外国為替証拠金取引会社を選ぶポイントについて5つにまとめてみました。
売買手数料で比較する! |
短期的な売買を考える場合には、手数料の抜け幅が重要になってきます。 抜け幅とは、スプレッド+往復手数料分の金額を指し、有利な方向へ何銭動けば手数料分が抜けるかという数値です。
手数料は、あなたが取引で勝っても負けても容赦なく差し引かれる金額です。手数料が安いということは、相場が自分の思った方向に動いたときに早く手抜け(手数料分の利益が出た状態)になります。そのため、1日のうちでも何回でも取引のチャンスが生まれることになります。反対に、相場が逆に動いたとしても手数料が安ければ、損切りをしやすい。その結果、売買手数料が安いことで損をする要素が減ることにつながります。
ドル/円の一日の変動幅は、動かない日で30銭以下、平均的には50銭〜1円、動く日で2円ほどあります。
(手数料が安い=抜け幅が狭い)ということは、一回当たりの取引の利益も多くなります。また、逃げる場合にも損失が少なく済みます。このことは数値以上に心理的に大きく影響します。
「手数料分だけでも抜けたら手仕舞いたい・・」と弱気になる展開で、(手数料が高い=抜け幅が広い)となれば、逃げるチャンスが極端に少なくなります。 |
スプレッド幅で比較する! |
短期売買では抜け幅は重要です。スプレッドの幅は抜け幅と同じぐらい重要です。 例えばスプレッド5ポイント(銭)と10ポイント(銭)で、まるで違います。安値30銭、高値80銭の50銭幅のレンジで取引を行う場合を仮定します。 安値圏で今30銭を抜けるか抜けないかという状況下では、スプレッド5ポイントの業者は30−35と提示するのに対し、スプレッド10ポイントの業者では30−40と提示します。 逆に高値圏でも同様に80銭を上抜けるか抜けないかという状況下では5ポイントの業者は75−80、10ポイントの業者は70−80と提示します。すなわち、スプレッドの広い業者と取引することは、安値圏で買うチャンスを逃がし、高値圏で売り損ねる確率が非常に高いことを意味します。 スプレッドが広い業者と取引することは、最初からハンディを背負っていることになり、残り少ないチャンスを最大限iに生かさないと勝ち越すことが出来ません! |
レバレッジ比率で比較する! |
外国為替証拠金取引を行う理由のひとつに「資金効率が高いから」と答える人も多いと思います。 この取引を行う投資家にとって、レバレッジ比率が高いことが必ずしもリスクではありません。なぜならば同じ取引単位で取引していれば、レバレッジ比率が低くても高くても、変動リスクは同じだからです。 逆にレバレッジ比率が低い会社と取引する場合のリスクもあります。同じ取引を行うとしたらレバレッジの低い業者では、より多くの証拠金が必要になります。レバレッジ比率が低くても大きな金額を投入していればリスクは高くなります。 レバレッジ比率が高ければ、取引に投入する資金が少なくて済み、残りの資金を有効に使えることになります。このことは投資家の選択する余地が広がることからも、決して悪いことではありません!高いレバレッジが危険と感じられる方は、外国為替証拠金取引を行わない方が賢明です。 |
初心者は、親切な電話取引業者を選ぶのもひとつの方法だが? |
取引の仕組みが完全に理解できない投資家や、パソコンの扱いに不慣れな投資家は、親切な電話取引業者との取引をお薦めします。 外国為替証拠金取引は、レバレッジ効果が高いハイ・リスクの金融商品です。外貨預金とは、かなり違います。取引のリスクや仕組みを理解せずに取引することは極めて危険です。 電話取引業者は人手を必要とするため、手数料はオンライン・トレードの業者より高めの設定となります。しかし、その分親切なアドバイスを受けることもできます。 しかし、残念ながら親切な電話取引業者が少ないように見受けられます。営業マンから「外貨預金のようなもの」とか紹介を受けたり、「元本が保証されている」といったような根拠のないセールスを受ける場合が多いようです。営業マンにとっては、喉から手が出るぐらいお客さんが欲しいわけですから、自分に不都合なことはなるべく言わないで早く契約に漕ぎ着けたばかりですから。相手(お客さん)が、取引のしくみを知らないことをいいことにして自分のぺ−スに持ち込んで契約をを急がせます。このような業者との取引は控えた方がよいことは言うまでもありません。やはり、自分がかなり勉強して取引の仕組みや儲けを出す方法を見つけないことには、営業マンの鴨(かも)にされるだけです。 |
オンライン・トレードはシステムの良し悪しを比較する! |
オンライン・トレードを扱う業者選びのポイントは、なんといっても取引システムの良し悪しでしょう。まず、デモ取引を体験し、実際の成立に要する時間、成立価格などの正当性を比較検討することから始めます。多くの業者は、実際の取引を体験できるデモ取引を用意しています。しかし、実際の取引を開始する前に、デモ取引等により売買システムを公開していない業者もありますので注意が必要です。このような業者ではセ−ルス文句が優れていても取引システムが貧弱だったということもあります。まず、デモ取引を体験し、実際の成立に要する時間、成立価格などの正当性を比較検討することから始めます。
特にリアルタイムの売買取引において、価格の更新頻度やスピ−ドにも注意したい。最低でもリアルタイムレートで取引が出来る事がポイントです。
そしてリアルタイムに評価損益が把握できること。そして使い易いと感じるシステムが何よりも重要です。まずデモ取引で何社か比較するのが近道です。そうすれば、自分のとって、どこのシステムが使いやすいかがわかってくるからです。 |
FX Online JapanFX Online Direct が使用する為替取引システムは変動のきわめて激しい相場においても高水準の信頼性と安定性を備えている。 |