「変身忍者・嵐」という特撮ヒーローモノをご存知でしょうか? 1970年代に放送された作品です。最近ではめっきり減った「忍者」をテーマにした 特撮モノですが、古くは「妖術武芸帖」「仮面の忍者 赤影」から、同時期には 「風雲 ライオン丸」「白獅子仮面」などなど、賑わっていた時代です。 これが当時の主題歌を収めた「ソノシート」と呼ばれる廉価版のレコードです。 まぁ、「ソノシート」の説明をしなければならないというのも時代のせいでしょうが、 ペラペラの赤や緑のプラスティック(?)でできたレコードで、ちょっとした雑誌の 付録などにも使われていました。(今で言うおまけCDやDVDみたいなもの) さて、ここで注目してもらいたいのがこのソノシートに収録されている「ドラマ」です。 当然、題名どおり主人公の嵐が怪奇忍者を倒して一件落着というお話なのですが… ・ ・ 子供の頃、その釈然としない内容がいつまでも心の奥底に引っかかってしまいました。 | ||||||||||||||||
行動を共にする“くの一”の少女、カスミが助けを求める笛を吹き、ハヤテ(主人公で 嵐の正体)に危機を伝えます。 カスミは「すずかぜ」を必死に吹きますが、それを嘲笑うかのように2人の 化身忍者マシラと鬼火まむしがてぐすねを引いて待っています。 当然、ハヤテは嵐に変身!カスミとツムジの2人を助けに駆けつける!! 嵐を待ち受ける血車党の2人。そしてマシラの必殺技「毛針」による攻撃が嵐を襲う!
マシラの無数の毛針が嵐に突き刺さる!倒れる嵐の運命や如何に!! えっ? カスミとツムジの父であるタツマキがやられたすきに奇襲を掛ける嵐!! 見事に敵の忍者を打ち倒す嵐! 強いぞ 嵐! それで良いのか!? 嵐!!
お前らもお前らだ! 今後も行動を共にするのか!? それよりも化身忍者の必殺技を食って平気なの!?
う〜ん…タツマキは子供を救うための単独行動なのかもしれませんが、
それにしても嵐はタツマキをもう少し気遣え! だいいち、化身忍者を秒殺できるならさっさとやれ!それに化身忍者ども! そこまで実力差があるならもっと作戦をたてろー! あと、ちょっと気になったのが表紙には「怪奇忍者」で本文には「化身忍者」 って・・・名称を統一しろよぉ〜。 みなさんのご意見を掲示板にお願いします。
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