( 献堂式 ‥ Minister's Notes)

(1 開会の辞 ‥ by Master of Ceremonies)

(2 奏楽) (Organ, or organ and choir.  Minister enters, moves to pulpit,

bows head to end of music.)

 (3)招詞  聖書のなかから拝読いたします。お手元のプログラムをご覧ください。

 

       地と、それに満ちるもの、

       世界と、そのなかに住む者とはのものである。

       主はそのを大海のうえにすえ、

       大川のうえに定められた。

       主の山に登るべき者はだれか。

       その聖所に立つべき者はだれか。

       手が清く、心のいさぎよい者、

       そのがむなしい事に望みをかけない者、

       って誓わない者こそ、その人である。

       このような人は主から祝福を受け、

       その救いの神から義をうける。

       よ、をあげよ。とこしえの戸よ、

       あがれ。栄光の王がはいられる。

       この栄光の王とはだれか。

       の主、これこそ栄光の王である。

        (詩篇 24より)

 

(4)  どうぞ、黙祷の姿勢をおとりください。

 

   永遠から永遠に生きていらっしゃる、天の父なる神様、あなたはすぐる日、私

   達に教会堂を建てる志を与えて下さり、いま、み前にこの会堂を完成させて下

   さったことを心から感謝致します。私達一同は、ここにこの教会堂をあなたの

   栄光のために捧げるため、み前に集まっております。願わくは、この式を祝福

   し、御心にかなうものとして、お受け入れ下さい。主イエス・キリストの御名

   によって、お祈り致します。 アーメン。

 

   お祈りの最後に「アーメン」と言います。アーメンとは、「真実」と言う意味

   です。神は真実です。アーメンと言うときは、「どうか主よ、あなたの御心の

   通りに成ります様に」と祈っているのです。

 

(5 讃美歌) 讃美歌の終わりにも、よく「アーメン」と言います。では、ご起立

   いただきまして、讃美歌の285番をご一緒に歌いましょう。

 

           1 主よ、み手もて  ひかせたまえ、

            道をあゆまん。

           けわしくとも、

           われいとわじ。

       2   にまかせ、

           えらびとらじ。

           主のまにまに

           しくゆかん。

       3   ささげまつり、

           なすためには、

           死もほろびも、

         何かはあらん   主にまかせて。 アーメン

   ご着席ください。

 

(6)聖書 (Audience remains seated)

   本日は、教会の献堂式を行おうとしております。つまり、この建物を特別な使

   い方に聖別して捧げるということです。聖書は、この世界を創造された唯一の神が、どのように私達の歴史の中でご自分を示され、また、語られたのか、そして、我々がその神に関わり、その深い愛によって魂が救われ、そのお方が常に我々と共に生きていらっしゃると言う実体験を綴った「愛」の記録です。この聖書に現れた大いなる主にこの会堂を捧げます。聖書はどこの教会においても、その集いの中心となっています。今日は聖書を普通より少し多く読みたいと思います。そうすることで聖書に示された神がどのようなお方なのか、また「神様」と言うときに、何を意味しているのかを共に考えてみたいと思います。

 

    お手元のプログラムの6番をご覧ください。司会者が最初の部分を読みます。

   そのあとみなさんと司会者が交互に読んでいただきたいと思います。

 

             教会の           牧師にご指導をお願いい

   たします。

 

   主は私の牧者であって、私には乏しいことがない。

      主は私を緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。

   主は私の魂を生きかえらせ、み名のために私を正しい道に導かれる。

     たとい私は死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。 

   主よ、あなたは世々われらのすみかでいらせられる。

     山がまだ生まれず、あなたがまだ地と世界とを造られなかったとき、とこ

     しえからとこしえまで、あなたは神でいらせられる。

   主は大いなる神であって、いともほめたたうべきもの、もろもろの神にまさっ

   て恐るべき者である。

       もろもろの民のすべての神はむなしい。しかし主はもろもろの天を造られ

     た。

   わが魂よ、主をほめよ。わがうちなるすべてのものよ、その聖なるみ名をほめ

   よ。

     わが魂よ、主をほめよ。そのすべてのめぐみを心にとめよ。

   主はあなたのすべてのをゆるし、あなたのすべての病をいやし、

     あなたのいのちを墓からあがないいだし、いつくしみと、あわれみとをあ

     なたにこうむらせ、

   あなたの生きながらえるかぎり、良き物をもってあなたを飽き足らせられる。

     こうしてあなたは若返って、鷲のように新たになる。

   主よ、あなたは私を探り、私を知りつくされました。

     あなたは後ろから、前から私を囲み私の上にみ手をおかれます。

   私はどこへ行って、あなたのみたまを離れましょうか。私はどこへ行って、あ

   なたのみ前をのがれましょうか。

     私が天にのぼっても、あなたはそこにおられます。私がに床を設けて

     も、あなたはそこにおられます。

   私はあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。

     あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内で私を組み立てられました。

   あなたの目は、まだできあがらない私のからだを見られた。

     私のためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかったとき、その日

     はことごとくあなたの書にしるされた。

   私は主が高くあげられたみくらに座し、その衣のすそが神殿に満ちているのを

   見た。

     「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主、その栄光は全地に満

     つ」。

   いと高く、いと上なる者、とこしえに住む者、その名を聖ととなえられる者が

   こう言われる、

     私は高く、聖なる所に住み、また心砕けて、へりくだる者と共に住み、へ

     りくだる者の霊をいかし、砕けたる者の心をいかす。

    私は主である、これが私の名である。

     私はわが栄光をほかの者に与えない。また、わがれを刻んだ像に与えな

     い。

   私は神である、私のほかに神はない。私は神である、私と等しい者はない。

     私の計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなしげる。

   天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、

   あなたがたの思いよりも高い。 // それゆえ、主はみずから一つのしるしを

   あなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。

     その名はインマヌエルととなえられる。これは、「神われらと共にいます」

     という意味である。

   彼女は男の子を産むのである。その名をイエスと名づけなさい。彼はおのれの

   民をそのもろもろの罪から救う者となるからである。

     そして言は肉体となり、私達のうちに宿った。私達はその栄光を見た。そ

     れは、父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちてい

     た。

   シモンペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです。」

   するとイエスは彼にむかって言われた、「シモン、あなたはさいわいである。

   あなたにこのことをあらわしたのは、血肉ではなく、天にいます私の父であ

   る。」

     「そこで私もあなたに言う。あなたはペテロである。そして私はこの岩の

     上に私の教会を建てよう。の力もそれに打ち勝つことはない。」

   ほむべきかな、私達の主イエス・キリストの父なる神。

     神はその力をキリストのうちに働かせて、彼を死人の中からよみがえらせ、

     天上においてご自分の右に座せしめ、彼をすべての支配、権威、権力、権

     勢の上におき、また、この世ばかりでなく、きたるべき世においても唱え

     られる、あらゆる名の上におかれたのである。

   そして万物をキリストの足の下に従わせ、彼を万物の上にかしらとして教会に

   あたえられた。

       この教会はキリストのからだであって、すべてのもののうちに満たしてい

     るかたが、満ちているものに、ほかならない。

    神は彼を高く引き上げすべての名にまさる名を彼にった。

     それは、イエスのみ名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものな

     ど、あらゆるものがひざをめ、また、あらゆる舌が「イエス・キリスト

     は主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

   は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先だって生ま

   れたかたである。

     万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、

     位も主権も支配も権威も、みな御子にあって造られたからである。

   これらいっさいのものは、御子によって造られたのである。

     彼は万物よりも先にあり、万物は彼にあって成り立っている。

   彼らは、御座の前にひれ伏し神を拝して言った、「アーメン、讃美、栄光、知

   恵、感謝、ほまれ、力、勢いが、世々限りなく、われらの神にあるように、ア

   ーメン。」

     そして、(彼らは)昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、

   「われらの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるにふさわ

   いかた。」

     「あなたは万物を造られました。によって、万物は存在し、また造ら

     れたのであります。」

   ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は王なる支配者であられる。

     王の王、主の主!ハレルヤ!

(詩篇 23,90,96,103,139; イザヤ 6,57,42,46,55,7; マタイ 1; ヨハネ 1;

マタイ 16; エペソ 1; ピリピ 2; コロサイ 1; 黙示録 7,4,19 より)

 

(7)奨励

   本日は、このような盛大な教会堂が出来上りましたことに際して、_____

   社長をはじめ、___________の皆さまに心からお祝いを申し上げま

   す。誠におめでとうございます。

 

   教会の集会では、聖書の言葉についてお話があります。このお話を「メッセー

   ジ」、又は「説教」、あるいは「奨励」と言います。本日は、さきほどご一緒

   に読みました聖書のみ言葉が今日の式の中心となっておりますので、その読ん

   だ部分の内容を要約して、短くお話をしようと思っております。

 

   (Organ BGM, softly)

 

   この会堂は人間よりもはるかに優っておられ、永遠から永遠に生きている神様

   がいらっしゃることを宣言しています。この神様は天地万物を創造されたお方

   で、唯一の、しかも全能の神なのです。神は人間をも造り、私達との関わりを

   求めておられます。つまり、私達の人生を導き、共に歩むことを望んでおられる

   のです。

 

   しかし私達人間は、神の愛を無視して、神のみこころに背き、自分勝手な道を

   選び、神様から離れてしまいました。そして、この真の唯一の神の代わりに、

   迷信や自分勝手な思いにしたがって、物を神とし、人間を神と拝み、様々な神々

   を作りました。聖書はこれを罪と言っています。すなわち、創造者なる神の愛

   を無視して、生きている神様の代わりに人間の思いや手によって造られた神々

   を拝むのは、最大の罪だと言っています。それで私達はまことの神の姿を見

   失って、神様とのまじわりができなくなったのです。

 

      しかし神はもう一度その愛を示そうとして、私達の人生の中で私達を導くため、

   また、まことの救いの道、愛に生きる道を示すために、私達の歴史の中に入っ

   て来られました。これがイエス・キリストです。この出来事をクリスマスと言

   います。クリスマスは、「神、我らと共にいます」ということを意味する出来

   事です。神は人間の形をとって、世に来られました。そして、私達の罪を許す

   ために、その罪の罰をご自分で引き受けて、私達の身代わりとなって、十字架

   の上でその命をささげてくださいました。

 

   これほど大きな愛はありません。十字架は、又、この建物は、今日、この喜び

   の時に、この愛を表しています。

 

   聖書は「だれでも、彼を(つまり、キリストを)受け入れた者、すなわち、そ

   の名を信じた人々には、彼は神の子となる権利を与えたのである」と語ってい

   ます。これが、いわゆる「福音」、あるいは「良き訪れ」なのです。そして、

   これこそが、この教会が表明している重要なことです。

   (Organ stops)

      願わくは、多くの方々がこの会堂において、イエス・キリストによる人生の新

   しい喜びを発見することが出来ます様に、私は切にお祈りをする次第でござい

   ます。

 

   (Choir special song)

 

(8)献堂の辞 ‥ ならびに、献堂祈祷。そのお祈りは___________教会

    の___________牧師にしていただきます。その前に、プログラム

    の8番のところをご覧ください。

 

      主が家を建てられるのでなければ、建てる者のは、むなしい。主よ、

      上の天にも、下の地にも、あなたのような神はありません。あなたは契

      約を守られ、心をつくしてあなたの前に歩むあなたのしもべらに、いつ

      くしみを施します。見よ、天も、いと高き天もあなたをいれることはで

      きません。まして私(達)の建てたこの宮はなおさらです。しかし、わ

      が神、主よ、しもべの祈りと願いをみて、しもべがきょう、 あなた

      の前にささげる叫びと祈りをお聞きください。あなたが「私の名をそこ

      に置く」と言われた所、すなわち、この宮に向かって夜昼あなたの目を

      お開きください。

 

   それでは、さきほどとおなじように、交互に読んでいただきたいと思います。

 

         主に感謝せよ、主は恵みふかく、

        そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

      もろもろの神の神に感謝せよ、

        そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

      もろもろの主の主に感謝せよ、

        そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

      ただひとり大いなるくすしきみわざをなされる方に感謝せよ、

        そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

      知恵をもって天を造られた方に感謝せよ、

             そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

(詩篇 127, 列王紀上 8, 詩篇 136 より)

 

   みなさま、ご起立ねがいます。

 

         天地万物を創造されて、今もなお生きておられる全能の神に

        この会堂を捧げます。

      私達を愛し、私達の罪をすために、十字架にかかってくださった主

      イエス・キリストに

        この会堂を捧げます。

      今日も共におられ、導き賜う聖霊に

             この会堂を捧げます。

      父、み子、とのみ名によって

             この会堂を捧げます。

         アーメン

             アーメン

   (Audience remains standing)

 

(9 献堂祈祷) お祈りいたします。

   恵み深い神様、私達はいま信仰とまごころとをもって、この会堂をみ前におさ

   さげいたします。どうかこれを祝福してお受け入れください。またこれを清め

   て、ただみ名の栄光のためにお用いください。この会堂を祈りの家とし、天に

   行く門としてください。ここで常にみ言葉を学び、福音をのべ、聖なる礼典を

   とり行い、讃美と感謝との声がたえることのないようにしてください。主のみ

   霊がここにくだり、主の栄光がここに満ちあふれますように、主イエス・キリ

   ストのみ名によって、お願いいたします。  アーメン

     ご着席ください。

(10) 讃美  聖歌 480  ご一緒に歌いましょう。

       かがやく日をあおぐとき 月星ながむるとき

       いかづちなりわたるとき まことのみかみをおもう

         *わがたまいざたたえよ 大いなるみかみを

                    わがたまいざたたえよ 大いなるみかみを

        みかみはよびとをあいし ひとりのみこをくだし

       よびとのすくいのために 十字架にかからせたり

            *繰り返し

       あめつちつくりし神は 人をもつくりかえて

       正しく清き魂 もつみとならしめたもう

                     *繰り返し

                      アーメン

 

(11)主の祈り  (Audience remains seated)

 

      そのままで、ご一緒に、お願いいたします。

 

       天にましますわれらの父よ、

       ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。

       をきたらせたまえ。

       みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。

       我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。

       我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をも

       許したまえ。

       我らをこころみにあわせず、悪より救いだしたまえ。

       国とちからと栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。

          アーメン

 

(12) 讃美歌546番  ご起立ください。

            聖なるかな、 せいなるかな、

       せいなるかな、主なるかみ、

       むかしいまし、いまいまし、

       とわにいます主をたたえん。

                 アーメン  

 

(13)

 

   あおぎこい願わくは、主イエス・キリストのおん恵み、父なる神のご愛、聖霊

   のしたしきおん交わりが、この会堂に集うすべての者と共に、今も、後も、と

   こしえまでも、あらんことを。。。アーメン。                       

 

(14 後奏  Organ and choir  讃美歌158)

 

   どうぞ、おすわりください。

 

(15)ご挨拶

 

本日の式の協力者

(Replace the following with appropriate text.  See main program also.)

   ドイル・ブック     ウェディング・チャペル マリエ・ド・クール 牧師

               北九州市国際交流促進委員会委員

               折尾女子経済短期大学教授

   塩屋優子             戸畑高峰教会副牧師

   ローレンス・チヴァス  サン・ミッシェル教会牧師

   合唱                   サン・ミッシェル教会聖歌隊

   ハンドベルクワイア   折尾女子経済短期大学

   伊藤和子                 同短期大学音楽講師

Doyle C. Book  Revised May 2, 2001