リハーサル後の補足説明。どうぞ、挙式の前日に、もう一度この文書を読んで下さい。
教会の結婚式では、リラックスして、ありのままで結構です。間違いということはありませんので、緊張しなくていいし、慌てることもありません。リハーサルは覚えなければならないからではなく、ご参考のためです。
あなた方の結婚式は、余興でもなく、ただのイベントでもありません。お二人の結婚式は、あなた方が待ち望んでいた夢の日ですのでエンジョイしてください。自分の気持ちを表しても何ら差し支えありません。教会では笑顔を見せても良いし、泣いてもかまいません。そして、ちょっとひっかかるような事があっても、そのままゆっくりで結構です。例えば、(1)リング交換の時指がむくんでリングがはめにくいことがあってもゆっくりで結構です。恥ずかしいこともありませんし、慌てることもありません。はめにくい時には指を少し曲げたら、はめやすいと思います。どうしても、入らない場合には、お互いに手伝ってもいいです。事前に、リング交換を2・3回練習することをお勧めします。
(2)ウェディングドレスは、場合によって新婦さんが歩きにくいことがあるかもしれません。その時は左手に持っているブーケを、右手に移し、左手でドレスのスカートを持ち上げてください。足の方に気を取られないように、顔を上げて入場して欲しいと思います。あなたのために待っている花婿さんの姿を見ながら、顔を上げて入場してください。友達に笑顔を見せても良いし、ご自由にバージンロードをエンジョイして歩いてください。
(3)キスのことですが、オリエンテーションの時に説明しましたように、何も恥ずかしいことではありませんので、緊張したり慌てたりしないように。お嫁さんのベールをきれいに後ろまで上げて、それから両手をお嫁さんの肩においてキスをするのです。頬でも良いし、唇、額でも結構です。1秒か2秒といったかんじで。このキスは、私はあなたを唯一の愛する人として迎え入れ、自分をあなたに明け渡します、との意味があります。美しいものです。もし、口紅がついた場合、牧師はちゃんと見ていますので、その時はティッシュを渡します。
次に、立っているときも、歩いているときも腕を組んでいてください。‖そして、祭壇の所に上がって行くときにカーテンが開きます。感動!‖牧師が英語で新しい夫婦を紹介するときには、講壇に立ったまま一礼をしてください。階段を降りていって両家の両親にも一礼をしてゆっくり退場してください。両側の友達にありがとうとの笑顔をしてもいいし、手を振っても構いません。新郎はバージンロードの左側を歩いて退場してください。‖もし、ベルクラッシクで披露宴をするのでしたら、リムジンが迎えに来ます。リムジンにはサンルーフがありますから、車の中で立って上半身を出してください。そして車が角を曲がるまで、つまり友達が見えなくなるまで頭を出したままにしてください。
後は、リラックスしてください。スタッフの者や牧師が総てご案内します。あなた方の結婚式は、その日を待ち望んでいたお二人の特別な時ですからどうぞエンジョイしてください。
最後に一つだけ注意しておきますが、空腹になって思いがけないことが起こる場合もありますので、当日の朝食は必ず食べてきてください。