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非常に小さい球状の細胞(直径3〜9μm)が寒天質の被膜の中に集まった群体をつくる。群体は不定形で大きいものは数mmに達し,肉眼でも見えるようになる。富栄養化した湖沼に出現する代表的なプランクトンで,著しく増殖すると水面に青緑色の粉を撒いたようなり「アオコ」と呼ばれている。富栄養化した湖沼・貯水池等でプランクトンとして大繁殖する。細胞内にガス胞があるため浮上性が強く,凝集沈澱による除去効果が低く,ろ過池を通過しやすい。特に塩素処理を行うと群体が壊れて細胞が水中に分散すると更に除去性が悪くなってろ過池から漏出する。 | |
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細胞は太鼓状で,大きさ(直径)は5〜50μm,分布は広くプランクトンとして普通にみられる。小型の種類が大増殖するとろ過池を通過しやすい。 | ||
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酸処理試料の生物顕微鏡像 |
酸処理試料の走査電子顕微鏡像 |
細胞は針状や棒状で細長く,中央部はやや幅が広い。細胞の長さは100〜300μmに達する。湖沼・貯水池等でプランクトンとして普通にみられ,春から夏にかけて繁殖する。細胞が比較的大きく,凝集沈澱による除去性が悪いため,激しいろ過閉塞を起こすことが知られている。 | |
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生物顕微鏡像 |
走査電子顕微鏡像 |
走査電子顕微鏡像 |
細胞は棒状で細長く,先端部はくびれて円形にふくらむ。細胞は Synedra acus より大きく,長さは400μmにも達する。湖沼・貯水池等のプランクトンとして,また河川の付着藻として普通にみらる。細胞が大きいため,激しいろ過閉塞を起こすことがある。 | |
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細胞は網目状の模様がある被殻に覆われ,上部に1本,下部に2〜3本の角があり,ツノモと呼ばれる。各地の湖沼,貯水池でプランクトンとして普通にみられる。 大増殖すると水の色を茶褐色に変え,生ぐさい臭いをつめることがある。 |
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寒天質の膜の中に8〜16個の球形の細胞が集まった群体をつくる。湖沼などのプランクトンとして普通にみられる。大増殖すると水を鮮やかな緑色に変える。また生ぐさい臭いをつける。 | ||
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袋形動物 センチュウ(線虫類)Nematoda |
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成虫は体長1〜3mm程度のミミズ状の形態をしている。土壌中にも多数生息している。砂や活性炭のろ過層で増殖することがあり,塩素に対して抵抗性があるので給水栓から生きた虫体が流出する場合がある。 |
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