『豆苗』

9月30日

昨日の水浴びのきっかけは実は豆苗にあった。青菜にも早く慣れてもらいバリバリ食べてもらおうと、

籠の中に豆苗を菜挿しにたくさん入れて掛けていた。

ただ場所に問題が有った様だ。豆苗に興味を持つ様にと、バナナ水飲器の傍に掛けておいたのが、裏目となっていたみたいだ。

実は太子達はうっそうとしている豆苗が怖くて水飲器に近づけず、そのために喉が渇いていたらしい。

要するに、ハクは水が飲みたくて水を張った灰皿に来たのであって、最初から水浴び目的で灰皿に来たわけではなかったみたいだ。

灰皿の中で水を飲んでいるうち、文鳥の本能が目覚め水浴びを体験した、というところだろう。

我が家の豆苗は自家栽培の物で、市販されているものに比べ茎は細く、ひょろひょろと長く15cm位はある。

実際、上の止まり木からは、5cm位しか出ていないのだけど、10本以上入れてあると太子達にとって、かなりの脅威だったのだろう。

その事に気付き、菜挿しの場所を変えてみたところ、ハツがすぐに水飲器に飛んで来て水を飲み始めた。

しかし、今日になってはかなりその環境に慣れたみたいで、豆苗を引っ張ったりして遊んでいる。

食い物という認識はまだ浅いようだが、そのうち気付いて食べ始めるだろう。

そうでなければ、豆苗の自家栽培を始めた甲斐が無いというものだ。