです。
拍手。素晴らしい。
でも、その明るさに、逆においらなんかは切なくなってしまって、泣きそうになるんですけどもね。
* * *
はああああ。
泣いちゃっただよー。
終っちゃっただよー。
全編を通じて、深い名台詞が多いドラマでした。
いずみの行動や考え方にハッとさせられることって、とても多かったと思います。一人の親として。人間として。
きっと、多くの人がそう感じたんじゃないかな。
自分が抱えている問題へのヒントをくれるような、そんなドラマ。
「ヒントはいつでも 自分のそばにあった」と気付かせてくれるドラマ……それが、ほーむめーかーでした。
まだまだ、書きたりないことが山ほど残っています。
が、それはおいおいということで。
とりあえず、今日はこのへんで。
中澤裕子様、共演者の皆様、スタッフの皆様、制作の皆様、6週間の間、愛と元気をいっぱい分けて貰いました。
本当にありがとうございました。
最初の頃の感想を今読み返してみると、ドラマの内容よりも、「ドラマの評価」や、「ゆうちゃんの頑張り」という部分に意識が行っていていました。でも、途中からは、いずみの魅力にメロメロって感じになって行き……そして一回に書く量が半端じゃなく多くなり……(読み続けてくださった皆さん、本当にごめんなさいね)
その日によっては、一回見ただけで(しかもメモなしで)どうしても更新しなければならないこともありました。
理想を言えば、1、純粋に話を楽しんで観る。2、中澤裕子さんの魅力に萌え転がりつつ観る。3、いそいそとメモを取り、テープを巻き戻して細部を確認&重要な台詞を書き起こししながら観る。……と、三回は観る必要があるのですが……なかなかそう上手くは行きませんでした。
読み返してみると、感想の書き方や注目するポイントなども日によってバラバラだったりします。今、それらをまとめてみながら、トホホ(涙)って気持ちです。まだまだ、書き落としていること、書きたりないことが山ほどあります。
が、とりあえず、ほーむめーかーと共に生きた6週間の記録として、書いた時の状態のままでまとめてみした。
今後は、キャスト表や、登場人物紹介、痛井ッ亭。オリジナルのあらすじ、などを順次まとめて行ければいいな、と思っておりますが、すぐにはムリっぽいです。ゆるゆるやります。
(キャスト表の作成を手伝って下さる人とか、いませんかねえ……)
とりあえず、ほーむめーかー関連企画として「トリビアないずみ」を立ち上げることに大決定なんです。その名のとおり、ほーむめーかーに関する知ってても何の得にもならない無駄知識をまとめてしまえっ、という壮大な(?)企画です。
それにしても、この「トリビアないずみ」というタイトルは我ながら秀逸では、と自画自賛。
おいらは当サイトではあえてコピーライト表示などは一切していないのですが(だって、こんなしょうもない文章に著作権主張したって意味ないし、必要ないし)、でも、この「トリビアないずみ」って表現だけは著作権主張しちゃおうかなーって、ついつい調子に乗っちゃうくらいの出来栄え……と思いません?
TBS様、この表現を使用なさる時は是非御一報を。著作権使用料はまけておきますから、そのかわりいずみちゃんと一回デートさせt
* * *
えー、身内の馴れ合いで恐縮ですが、放送終了した6/4の深夜にこの人から、「イタさんには最優秀ほーむめーかー言及サイト賞を差し上げます」ってメールを頂戴しました。
うー。照れ臭かったんですが。嬉しいので、こうしてサイトで紹介してしまいます!
まー、最優秀かどうかはともかくとして、毎日毎日、長くて熱っちぃ感想を書き続けた、という点においては、おそらく日本一(=世界一)頑張ったサイトだったんではないかな、という自負もあります。なので、こうしてホメて貰えると素直に嬉しいです。どうもありがとう。
本当にありがとう。
……えっ?
副賞は100万円ですかっ! そうですか。どこかの会社みたいに太っ腹ですね。
では、振込先はいずみ銀行荒又支店(普)19730619ですので、ひとつよろしく(嘘)。
* * *
業務連絡:
えー、現在、「おまめ茶房。〜紺〜」さん改め、紺野茶寮さんとの間で戦わされている紺野論の応酬が第二回戦に突入です。niigakistさんから、力強い応戦宣言が出ましたっ!
niigakistさんも書かれていますが、乱入大歓迎です。
我こそは、と思う人。「お前らの議論なんざ手ぬるくって、ヘソが茶を沸かすってもんだ、俺様が紺野あさ美を語り尽くしてくれようぞ」というそこのあなた! 是非リングへ上がって来てください。
返り討ちに首を洗って待っております♪
可愛い紺野さんについてこんこんと語り合いましょう。
(追記)
niigakistさんがおいらの書いた文章をこんなふうに評してくださいました。
深い洞察と紺野さんへの愛と、MAXレベルの紺野ヲタぶり(笑)がもう、
行間のはしばしから。
……「MAXレベルの紺野ヲタぶり(笑)」……そんな、ホメすぎです。いや、ホメているのとは違うか……でも、MAXレベルはさすがにどうかと。
あー、でも、MAXレベルなんてとっくに過ぎちゃってて、もはや計測不可能なくらいイッちゃってる激ヲタの人が、紺ヲタ界隈にはうじゃうじゃ棲息しておりますからねえ……おいらなんか、まだまだ可愛いヒヨッコということで。はい。
■グルメリポート
・ヨネスケ先生のいぶし銀の芸……は、まあいいや。
・ののの積極的に攻める姿勢。その意気込みは素晴らしいんだけど。ソツなく喋れるののは見ていてどうも調子が狂うんですよねー。でも「ソカッ」と切れるトンカツとか、一口で一杯食べようとして口に入り切らないところとか、リポートが終っても「ヤバイ。これホントに美味しい♪」と言って食べ続けるところとか。やっぱり可愛いです。
・腰に手を当てて青汁を一気飲みするよし子さん。男前です。貫禄すら漂います。「畳の匂い」ですか。
そして、顔の丸っこさも最盛期の可愛らしさに戻った感があり、グー。
・エリザベスの本気で不味そうな表情が最高。嘘臭さ満点の「美味しい」とか。それをみて屈託なく爆笑するミキティがステキでした。
☆ここまででも、久々に感じる背筋がムズムズするようなこそばゆさ、恥ずかしさが漂って来ます(特にのの)が、それは次第にヒートアップです。
■突撃!ハロモニ。朝ごはん
・麻琴編。
麻琴が上手くリポート出来ずにオロオロするように、最初から打ち合わせ済み。
果敢に話しかけても、かわされてしまい、スタッフの目論見どおりオロオロしている様が愛しい。
梅干しを食べてヨネスケ先生のお手本どおり首をぐるぐる回す(律義!)のですが、それが妙な踊りにしか見えないという麻琴の奇跡。
梅干しを必死で褒めようとして口からデマカセで「とっても美味しくて、歯ごたえが……」と言いかけた時に、すかさずミキティが「ないだろ!?」とツッコミを。さすが。
で、その梅干しの種を吐き出そうかどうしようか迷う麻琴。結局、最後まで口の中に種を入れたまま受け答え。そのちょっと困った感じが、また愛くるしいのでした。
・あいぼん編。
打って変わって突撃リポートされる側も俄然協力的です。
もちろんあいぼんも得意の勢いが命の話術で攻めまくります。味噌汁を一口飲んで「冷たい」と評するほどの余裕ぶり。
だが、しかし。
その「わたしはこーゆーの得意ですよ。上手いですよ」と言わんばかりの小生意気な太々しさは、デビュー当時の加護ちゃんを髣髴とさせます。あー、本質的なところでは変わってないんだよなー、やっぱり。そのチャイルディッシュな生意気さには、やっぱり直視出来ない種類の恥ずかしさが漂っています。
あいぼんの華麗な攻撃ぶりをワイプの中で眺めているメンバー達の表情も実にビミョーな感じ。
微妙な角度から応援しているサイトさん風に、メンバーの心中を推し量ると……
よっす「なんだよー。麻琴とメッチャ扱い違うじゃん……」
愛ちゃん「ちくしょー、やっぱ、芸達者やなー」
石川さんは表面上はお姉さんらしく余裕の笑顔を作ってますが、内心嫉妬の炎がメラメラと「ふーん。なかなかやるじゃないのよ」
ミキティは冷静に観察「へー。そこでそう来るか。これは盗まなきゃなー」
シゲさんは口をポカーンと開けたまま「わー、加護さんって、やっぱりスゴイなー」と素直に感心。
……みたいな感じでした。ワイプの中が熱っちかった。
安倍さん。 | じゃあ次はあさ美ちゃん。 |
こんこん。 | え〜。いいんですか。(立ち上がり……) あの、わたし、「目指せヨネスケ」を合言葉に……あっ、ごめんなさい! 呼び捨てしちゃいました…… |
ヨネスケ先生。 | あー、いやいや。いいじゃないですか「目指せヨネスケ」光栄でございますよ。 |
こんこん。 | ぉ……。あ、ありがとうございます。 …で、その、「目指せヨネスケ」を合言葉に、突撃レポーターを一年間やってきたんですケドォ… |
安倍さん。 | あーはいはい。おじゃマルシェさんね。 |
ヨネスケ先生。 | じゃあ、リポートはお手のものだ。 |
こんこん。 | いっやー、そのー、そ〜れが、そうでもないんですよぉ…… |
ヨネスケ先生。 | (ズルッ)ま、ま。お手並み拝見と参りましょうか。 |
安倍さん。 | そうですね。じゃ、早速あさ美ちゃん、お願いします。 |
こんこん。 | は〜い…頑張りま〜す…… (急にハイテンションで)ハイッ! というワケで、こちら現場のおじゃまるです! |
やぐち。 | おじゃまるかよーっ!! |
麻琴。 | そ〜〜れは反則だあ!! |
こんこん。 | 今日は、こちらのお宅におじゃまるしてみたいとー、オモイマス! (ピンポーン、ピンポーン)ごめんくださーい。 (ガラガラ)失礼しま〜す。 |
奥さん。 | ちょっと! あなた誰なの!? |
こんこん。 | よくぞ訊いてくれました! おじゃ(と、巨大シャモジを振り回しながら)マールシェっ、コンノでーす!! |
奥さん。 | (シャモジに驚いてよろけながら)おっとっと、ちょっ、危ない… |
こんこん。 | あ。大丈夫ですか。よろけてますケド。 |
奥さん。 | (プチ切れ気味)大丈夫かじゃないでしょ。 |
こんこん。 | (無視しつつ、奥さんの横をすり抜けて食卓の前へ)おおおぉぉぉ! 美味しそうな朝ご飯が並んでますねー。あー、食べたくなってきました(目を輝かせる)。 |
奥さん。 | そ、そうかしら。 |
こんこん。 | 今日の朝食のテーマは何ですか? |
奥さん。 | へ? て、テーマ? |
こんこん。 | あっ。分かりましたー。今日のテーマは、 『昨日の残りのコロッケと筑前煮に、おとといの残りのカレーでも、これはこれでええやん!』ってコトですねっ♪ |
奥さん。 | 喧嘩売ってるの? |
こんこん。 | いやいやいやいや。そーゆーワケじゃなくて。 私は純粋に「あー。美味しそうだなー」って。これなら、朝からしっかり食べられそうだなー、と思いまして。 ほら、やっぱり朝食って、一日の活力の素じゃないですか。これくらいしっかり食べなきゃダメですよね。聞いてます? 中澤さん!? (と、壁の写真に話しかける) |
奥さん。 | あ。その写真、うちのおばあちゃんの若い頃。 |
おばあちゃん。 | (自分を指差しながら)あたしよー、あたし。それ、あたしの若い頃、あたしの。 |
こんこん。 | あれれ? (写真とおばあちゃんを見比べて)そうなんですかー……。 (おばあちゃんに)中澤さん、いつのまに、こんなに皺だらけに……(涙)。 |
おばあちゃん。 | いやいや。中澤さんじゃないんよぉ、あたしは…… |
こんこん。 | (無視して)そうだ! プリティポーズ対決しましょ♪ |
奥さん。 | へ? 何よソレ? 突撃朝ご飯じゃなかったの? |
こんこん。 | まあまあ。そー細かいことを言わずに。 じゃあこうしましょう。勝った人が、好きなだけ食べられるってことで。 |
奥さん。 | ちょっと何勝手なルール決めて。うちの朝食… |
こんこん。 | (無視して)行きますよー。おじゃまるから始まるプリティーポーズ。 (ぱんぱん → 敬礼して小首を傾げる) |
奥さん。 | (ぱんぱん → 舌出し&目の横で横ピースのコギャルポース)(スタッフから笑い) |
おばあちゃん。 | (ぱんぱん → ハート型の口で三人祭の「チュ」のポーズ&ウィンク)(スタジオ大爆笑) |
こんこん。 | (ぱんぱん → おばあちゃんの面白さに絶句。その場に崩れ落ちる) ま、負けましたー……凹。 やっぱり、中澤さんには敵いませんでした… |
おばあちゃん。 | いやだから、中澤さんて人じゃないんよぉ。 |
こんこん。 | (肩を落し)帰ります。このカレーは貰って行きます。さようならー(退出)。 (頬を赤らめて)はああああああっ! |
安倍さん。 | どうでしたか、あさ美ちゃん。自分的には? |
こんこん。 | はぁ……完璧です…… |
やぐち。 | どこがだよー!? |
ミキティ。 | レポートしてないよねぇ!? |
安倍さん。 | ヨネスケ先生、いかがでしたか。 |
ヨネスケ先生。 | 意味が分かりません。リポートだったんですか。 |
安倍さん。 | んーーー、そのーーーー、あさ美ちゃん的には完璧だったらしいんですが。はい。 |
ヨネスケ先生。 | 一年間、こういうことをなさっていたと。ふむ。でもまあ可愛らしんで、よろしいと思いますよ。ケッコーケッコーコケコッコー。 |
……って感じのが観たかったような。でも、実際は、紺野さん、「あーあ。今日も一っつも目立てなかったなー、しょんぼり」という感じで俯きがちな感じでした。頑張れ、こんこん!
* * *
■HPH第3回
・1回目、2回目と、素の「紺野あさ美」で頑張ってきたこんこん。でも、今回はついに、つくりの入ったセリフと小道具を貰ってしまいました。
「今後の目標は『猛獣使い』になること」と言って、調教用の鞭をピシャリ。すると、中澤さんが、微妙につまずいてる間で「イテッ」とリアクション。「どうせわたしのことでしょ、猛獣って」
まあ、こんな台本があれば、そつなくこなせるこんこん。でも、やっぱり、新キャスターとして、素で姐さんと渡り合う姿が見たいぞ。
for example...
冒頭でゆうちゃんが「楽しい英会話の時間が始まりました。今日、皆さんにお伝えしたい言葉は……DO MY BEST!!」と言いだした時に、素直に唱和するんじゃなくて、
コンノ「宣伝ですか?」
ゆうこ「悪いんか? 宣伝したら悪いんか?」
コンノ「いやいや。悪くはないですケドォ」
ゆうこ「ケドォ…? けどナニ!?」
コンノ「必死って感じですよねー♪」
……くらいのやりとりを、台本なしで出来ることを、スタッフは期待してると思います。ってか、ゆうちゃんもそれを期待してると思う。こんこんとムラ田さんが、あまりに素直に唱和するもんだから、ゆうちゃん、拍子抜けしてたよ。
頑張れ、こんこん!(ムラ田さんも!)
・現場のキャメイさんが、「笑わん姫」収録現場の安倍さんに突撃。新曲のフリを教えて貰います。で、見どころはもちろん、ワイプの中のゆうちゃんとこんこん。
特に、なっちを見つめるゆうちゃんの優しさと緊張感が入り交じった表情。「大丈夫ですか安倍さん!?」「安倍さん、イマイチ伝わってこないです」というツッコミは容赦なく手厳しいです。この、笑いにくるみながらも、本気でぶつかり合う感じが初期メンの凄さですかねえ……仲良しこよしではないところが。
こんこんも、現場の様子をモニターで見ながら、楽しそうに笑って、ゆうちゃんと言葉を交わしているんですが、音声は拾われず。そこが聞きたかったのにーっ。
でも、「だって生きていかなくちゃ」のフリをブリブリに踊る亀井さんもすごく面白い。狙った感じのない自然な底意地の悪さが彼女の持ち味ですね。
・ムラ田さん情報。なっちコン初日のお天気を予想。まったくどうでもいいです。ってか、役に立つ情報はいっこも言わない、ってのがテーマなんですね。例えば、なっちコンには中澤さん(と圭ちゃん)も出ます、とか。そういうことは言わない主義。
そうそう。ムラ田さんといえば、コーナーの冒頭で「さいしょからとばしてますよね」と言って、ゆうちゃんに「とばしてますか? つまずいてませんか」と突っ込まれるところが楽しかった。同じ一つの状況を「とばしてる」と感じるか、「つまづいてる」と感じるか、そこに、求めている笑いのレベルの違いを感じました。
* * *
■中澤裕子スタジオライブ DO MY BEST
なんか、お疲れ気味な感じのゆうちゃんでした。
声もあまり出ていなくて。それをマイクのボリュームを調節してカバーしようとするもんだから、伴奏とのバランスが悪くなり(声が出過ぎ)。しかも、声のアラを隠すためか普段よりエコーがキツめで、そのせいで、モタッとした感じに一層拍車がかかってしまいました。細かい音程もいつも以上に全然はまらず……ちょっとつらい感じでした。
TV出演が続いたり、ツアーのリハも重なったりで大変だとは思いますが……体調管理には気をつけて元気に頑張って欲しいです。頑張れ、ゆうちゃん!
それにつけても@モーニング娘。(麦生(むぎょう)さん)の6/14の更新でHPHの紺野さんについて書かれていました。
ハロプロアワー
先週あたりから気がついたんですけど
このコーナーは、紺野さんを、かわいいかわいい路線から
頭を回転させてツッコミをさせる
という訓練の場所っていう意味合いのがあるんだね。
いまの娘。内の矢口・藤本のポジションへ、紺野さんを引き上げよう!
という明確な意志が込められているに違いない。
これで1年鍛えれば、
次にあるであろう矢口の卒業には何とか間に合うかも知れない。
がんぱれ!ポンちゃん!
これは、表現こそ違うものの、昨日、12日遅れのHPH#3を観て、おいらが書いた感想とほぼ同じ考えに立っているような気がします。
ツッコミ担当としての紺野さん。
それは立ち位置として、大いにあり得るし、あるべき姿だとも思います。
もともと紺野さんは話の筋を通すこと(=論理的整合性)には、過剰にこだわりを持っています。(ex.「FUN」(今年3月)での発言「電子レンジを……電子レンジが……電子レンジをよく使うんですよ」発言は、三回くりかえしたところが、噛んだ(=やっぱりトロい)、と思われがちですが、実は頭の中で論理的に正しい文章を組み立てようとこだわるあまり、言い直しをしているのです)
ですから、相手の話の矛盾や論点ズレなどを指摘してツッコムことは、性格的に得意だろうと思うのです。
問題は二つ。
相手に言い返されたときに、ついついキョドってしまう、という点。今のメンバーにはこんこんに黙って突っ込ませておくような人はいないので、これが課題となりますが、でも、キョドりつつも果敢にツッコムのがいいと思うので、この点はよしとします。
もう一つの問題は、紺野さんの論理的整合性へのこだわりはどうにもTV的じゃないという点です。TVをスムーズに進行させるには、多少論理的におかしくても勢いで会話を弾ませる(ex.矢口さん、加護ちゃん)ほうが好都合なのです。
論理にこだわるこんこんのツッコミは、TV的には、もしかすると微妙な空気を生んでしまうかもしれません。でも、いいんです。その微妙さを、逆にメンバーからツッコンでもらって、ツッコミボケとしての芸風を確立しちゃえばいいと思うのです(「ツッコミボケ」という用法はこれであっているのだろうか……)。
それは、ヤグチさんやミキティの適切きわまるツッコミとも、カオリンの天然ボケとも違う、新たな芸域を開拓することにつながると思うのです。
* * *
麦生さんは「次にあるであろう矢口の卒業には何とか間に合うかも知れない。」と、おっしゃっています。心強い予想です。
しかし、それとは別の話として、おいらは、矢口さんは、リーダーとして、結構長期政権になるような気がしています(あくまで、まったく無根拠の直感ですが)。
話のついでに、無根拠予想を書き連ねてみます。
正統派の歌で勝負出来るのに、石川さんばりの写真集攻勢をかけている愛ちゃんは、案外早く卒業するような気がします。宝塚歌劇団への移籍……それは分かりませんけれど。
よし子さんの卒業時期は、よく分かりません。が、ミキティは早々に卒業してしまうと思うので、同時に卒業してユニットを組むのもアリかな。ユニット名は例えば「おとこ組。」とか。男前すぎる二人が揃って、観客にメンチ切りまくり! それどころか、お互いにガン飛ばしまくり! ……ごめんなさい。なんでもありません。
そして矢口さんは、この三人の卒業をリーダーとして見送るような気がします。なんとなく。ゆうちゃんが自分より若いメンバーの卒業を見送ってきたように。
そうすると、残ったメンバーでの最年長は紺野さんということになりますので、矢口さん卒業の暁には、ハロプロユニット人事原則(1、加入時期 → 2、年齢)という原則に則って、紺野さんが晴れて第4代モーニング娘。リーダーを襲名することになるのです。そうなるような気がしています。「なぐさめられるリーダー」(=カオリ)ならぬ、ツッコミボケ担当リーダーの誕生です。これはこれでいいやん。
……以上、まったく無根拠な話でした。
* * *
業務連絡:
紺野談義への熱い参戦者が登場しました。メールで教えてくれました。akibiyoriさんは、かなりの映画好きらしくて、紺野さんとオードリー・ヘップバーンの共通点を考察したりしていて、興味深いです。
こうして、反応をいただけるのは本当に嬉しいです。もっともっと、紺野さんについて語りたい! という熱い魂の持ち主が現れてくれればいいな。
えー、何故か、香水に異様な執着を見せる当サイトですが。
中澤裕子さん御愛用の香水の新情報を発見。
アロマコンセプトの「シークレットデザイア」と、
アロマコンセプトの「サムタイム インザ イヴニング」です。
もしかしたら情報が錯綜しているのかも知れませんが、この二つが見つかりました。
どちらも女性専用ということで、相当にエロいセクシーな香りがすることと思われます。
「シークレットデザイア」(「秘密の欲望」という名前からしてヤバい雰囲気)のコメントは、
あなたの内に秘めた情熱を香りに・・・。
想像してごらん、誰も知らないあなただけの物語。
シークレットデザイアはあなたを変える。
トップはローズ・カモミールのフローラル。
カシス・スミレへと変化し、ラストはムスク・アプリコット・シダーへと変化します。
【楽天市場】オフィスルナより引用
あなただけの物語ってなんですかっ?
変えるって、どんな風に変えちゃうんですかっ?
なんか、ヤバいよー。
(なんで、香水の宣伝文句って、こんなに面白いんでしょうかねえ……)
まー、実際匂いを確かめてみないと何とも言えませんが、花のような繊細でちょっと複雑な香りから、甘さを含んだ官能的な香りに変化する感じでしょうか。とにかく、ゆうちゃんにはムスクが似合うのは間違いないです。
そして、「サムタイム インザ イヴニング」(夕べに時々)のほうのコメントは、
花々の香料が奏でる品格と官能性のハーモニーは大人の女性を演出してくれます
ちょうどいい甘さとオリエンタルなクールさがセクシーになりすぎず、気品が溢れます。
【楽天市場】オフィスルナより引用
んんー、そうかー、気品と官能性のバランスかー、ゆうちゃんらしい感じやんかー……と、思いきや、
こちらのサイト
では、「サムタイム インザ イヴニング」について、色香漂う情熱的で成熟した大人の女性を演出。
と表現していますよ? かなり文面の印象が違うよ?
色香漂う!
情熱的で!
成熟した!
大人の女性!
……さすがエロス中澤(本人談)です……参りました。
と、とにかく、どこかで香りを確かめてみなくてはっ!
ともあれ、ザ・ボディーショップのホワイトムスクと言えば中澤裕子と言われた時代は終わりを告げ、これからはアロマコンセプトと言えば中澤裕子、となることでしょう。
ちなみに、エスカーダのマグネティックビートといえば紺野あさ美なんで、こちらもどうぞよろしく。
p.s.
一体、いつになったら週一更新サイトに出来るんだろう……とほほほほ。
ののちゃん。17歳の誕生日だね。おめでとうございます。もう17歳ですか。どうも腑に落ちないんですよね。まだまだ子供みたいな気がしてたけど。
モーニング娘。として迎える最後の誕生日になってしまいましたが……これからも、『W』として、辻希美として、ますます奇跡の存在でありつづけてほしいと思います。頑張ってねっ!
っつーかねー。石川さんと矢口さんの誕生日あたりでも言ったんだけどさー。推し具合(えこひいき加減とも言う)の違う二人の誕生日が接近しているとさー、扱いの違いが目立ちすぎるからヤなんですけど。
ということは、もちろん、ゆうちゃんの誕生日の準備は抜かりないぞ、という訳で。当サイトの歴史上最大(?)のお祝い企画が待っておりまする。(ごめんね、辻ちゃん……)
* * *
■気ままにクラシック(6/4)
例によって、ゆうちゃんの魅力や人となりが出たエピソードのみ。
・金曜日は晴天であることを祈っている。そのおかげで10週連続、晴れ記録を更新。
大介氏が「途中どうなんだ、という日も……」と言いかけると、即座に「いいえっ」と否定。
大介氏が「ぜひ記録を更新していただいて…」というとゆうちゃん「いただいてって、わたしがどうにかしているワケではないんですが」そりゃそうだ。
大介氏「天気が悪くなったら、この話はしません」
ゆうこ「しませんしません。ってか、カウントしません」カ、カウントしない!?
「次の週、何もなかったかのように続けて行きます」おいおい!
・今週のテーマは「私の朝ご飯」。で、ゆうちゃんの朝ご飯は?
基本的に食べれない。
食べなきゃいけないとは思っている。
受けつけない。
子供のころからちゃんと取った記憶がない。
「御飯を食べるとおトイレに行きたくなってしまうじゃないですか」
で、焦ってしまう、と。どーしよー、ってなるのがイヤ。と。
(普段食べるのは)簡単に栄養が摂れるドリンク剤とか、ヨーグルトとか…
まあ、ここまでは「食べない」という方向で話していたワケですが、ところが。
出てきたら喜んで食べる。「裕子御飯よー」って。
(ここらへんで、つまり、朝は苦手でだるいから自分で作りたくないのか? という疑惑が)
「ネギを刻む音で目覚めたい」
「和食派。ぜったいに御飯」
そして「わがままを言うようですが、御飯は朝炊いたもの、炊き立てに限ります。昨日の残りの御飯はイヤよ」
つまり、基本は食べないくせに、食べたい、というか、食べるイメージだけはある、ということらしい。
理想は、温泉とか宿の朝食。つまり、人が用意してくれるもの。
ちなみにシリアルはダメ。おやつっぽい。そう言うと大介氏が凹んでしまいます。で、ゆうちゃんが慌てて「そういうものも少しづつ食べれるようになっていきたい」と、お得意の口からでまかせをかまします。絶対食べないね、ゆうちゃんは。その、ミエミエの大嘘が可愛いです。
・目玉焼きの食べ方。
ゆうちゃんは、「絶対しょうゆ!」と、元気に言い切ります。で、大介氏が「隣にトーストがあっても?」と返すと、「そういう言われ方をすると…じゃあ塩!」って……絶対じゃなかったんか?
・大介氏が「トーストにマヨネーズを塗って目玉焼きを乗せて食べると美味しい」というと、ゆうちゃんは「そんな凝ったことを…」
・スクランブルエッグの場合は「マヨネーズとー、ソースとー、ケチャップとー、……全部の味を楽しみたい。混ざっちゃうケド」ということでした。
・ちなみに、ゆうちゃん、関西人ですけど、納豆は大好きとのこと。「温泉とか宿の朝食が一番。辿り着くところはそこですかねえ」とのコトでした。
・それと、この日面白かったやり取り。
ゆうこ「そんなにこだわりがあるってことは、朝御飯は相当こってらっしゃる…」
大介氏「いや。あんまり食べないんですよ」
ゆうこ「なんですかソレ!? なんなんですか?」
大介氏「食べると眠くなるんです」
ゆうこ「そんな子供みたいなこと言わないでくださいよ」
大介氏「(中略)前世がライオンなんですかねー」
ゆうこ「なん……(苦笑)え〜と……」
大介氏「(ライオンは)食べると一日ぐらい寝ているそうですよ」
ゆうこ「逆にキリンは20分くらいしか寝ないんですよね」
大介氏「動物豆知識コーナー(笑)」
……大介氏は「ほーむめーかー」を相当熱心に観ていたようで。えらいです。
・もう一つ。ゆうちゃんが可愛かった部分。
「あれどこか似ているぞコーナー」(日本の曲とクラシックの曲の似ている部分を投稿するコーナー)にて。
メールで「素直で可愛らしいところが大好き」と褒められて、ゆうちゃんは「ふふっ。笑っちゃった」
大介氏「素直で可愛らしい、ですよ?」
ゆうこ「(アレっ?)どうしてスタッフのほうを見て確認したんですか?」
大介氏「いや、みんな頷いてるかなー、と思って」
ゆうこ「(スタッフを見て)遅いなー!(頷くのが)」
……で、その後の本題のネタはいまいちパッとしないネタだったんですが。
ゆうちゃんの判定は「メールですっごく褒めてくれたので3ベースヒット! 盗塁もコミです! そういう判定もあり!」というコトでした。
* * *
■気ままにクラシック(6/11)
この日は、おいらの出したメールが読まれました。残念なことに、読んだのはまたしても大介氏だったんですけど。男性からのメールは大介担当、とか決まっているのかなあ……
まず、関連部分を書き起こし。『』内がメールの文面です。
大介氏 | 『ゆうちゃん、鈴木さん、こんにちは。』 |
ゆうちゃん | こんにちは。 |
大介氏 | 『北海道も少しづつ初夏らしくなってきました。東京は梅雨でしょうか。晴天連続記録が無事更新できたといいのですが。』 その話には、今週は触れられないことになっております。 |
ゆうちゃん | はははっ! |
大介氏 | 『さて、先日の放送で、ゆうちゃん、食べ終わったあとの食器はすぐに洗うと言っていましたね。エライと思いました。キレイ好きなんですね。見習いたいです。』 |
ゆうちゃん | あ。はい。ありがとうございます。 |
大介氏 | 『でも。鈴木さんが、「食パンにマヨネーズを塗って、上に目玉焼きを乗せて食べると美味しい」とおっしゃったときには、ゆうちゃん、「朝からそんな面倒なことを……」と言っていましたね。 それに以前、某番組で共演されていた小川麻琴さんが、美味しいキムチチャーハンの作り方を教えます、ということで「目玉焼きを焼いて上に乗せて食べると美味しい」と言っていた時も、ゆうちゃんは「そんな面倒な!」と言っていました。 あのー、ゆうちゃんにとって「目玉焼きを焼いて上に乗せる」のは、そんなに面倒なことなのでしょうか。 片づけるのは得意だけれど、料理は……ということろは、まるで、先日終了した某昼ドラのお母さんそのもの、って気がしますがいかがでしょうか。』(出したメールは、本当はこのあとも続くのですが、ここでカットです) |
ゆうちゃん | いや、だってぇ〜、目玉焼きを焼くにはー、だってぇ〜、あのぉー、やっぱりぃー、あのぉー……手間がかかりますよ。 |
大介氏 | 「だって」から始まるところが、かなり言い訳モードですよ、既に。 |
ゆうちゃん | (笑)いや、もう、そうですね、私の中では面倒なことです(笑) |
大介氏 | 目玉焼きって、でも… |
ゆうちゃん | いや、だってね、(笑)また「だって」って言いますケドぉ。 あのぉ、パンはトースターが、まあ形は色々あると思いますが、トースターが焼いてくれますよね!? 目玉焼きは自分でやんなきゃならないワケですよ。 |
大介氏 | でもね(と、目玉焼きは半自動的に簡単に作れる、という話)(省略) |
ゆうちゃん | …ん〜〜、でもほらぁ、なんていうんですか〜、……洗い物とかも増えるじゃないですか〜(笑)。 |
大介氏 | いやいやいや。フライパン使うくらいいいじゃないですか。 |
ゆうちゃん | いや、でもーー、だって、メンドクサイんですもんっ!!ほんとにもう…(笑) |
大介氏 | (それは下ごしらえした料理を最後にオーブンに入れるのが面倒くさい、みたいな感覚ですか? というような質問) |
ゆうちゃん | んーー。わたしはなんせイヤなんです。もう、朝からいろんなことするのが。 パン…でもだから、言ったじゃないですか先週も。作っていただけるものは、もう、有難く頂くので、片付けはします、と。 |
大介氏 | なるほどね。じゃあ、片付けが面倒とかフライパンの話は成立しないワケですよね。 |
ゆうちゃん | いや! だからー、別に出さなくてもいい、あのー、モノじゃないですか。 |
大介氏 | ああ。「モノを使ったのね」と。「これで私の仕事が増えたじゃないの」と。 |
ゆうちゃん | (笑)違いますって。ヂィガァヴゥ……(←苦しげ) まあ、でも、出来るだけ、あのー、そういうものも食べて行きたいと思います(笑)…って、そうゆうシメかたもどうなんですかねぇ? |
大介氏 | すごいシメかただ。 |
ゆうちゃん | はい。ということで。 |
うー。まいった。超可愛いっ!!
「だって」を連発するところとか。最後に、またもやお得意の「口からでまかせ」で、シメるところとか。いや、だって、絶対ゆうちゃん朝から目玉焼き作ろうとは思わないよねえ?
メールを出した本人が言うのもなんなんですが、今回は、ここの部分が、ゆうちゃんの魅力が一番炸裂していたと思います。はい。やったね♪
まあ、この回は、以上に尽きる訳ですが、もう一つだけ。
オープニングのお天気トーク。東京は梅雨です。
大介氏が次のようなコメントを。
「ご覧のとおりなんですが。中澤裕子さんが公の場で、私は晴れ女だ、と公言すると、次のイベントで雨が降るというジンクスがある。6/12は大阪でコンサートがあるので、あまり言わないでくれ、というご意見をいただきました」そうそう、次の日はなっちソロコンサートの初日なんですよね。
それに対するゆうちゃんの返答「あれですよ。考え方によっては私が『晴れ女だ』と言っていることによって、この程度(の天気の悪さ)で済んでいるんだ、と、思っていただけると」
……あくまで、前向きな考え方で乗り切るゆうちゃんでした。
今回の企画は、まっつーが、ジャズのビッグバンドと共演する、というなんともゴージャスなもので、おいらは非常に期待しておりました。編曲は村田陽一さんという方が担当。(ジャズ界の実力派で、まっつーのアルバムで演奏したりもしているということです。)
で、ワクワクしながら観ました。何しろ、「あやや+ジャズ」という組み合わせは、去年のクリスマスの山下洋輔との共演でも見られたように、凄いことが起るかもしれないんですから。
観ました。…………結果的には、「ビッグバンド vs 松浦亜弥」の戦いはあややの圧勝でした。
あややのコンデションは完璧ではなかったかも知れませんでしたが、それでも、あややは安定した歌唱をみせ、随所で編曲の弱点を救ってすらいました。
以下、曲ごとにみていきます。
■ね〜え?
《アレンジ》
主メロは8ビートのままで、サビを4ビートにする、というアイディアはジャズらしさを出すためには理解できますが、サビ→主メロへ移る時の「ガクッ」とずっこける感じが拭えません。それと、原曲のアレンジの持つ可愛らしさ(ex.グリッサンドするティンパニによるアクセントなど)がないために、曲のもつ魅力を発揮し切れない編曲。
《歌唱》
途中でタイム感が変わる部分は、ノリ切れなくなりそうなものですが、あややにはそんな不安は一切なし。普段歌っているのと違う4ビートの部分も、最初の一音を歌いだす前から完全にスウィング感を把握し、ビートに乗っています。堂々たる歌唱はさすがあやや。さあ、モーニング娘。の中でこれに対抗出来る人は何人いるのか……
■買物ブギー
《アレンジ》
音としては非常にかっこいいアレンジ。今風のリハーモナイズがガンガン施されていて、耳に快感を与えてくれます。しかし、かっこよさを追求するあまり、原曲の持つコミカルさや軽さを損なっているアレンジです。この曲は、明るく楽しい曲でしょ?
《歌唱》
コミカルな曲調や歌詞と、かっこいいアレンジの矛盾を救ってくれたのはあややでした。かっこよく歌いつつも、歌いまわしのニュアンスや、表情や、仕草で曲のコミカルさもちゃんと表現してくれました。後半で、かなり複雑なハーモニーになります。単純なメロディーとの関連はほとんど切れかけているくらい。しかし、それでも、あややは決してうろたえません。卓越した和声感覚を証明する歌唱でした。
■ドッキドキLOVEメール
《アレンジ》
ウッドベース、トロンボーン、バスクラリネット、チューバという低音軍団によるカルテット。変わったことをしようという意欲は分かります。ドラムを入れないのも面白い試み。たしかに、ウォーキングベースのみをバックに歌うあやや、という出だしは最高にカッコよかったです。しかし、チューバが入った時点ですべてぶち壊し。チューバがベースとユニゾンでバスを吹きだした途端に漂うブラバンの香りは何でしょう……。チューバの使い方を間違えました。というより、チューバはいらなかった。なんなら、ベースとあややだけでよかった。……結果的には、「意欲的な試み」というより「低音仲間の自己満足企画」に聞えました。
《歌唱》
バックバンドの都合で、原曲より半音下げて歌ったといいます。が、そんなことでうろたえたりはもちろんしません。ウッドベースのラインしかなくても、ハーモニーもビート感もきちんと感じ取って歌えるあやや。
さあ、モーニング娘。の中でこれに対抗出来る人は何人……くどいですね。
■100回のキス
《アレンジ》
まともなアレンジでした。出だしから一番の間は完璧。しっとりとした雰囲気が、この曲の魅力を高めているように思えました。
ああ、なのに。二番のサビで、盛り上げようとしてブラスセクションが短い音で2、4拍目にアクセントを入れてくるのですが、……その金管の使い方が、二昔(三昔?)前の、例えば布施明とか、とにかくあのへんのコテコテ歌謡曲の感じに似ていて、ちょっとガックリ来ました。せっかくカッコよかったのに……と。安易すぎます、アイディアが。
それから、コーダ直前のクライマックス部分のリハーモナイズは、凝りまくったのは分かりますが、若干不自然でした。曲本来の和声の流れを損なうのは、明らかにやりすぎ。
《歌唱》
原曲のテンポをかなりゆっくりめに落したアレンジ。なので、勢いで歌う、というワケにはいかず、しっかりと歌い込んでいく必要があったのですが、完璧でした。
しっとりと、情感たっぷりに、繊細に歌うあややは、素晴らしいの一言につきます。
【まとめ】
『僕らの音楽』を見なかったので、それとの比較は出来ないのですが。
おいらは、ジャズミュージシャンとの共演ということで、昨年のクリスマスの番組、さんまの「HAPPY Xmas SHOW」での、山下洋輔トリオとの共演を思い出していました。あの「恋人はサンタクロース」のスリリングな素晴らしさを。
今回の企画には、ああいう真剣勝負の迫力は、残念ながらなかった。
アレンジは、随所に微妙なところがあったし、ビッグバンドの演奏も、確かにプロフェッショナルで技術的には達者な演奏、完成度も高かったですが、本気で燃えているとは思えませんでした。
そして、あややもまた。あまりにも余裕で歌う姿があるだけで。むしろ編曲の弱さを歌唱とアイドル的な存在感でカバーするほどのゆとりがありました。
山下洋輔トリオとの共演は違いました。あれはまさしく競演でした。
(VTRを探して見直してみました)
即興的な合いの手で、あややをあおる洋輔さん。間奏のピアノソロでは、多少の破綻も恐れずに突き進む真剣さ。
それを受けて、あややも「次にどんな音がピアノから繰り出されるか分からない」というヒリヒリするようなスリルを感じながら、全身を耳になるくらいの集中力でバンドの音を聞き、燃焼度の高い歌唱を聞かせていました。
例えば、ピアノの間奏(強烈なアドリブ!)が終って歌が入ってくる部分です。山下さんが和音を弾いて、歌にキューを出すワケですが、その素っ気なさは、まるで実力派ジャズシンガーを相手にしているようでした。
決してお子様(=アイドル歌手)相手に「よちよち。ここで入るんでちゅよ、1、2、3、ハイッ」という感じではなく、「プロなんだから当然入れるでしょ?」という素っ気なさ。そして、そのさり気ない合図だけで、何のためらいもなくバッチリ入ってくるあやや。まったく不安さを感じさせません。その完璧さに鳥肌が立ちました。
曲尾での4バース(注:4小節づつアドリブを演奏して受渡していく部分)のやり取りも見事でした。
そこには確かにミュージシャン同士が本気でぶつかりあったときにだけ見られる火花が散っていたのです。
おいらは、それがもう一度観たかった。でも、その願いは残念ながら叶えられませんでした。
安全運転に終始した今回の共演は、いかにもお仕事モードって感じでした。
大変失礼な言い方になりますが、村田陽一氏はあややの能力を低く見積もりすぎていた(ナメていた)のかもしれません。
もっともっと高いハードルを与えれば、あややはもっともっと輝けるのに。
ぎりぎりのハードルに挑む時の、松浦亜弥の野獣のように獰猛な魅力を、村田陽一氏は知らなかったのかもしれません。
結局、あややの真骨頂を引き出し切れないまま、不完全燃焼で終ってしまいました。
そういう残念さを感じた「夢・音楽館」の今回の企画でした。
* * *
さあて。
明日は何の日だか、みなさん、分かりますね?
分からない、という人は、うちのタイトルを見てみようっ!
* * *
今日は、「気ままにクラシック」の放送日。お誕生日お祝いメールは読まれるかな……?
先週読まれたばかりだからなあ……難しいかも。
とにかく愉しみ。
中澤裕子様、31歳のお誕生日おめでとうございます。
30歳のこの一年間は、本当に充実していましたよね。
エッセイ集の出版があり、シングルは2枚リリース。ドラマへの初主演も果たしましたし、その他にももちろん数々のTV番組への出演もあり、と、もりだくさんの一年だったと思います。
31歳になっても、変わらず、可愛いゆうちゃんで、気合いで頑張ってください。応援し続けます。
という訳で、中澤裕子さん31回目のお誕生日記念特別モー想はコチラからどうぞ!
ほぼ同じ内容のものを、5月4日に、HPWあてに投稿したのですが、
……まあそれは、採用されることは100%あり得ないので、はい。
* * *
で、ご覧のとおりですが、中澤裕子さんのお誕生日を記念してデザイン変更などなどを行いました。リニューアルOPENってヤツです。
サイト名もマイナーチェンジ。
La déconstruction des idoles ──アイドルの脱紺築 chapitre deux
となりました。「第2章」ってコトです。
「第2章」じゃなく「エピローグepilogue」にしようかとも思ったのですが、中澤さんのセカンドアルバム「第2章 〜強がり〜」リリースを記念する意味も込めて、こうなりました。
そして、トップのデザインだけでなく、ま、色々と変わっておりますので、お暇な方はあちこち覗いてみて下さいませ♪
今後は、週一更新ペースを出来るだけ守っていきたいと思っていますが、ハロモニが面白かったりすると、ついつい更新してしまうかもしれません……
ともあれ、これからもよろしくお願いします。
こんこん。 | 週一更新とか言ってますケドォ…偉そうに宣言することでもないような気がしますね〜。 |
ゆうちゃん。 | どうせアレやろ。そう言いながらも毎日更新するんちゃう? |
痛井ッ亭。 | いやいやいやいや。だって生きていかなくちゃ。 |
こんこん。 | いや、意味が分かんないんですけど。 |
ゆうちゃん。 | 分かった、じゃあ、こうしよう。週に二回以上更新したらその週はビール抜き&始末書ってことで。なっ! |
痛井ッ亭。 | はー。それぐらいの覚悟じゃないと、ずるずる更新してしまいますよねー…… |
こんこん。 | 痛井ッ亭。さんは人一倍意志が弱いですからね〜♪ |
痛井ッ亭。 | (ぐさぁ!) |
ゆうちゃん。 | 弱点を突いたらしいで、紺野さん。 |
こんこん。 | ふっ。またつまらぬ物を切ってしまった。 |
ゆうちゃん。 | あれっ? ゴエモン? もしかして。ザンテツケン? |
HPHの収録を終えた、ゆうちゃんとこんこん。
「今後の打ち合わせ」と称しておデートです。
向かう先は、もちろん、行きつけの「Café 痛井ッ亭。」
……ところが、そこで、二人が見たものは……
ゆうちゃん。 | 今日はキャスターの心得というものを、こんこんとねぇ… |
こんこん。 |
あれ? なんか妙に説教モードじゃないですか、今日? お、お手柔らかに(びくびく) |
ゆうちゃん。 | いやいや、説教とか、そういうんじゃないから。紺野さんには期待してるからこそ… |
こんこん。 | あ? あれ? 中澤さん、あれ! |
ゆうちゃん。 | へっ、ナニ? |
こんこん。 | ドアに何か書いてある! |
二人の視界に、ドアの貼り紙が。
閉店しました。
永年の御愛顧を感謝いたします。
店主。
ゆうちゃん。 | へ、閉店? |
こんこん。 | ぉ……ええええ〜?? |
ゆうちゃん。 | ちょっと、紺野さん、何か聞いてた? |
こんこん。 | いえ、何も。中澤さんは? |
ゆうちゃん。 | わたしも何も。ちょっとこれどういうこと!? うちらに一言の断りもなく閉店しました、って。 しかも過去形か!? 「Café 痛井ッ亭。」は、うちらが人目を気にせずぐだぐだするための場所と違ったんか。 それを、一言の断りもなしに閉店って… |
こんこん。 | ですよねぇ。 あ。でも、ひょっとして、また中にいるんじゃないですか。 また、なんか問題があって、落ち込んでいるだけかもしれませんよね。 |
ゆうちゃん。 | いるのかなあ……(と、ドアを開けてみる)…お、開いてる。 どうするぅ? 入ってみる? |
こんこん。 | それは、せっかくここまで来たんですし…… (中を覗き込み)ごめんくださーい……誰かいますかぁー? |
ゆうちゃん。 | 痛井ッ亭。〜、おらへんのー? |
こんこん。 | ごめんくださーーーいっ! ……あれっ!? ま、麻琴!? |
麻琴。 | あー、あさ美ちゃ〜〜ん♪ あっ、中澤さんも〜〜。こ〜〜んに〜〜ちわ〜〜。 なに入口でボーッと突っ立ってるんですか。入って入って♪ (二人、中に入る) な〜〜んか、ご無沙汰してますぅ〜〜、って感じですよね。中澤さんっ。 |
ゆうちゃん。 | あっ、そ、そ、そうよね。HPWが終ってからは。……でも、ホラっ、ハロモニ劇場のほうでは、ホラ、ねぇ、今までどおり、ちゃんと共演してるし…… |
麻琴。 | ま。それはそうなんですけどっ。あさ美ちゃんもっ! |
こんこん。 | (びくぅ)は、はい? |
麻琴。 | HPH、好評みたいじゃない? さり気ないコメントにもツッコミキティかっ? と、みま…みが…ほえ?…見紛うほどの鋭さが見られるようになったって。←意図的に誇張 |
こんこん。 | いやいやいやいや。そんなこと… |
ゆうちゃん。 | ところで痛井ッ亭。は? おらへんの? |
麻琴。 | いませんよ。痛井ッ亭。さんは山にこもりました。 |
こんこん。 | へっ? |
ゆうちゃん。 | どういうこと? |
麻琴。 | なんでもーーー、世捨て人になるそうで。 このモ〜ヲタネット空間の場末から、さらに人里離れた山奥の掘立小屋で、ひっそりと、暮したいんだそうですよ。 |
ゆうちゃん。 | ひっそりと、って、今まででも充分ひと気がなくて寂しかったやんか。これ以上さびしなって、どうするんかなぁ。 |
こんこん。 | ですよねぇ………で、麻琴はどうしてここに? |
麻琴。 | 痛井ッ亭。さんがぁ、「かわりにマスターやらない?」って言うから…「うん。やる」って、二つ返事で。 |
ゆうちゃん。 | へっ? はぁ!? |
麻琴。 | だってぇ、HPWは降板で暇になるしぃ、おまけにお兄ちゃんにもすっかり見捨てられて居場所もなくなるしぃ…「はああああ、なんだかなああ」と思っていた矢先だったんでぇ、渡りに舟でした。 |
こんこん。 | な、なるほど… |
ゆうちゃん。 | そ、そうなん… |
麻琴。 | で、ですね、ですからねぇ、ここの名称も、 |
ピーマコ茶寮。Café 痛井ッ亭。
麻琴。 | ということになりました。看板も掛け替えます。ね、素敵でしょ。 |
こんこん。 | ピ、ピーマコ茶寮? どっかのサイトのパクリみたい……… |
ゆうちゃん。 | 名前はいいとして。センスのかけらもない配色やなあ。 |
麻琴。 | そ、そ〜んなことないですってばぁ! ナ〜〜〜ニ言っちゃってるんですかーーっ! |
ゆうちゃん。 | 大体、小川さんが店主って。マスターって。 |
麻琴。 | 大丈夫ですってぇ。 ここ最近、いっつも調理場のほうにいたり、カウンターの中にいたの、気づいてました? それに、すき焼き部で花嫁修業もばっちり(憶測)、料理の腕前も一段とアップしたんですよぉ。 |
ゆうちゃん。 | いやいや、そういうことじゃなくてね。 |
こんこん。 | ここでずっと働くの? |
麻琴。 | おう。そのことよ。 チャーミー石川さんはHPN干されてから、お掃除オバチャンやって糊口をしのいでいたじゃない? 「それに比べればカフェのマスターならやり甲斐もあるでしょ?」って、痛井ッ亭。さんに言われてぇ……まあ、次のキャスターの仕事までのつなぎとしては手頃な再就職先だよな、と思って。 |
ゆうちゃん。 | それで、うかうかと引き受けたんだ。 |
麻琴。 | 引き受けました。 |
こんこん。 | へえええええ…じゃあ、痛井ッ亭。さんとは、もう会えなくなるんだ。 |
麻琴。 | ま、そんな感じで。 |
ゆうちゃん。 | そーれは、淋しなるなあ |
こんこん。 | ですよねー |
麻琴。 | 二人とも、全然淋しそうじゃないし(笑)。 |
こんこん。 | いやー、言われてみると、淋しいかな? 淋しいかも? あ、なーんか、淋しいような気も…するような…しないような。 |
ゆうちゃん。 | 無理矢理淋しいと思おうとしてない? |
麻琴。 | そんな、淋しいときにはこれですこれ。 (と、カウンターの上の鳥籠を指差す) |
こんこん。 | あー、可愛い鳥。鳩だー。 |
ゆうちゃん。 | この鳩がどうしたん? |
麻琴。 | この鳩君が、この場末のカフェと世捨て人の山小屋とを結ぶ、伝書鳩だよ、って、痛井ッ亭。さん言ってましたケド? |
こんこん。 | ……ふーん…… |
ゆうちゃん。 | ま、特に伝言する用事もなにもないけどな。 |
麻琴。 | なーんて言っちゃってぇ、ほんとは淋しいクセに♪ |
こんこん。 | いやいや。全然。 |
ゆうちゃん。 | これっぽっちも淋しないで、別に。 |
麻琴。 | そーんな、悲しいこと言わないでくださいよ。 |
ゆうちゃん。 | それより、ピーマコは自分のこと心配したほうがいいんちゃうかなあ。 |
麻琴。 | ど、どういうことですか。 |
ゆうちゃん。 | ピーマコ茶寮。きちんと更新されると思ってる? |
麻琴。 | そ……それは…… |
ゆうちゃん。 | ピーマコに押しつけたうえで、放置しようって魂胆やで、これ。 |
麻琴。 | そ、そうなんですか。 |
こんこん。 | …間ぁ違いない。 |
ゆうちゃん。 | パクリのパクリか? |
麻琴。 | じゃ、じゃ、じゃあ、私はこんな場末のカフェに置いてけぼり、ってコトですかー? |
こんこん。 | …間ぁ違いない。 |
麻琴。 | そんなのイヤだあ! |
ゆうちゃん。 | じゃあさー、痛井ッ亭。に任せてないで、小川さんが乗っ取っちゃってさぁ、独自企画とかやっちゃえば? |
麻琴。 | へ? おー♪ その手があったか。独自企画…分かったぁ! 裏ハロプロアワーとか!? ピーマコ小川が一人でお届けするハロプロアングラ情報番組! これ、いくない? |
こんこん。 | そ、それは…ちょっと。 |
ゆうちゃん。 | あー。無理無理。 |
麻琴。 | なーんでですかあ! |
こんこん。 | それはそうと。今度、天気のいい日にみんなで行ってみません? |
ゆうちゃん。 | どこに? |
こんこん。 | 世捨て人さんの山小屋…… |
ゆうちゃん。 | 絶対イヤっ! 疲れるし! 虫に刺されそうだし! |
……ということで、いつもどおりグダグダな感じで「Café 痛井ッ亭。」最終回をお届けしました。
多分復活はないです。
もう、モー想は、あんまりしなくなるのかもしれません。
ってか、最近、モー想すること自体、ほとんどなかったんで、実情に形式を合わせただけなんですけれどもね。
あ。サイト閉鎖とかじゃないんで、そこんとこ勘違いなきよう。
* * *
「Everything that has beginning has an end.」というサブタイトルは、既に閉鎖された「ラストデイmm。edition」で、cloverさんが、呪文のように繰り返していた言葉を借用させていただきました。
何か、ものごとの終わりを静かに受入れるための言葉として、これ以上ふさわしい言葉もなかなかないような気がします。
しかし、そのとっておきの言葉を、サイト閉鎖ではなくて、コーナーの終了に使ってしまうところに、「サイトは続けるぞ」という悲壮な決意(?)が込められている……ということにしておいてください。
* * *
「伝えたいことは……色々……たくさん……ありますが」と誰かの言葉を引用するのは、本当にサイトを閉鎖する時まで取っておこうと思います。
当サイトの「第2章」がどんなものになるのか、イメージだけは色々あるものの、実現は難しいことばかりです。
自分にできることはあまりにも少ない、ということが分かりました。
それでも、自分に出来る範囲で、マイペースで、無理せずやっていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
* * *
おまけ。
ゆうちゃん。 | さっそくビール禁止&始末書やな…… |
こんこん。 | ですよねー。 |
痛井ッ亭。 | そんなあ、今日だけは勘弁してくださいよー(涙)……とほほ。 |
事実誤認の指摘、ご意見、ご感想などなど、ぜひ
BBSに書込んで下さいませ。
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