一宮の夜

アー、花のパリーか
ロンドンか
濃尾平野の緑の中に
燦然と輝く文化都市
舟木一夫の一宮、
一宮市役所の一宮
アー、せつない、
一宮の夜
唄いまするは一宮の生んだ
今世紀最大の
大形泡沫タレント
つボイノリオさんです。
はりきってどうぞ

雨に濡れてる真墨田は
かなわぬ恋の神頼み
燃えて別れた、あの夜よ
アー、切ない、一宮の夜

川の流れに身をたくす
哀しい女の大江川
汚れて、濡れて、流されて

アー、切ない、一宮の夜

心ではあらがいつつも
女の性の哀しさよ
よせてはかえす情欲の波
喜びが背筋を走った
アー、夫とはマルデチガウ

ネオンもにじむ花岡の
浮かんで沈む恋の花
お酒がさせたことなのね
アー、切ない、一宮の夜

ナァ、母ちゃん
月も雲間に隠れたし
ガキャあ寝たし
わしら貧乏人の
する事といやぁー


作詞・作曲:つボイノリオ 
編曲:池多孝春

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