骨酒 :ひれ酒を上回る旨さ!!

 「骨酒」と書いてどう読むのか未だに疑問ですが、単純な組み合わせだけで「こつざけ」「ほねざけ」「こつしゅ」「ほねしゅ」(これはなさそう…)のどれかでしょう。あるTV番組では「ほねざけ」と言っていましたが、お店で「こつしゅ」と言ってたみたいでした。(このページでは「骨酒」と書くので支障はありませんが、とりあえず「ほねざけ」で行きましょう)

 そもそも骨酒を知ったのは、前述にあるTV番組で紹介されたのがきっかけでした。骨酒に親父が非常に興味を持ち、いつか飲んでみたいと言っておりましたが、残念ながら九州で骨酒を饗する店が見つからず、永い月日が流れました。

 

 そしてある時、思い出したように何気なくネットで検索を掛けて見ると、宮崎県のある宿のメニューに骨酒を発見。早速家族で2006年2月某日、その宿に行き、骨酒を堪能しました。

家庭で骨酒を!(1):骨酒用イワナ

 帰宅して数日、あの骨酒の旨さが忘れられずネットで骨酒を調べてみると・・・ありました!


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 商品名「骨酒用イワナ【2匹】」で印象としては「ダシ取り用」の煮干や炒り子のイワナ版といった感じ。お店で飲んだ骨酒のイワナと印象は違うものの、家で飲むのならこんな感じだろうなぁ・・・と取りあえず納得。
 

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 ついでに雰囲気を味わうために骨酒用徳利 も購入。ちょうど宮崎の旅館で使っていた徳利と同じデザインの徳利があったので購入!
 まず、「骨酒用イワナ」に軽く塩を振ります。
 
 続いてトースターで焦げない程度に焦げ目をつけます(笑)。言葉に矛盾がありますが、こうばしい香りを出しつつ熱燗に漬けた際に苦味が出ない程度に熱します。
 予め熱しておいた熱燗に熱々の「骨酒用イワナ」を放り込みます。(イワナの周りの湯気と泡に注目!)
 
 火を止め蓋をして約五分。写真では分かりにくいですが、日本酒が飴色に変わりこうばしい香りが広がります。
 土鍋で作っても、やっぱり食卓にはこの徳利で!雰囲気も味わいましょう!!
 
 最後は骨酒の中でイワナをほぐし、徹底的に「うまみ」を引き出します。

 【感想】
旅館で飲んだ骨酒に比べ、「魚のアブラ」のうまみが足りませんでしたが、家庭で楽しめるのなら十分満足のいくものでした。

家庭で骨酒を!(2):イワナ寒風干し

 骨酒用イワナ以外にも面白そうなものを見つけました。


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 商品名は「親父が号泣したイワナ寒風干し」でクール宅急便で送られてきた「干物」で、なかなかいい感じ。
 

 丁寧に一枚一枚、フィルムで包まれているため使いやすい。かなり親切な心遣い(笑)
 フイルムをはがすと・・・しっとり感が分かると思います。
 
 頭の部分が焦げそうだったのでアルミ箔に巻いてトースターで炙ります。
 同じく、予め熱しておいた熱燗へ。(写真がちょっと暗くて分かりづらいか・・・)
 
 火を止め蓋をして約五分。う〜ん・・・もうちょっと焦げ目を付けた方が良かったなぁ。

 【感想】
こちらは「魚のアブラ」が十分楽しめましたが、逆にこうばしい香りがちょっと足りない。もちろん、もっと火を入れればよかったんでしょうが・・・「骨酒用イワナ」と一匹ずつ使ったらうまくいくかなぁ?

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