04. Appeal to Ministers (J)
司式者へ
結婚式の業者が使う、人目を引く方法や、不相応な手口などを強制されることにより、あなたが教会のイメージを間違って表すことのないように。
キリスト教式挙式の本来の意味が示されるところのオリエンテーションの必要性を会社側に拒ませないこと。
短時間に出来るだけ多くの式を行う為に、短い式文を唱えるだけの、ベルト・コンベアー方式の挙式を業者に要請されることにより、あなたが福音に仕えるものであり、また、礼拝を司るリーダーとしての役割を、奪われてはならない。
結婚式のシンボルや、その機会の意味も伝えることなく、単なる儀式を行うことの為に、あなたや、キリスト教、そしてチャペルの名も、彼らに利用させてはならない。
チャペル式結婚式における私の使命
1.事前オリエンテーションにおいて、お二人に教会挙式の背景と、意味を徹底して説明する。誓約については、必ず話し合って下さい。
(それは生ける神が証しされる場です。「神は天と地を造られた方です。また、神はあなたをも作られました。神はあなたがまだ生まれる前から、あなたを知っており、あなたの人生にすばらしい計画を持っておられます。」)
2.式の中で、造り主なる、生ける神を宣言する。この宣言は結婚のメッセージの部分に当たります。「神は私たちと共に歩きたいと願っておられます。私たちが人生の真の幸福を知ることが出来るのは、神との交わりにおいてです。」
(私は今、福音の全ての要素を説明する必要を感じていません。私は夫婦関係に関するアドバイスを行うことが、私の中心的力点だとも思っていません。日本での伝道は、神がいかなるお方かを説明することから始まります。)
3.真心のこもった、伝統的な結婚式を行うこと。人々がキリスト教結婚式の意味が判る ように助けること。
4.厳かさと感慨深さの伴った、美しく、且つ、意義深い結婚式を提供することにより、教会を魅力的なものとする こと。
(これには式の順序、使われる言葉など、文化に適合するように、しかも、キリスト教の真の内容を損なうことなく注意を払うことも含まれています。)
5.生ける神の御名よって、お二人を真実に祝福し、彼らを通して、ご家族、そして日本の国民を祝福すること。
ドイル・ブック 1998年3月