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MTB TUNED by AND PRODUCTS
再塗装はどのくらいかかりますか?
ANDはトータルチューニングメーカーであり再塗装の場合
低コストを重視した旧塗膜へ直接の塗装や傷が残った中途半端な下地ではやっておりません。
したがってサンドブラストは必衰となり傷の修正等を行いカスタムペイントショップに
持ち込みます。そのためコストは高く(単色4万5千円位から)なりますがその点ご了承
いだだける場合依頼を受けています。
ご希望によりエッジのフィレット処理や穴あけ軽量化加工もしております。
(これにより市販車とは一線を画すカスタム車となり思い入れも高くなります)
尚、ペイントショップはご自由に選択いただけます。
かなりの手間とコスト(買い替えた方が安く付く場合も有る)
もかかりますので依頼はかなり思い入れのあるフレームの依頼がほとんどです。
新車以上の物を提供できなければチューニングの意味はないのです。
KLEINしかチューニングしないのですか?
ANDはもともとスタッフや仲間のKLEINを維持,管理,メンテ,チューンを行うために誕生したチューニングメーカーです。
20年以上KLEINを見てきたノウハウと何より思い入れが有るのでKLEINの依頼が一番うれしく
思います、しかし同じように他車へ思い入れの有るオーナーも多いのでそれを感じる場合、協力を
惜しみません。
ベースフレーム,パーツの入手は?
ANDは部品の持込が自由です、もちろんこちらで取り寄せも可能です、
チューニングの依頼時は依頼者が行き付けのショップが有ることが
ほとんどなので依頼者自身がそこで発注し持ち込んでいただいてもけっこうです。市販パーツについては
販売量に比例した情報入手が有効なのでパーツのインプレッションなどはANDと言えども全国の
PROショップにかないません、したがってAND←→依頼者←→全国のPROショップとの協力が必衰
でありこの共同作業により最高のTUNDE MTBが誕生します。
オリジナルパーツはかなり高価なようですが?
そのとうりです、大量に販売する事を全く考えていないのでほとんど加工の時間工賃と思って下さい、
ANDの場合通常の加工作業者より2倍は速いのですがそれでもこれぐらいかかってしまうほど
手間をかけて削り出しているのです。安く購入したい場合、人数を集め少しでも数量を多くすれば
多少価格は下がります、BBシャフトですと単品で3万5千円ぐらいですが10本ですと
単価2万円程度で出来るのです。
そこまでしてTUNINGの意味があるのですか?
分かりません、完璧に狂っているのかもしれません。少しでも迷ったら止めておく事です、
湾岸で300オーバーを叩き出す為だけにR35やポルシェを1000万円以上かけてTUNEDするのと
同じです。
おすすめのKLEINは?
やはりATTITUDEの18”でしょう。軽さではADROITに
一歩譲るもののそのしなやかさ,丈夫さ,トータルバランス
は抜きに出ています。
骨を折った事のある人ならわかると思いますが一度折った場所は二度は折れない、前よりも丈夫になるからです。
フレームワークもそれと同じで補強を入れればまず壊れるのはすぐそばです、また補強する、そばが壊れる、
きりがない、フレームには必ず逃しがいるのです。
ATTITUDEはただ硬いだけではない、何よりもしなやかで何よりも丈夫なアルミフレームなのです。
初期のATTITUDEの良質のフレームをお持ちのオーナーはラッキーです。
現在、良質の初期型ATTITUDEの入手は困難になりつつあり当時の定価以上の値をつける場合も有るようです。
ANDのTUNINGのバイブルは?
湾岸MID NIGHT,イニシャルDを読みましょう。
ANDのTUNINGフレーム,パーツを見たい?
東京にファクトリーがあります、デモバイク,チューニング中のフレーム,パーツの一部を見ることが出来ます
また全国のショップ等にデモも行っております、
アンケートページからご連絡ください。
ANDの営業活動は?
AND PRODUCTSは全員技術系スタッフのため営業はほとんど行っておりません。
したがって広告等もインターネットのみです。ANDの場合インターネットは24時間休まず働く
唯一の営業部員です。
ベストのMTBライフは?
DH系ライダーなら完璧なレースセッティングのDH/SLマシンとKA1EXの3台が有れば
最高のMTBライフが送れるでしょう。レースと町乗りを共用するライダーがまだほとんどですが
完全に分ける事でさらにMTBの世界は広がるでしょう。
ベストなチューニングとは?
この前ニュース番組で、中古の廃棄自転車を再生し新車の2/3程度で販売している自転車店の特集を
見ました。50歳を過ぎた店長一人でやっている店でしたが中古の婦人用自転車をまるで
コルナゴやチネリを扱うように整備していました。自作の測定器でリムの振れを取り、フレームの
塗装まで自分でやり直していました。そうして再生された自転車は新車よりもはるかに長持ちするそうです。
すばらしいと思います。あたりまえの事をきっちりやる、気が遠くなるような地味な作業です、
これが本当のチューニングであると思いました。
新素材,特殊材料の入手は難しいようですが?
日本は原材料は輸入に頼っている代わりにそれを加工し生産する技術は世界一です。
多くの材料,素材のTOPメーカーが存在しそれを加工する技術も世界一です。
KLEINの山での利点は?
これまでに経験した山岳の極限でのテストの経験から言うとまず軽さ、とくにリジッドのストレートフォーク
とMC1は世界一軽い、しかも車体の重心が中心にあるので普通に歩くのも困難な足場の最悪な登山道でも
片手一本でトップチューブを持って(サス付きだと前が重くなり片手だと非常に疲れる)楽にクリアできる。
ワイヤーが全てチューブ内蔵なのがそれをより一層楽にする。
乗車時はもちろん、担ぎや降車時のパフォーマンスはずば抜けている。
ANDがインターネットのみで仕事をする理由?
依頼者とのコミュニケーションを大事にしているからです、インターネットなら離れたところでも
E−MAILで作業の進捗具合や打ち合わせ等を電話と違い相手に負担をかけずじっくり考えて
送信することが出来ます、ANDでは一つの作業行程が終わるたび報告しています。
もちろん仕様の変更にもその時点で対応でき、依頼者の依頼内容との食い違いを防ぎます。
E−MAILなら部品の型番等も正確に送れ、作業中の画像も送信できます。
これにより出来上がりを理想に限りなく近づける事が可能になります。
ANDで一番多い依頼は?
フレームの再塗装です。ヘルメットを始めとしてカスタムペイントが流行りはじめています。
オリジナリティーのあるカスタム色を出すには最適でしょう。MTBの場合、再塗装費は
高くても10万以下、オートバイや4輪に比べて非常に安くカスタムペイント出来るのも
魅力です。しかしフレームの塗装となると個人で依頼するにはそれなりの知識と
下地処理,フレームの分解,組み立て能力が必要になります。特に下地の処理を完璧に
行わずに塗装すると耐久性と仕上りに大きな差が出ます。ANDではペイントは
カスタムペイントショップに任せる代わりに下地処理を完璧に行います。
傷の修正,へこみ修正,ガゼット補強,アウター受けの溶接,エッジのフィレット処理,
ワイヤー内蔵処理,軽量化ドリル加工等をサンドブラスト後に行う事で一般販売の
フレームとは一線を画すハンドメイドフレームが誕生します。この方法はエンジンを
チューニングする前にボディやフレームを補強するチューニングカーやバイク製作過程
と同じです。
Attitude/Adroitのメンテはどうすればいいですか?
フレーム自体は室内保管していれば十数年経過しても大丈夫です、問題としてはまずシール類、
ヘッドの純正シールはかならず交換が必要です、ゴムが硬化しシールの低下が起こると
水分や湿気が入りベアリングを腐食させます、強化タイプに交換しましょう、
腐食が進むとハンドルを切ったときにゴリゴリとした感触で重くなります、
次にBBベアリングとBBシャフト、完全に密閉されているように見えますがここにも
湿気が入っています、購入時から一度も交換していないようでしたら中は恐らく
かなりの錆がBBシャフトから落ちています、腐食が進むとBBが外せなくなります、
そしてフレームにも腐食が発生し強度が低下します、
インナーライナーは5年単位で交換しましょう、純正のナイロンチューブは割れやすいため
劣化するとフレーム内に散乱し取り出せなくなります、
次に塗装、’98以前のものは
エナメルの為、発色はきれいですが耐久性,密着性がいまいち、塗装技術は大きく
進歩していますのでサンブラ後、全塗装がお勧めです、あとはVブレーキを装着している場合は
ブースターが必要です、ブレーキングのタワミによりフレーム/塗装にクラックが入る場合があります。
’90〜96Attitude/Adroitはオリジナルフォークとセットがいいのでしょうか?
はい、そうです、最近アルミ,カーボン,チタンのリジッドフォークも多く作られていますがKLEINオリジナルとは物が違います、’90〜96Attitude/Adroitはリジッドフォークの装着を基本としたスケルトン及び材質で設計されています、したがって現行のAttitudeに後からリジッドフォークを組むのとは別物です、現行は100mm以上のサスペンション装着用のスケルトンなので長めのリジッドフォークをつけても50mm以上無駄な部品を付けているのと同じです、当然組みあがりはカッコいいものではありません、すべては設計段階から決まっていることなのでどうしようもないことです、フレームセットを入手するときは必ず、オリジナルフォークとセットの物を購入しましょう、ハードな山岳使用に耐えるリジッドフォーク用に作られた本格的な軽量レーシングフレームはほかにありません、その低く構えた美しいフォルムとともに他に代わりがないということが価値を高めています、なおサスフォークを付けるのであれば古いKLEINをチューニングするよりも最新のAttitudeをお勧めします。
Adroit/Attitudeのフレームセットはどのように入手するのが良いでしょうか?
10年以上前のフレームですが高価なため大事に保管されていることがほとんどで
状態がいいものが多いです、問題は数が少ないのでいかに見つけるかです、
見つけやすいのはネットオークションです、自分に合うサイズで定価の1/2〜
2/3程度なら
落札すればよいでしょう、多くの人との競売になるので高価になりがちですがそこは
自転車普通に働いていれば買える金額と思われますのでチューニングすると決めたなら早
く買ってしまうのが良いでしょう、
次に古くからKLEINを扱うプロショップから情報を得てほとんど乗っていない
オーナーを紹介いただき購入する方法もあります、この場合飛び込みでは難しくある程度なじみになってい
ないと無理な場合が多いです、できれば店員よりもショップオーナークラスとじかに話すとよい
でしょう、あとは中古車店,海外の個人KLEINサイトにアクセスするぐらいになります。
Vブレーキはディスクよりいいのですか?
Vブレーキは軽量化を重視するANDチューンのコンセプトに合っています、
まずブレーキ自体非常に軽いです、Extralite社のセットを使えばXTRより
100g軽量化できます、ホイールもクロスマックスで110g軽くなり
ます、Vでもディスクでもパッドでディスクを挟んで止めるのは同じこと、リムは26イ
ンチのサイズなので超大径ディスクを使っていることになります、そしてシマノ特許の
ローラーカムは引き始めは大きく動きトルクがかかるとレバー比が大きくなる素晴
らしい機構を持っています、人差し指一本で軽くロック,ジャックナイフが可能です、
200mmクラスの大径ディスクであれば制動力はかないませんが大変な重量増に
なります、今のところDH以外はVブレーキをチューンしています。