第5回ブロック旅行会


2007.11.19 
斎藤 安實 
 私たち塙山団地2−21ブロック町内会では、11月5、6日の2日間、「郡上八幡・飛騨高山・白川郷」への旅行を楽しんで来ました。
 顧みますと当塙山団地が出来て30余年、当時大小7つある公園では子供達が元気に遊んでいる光景が毎日見られましたが、今ではその子供たちも殆ど独立し、約650戸の70〜80%が、夫婦2人の年金生活という状況下にあって、我々の町内会では団地自治会に積極的に参加することは当然ながら、町内会独自に親睦を目的に新年会を20余年前から毎年行い、さらには年1回の旅行も今回で5回目を迎え、楽しい思い出を作ることが出来ました。
 近所付き合いが希薄になっている作今、町内会に限らず近所の皆様と旅行等親交を深める一助になれば、と筆をとった次第です。
 今回の旅行は旅行会社のツアーに参加する形で実施し、題記の「郡上八幡・飛騨高山・白川郷」 を見物しました。

第一日目、郡上八幡・鷲ケ岳温泉
 常陸多賀を6:30分にバスに乗り、常磐道、首都高、中央道、を経由し、郡上八幡に着いたのが14:00頃、途中休憩はあるものの長いバスの旅でした。しかし水の都郡上八幡の水と、古い町並みを見たとき、何か古き日本の良さに接し、安堵感を覚えた一時でした。
 宿泊は鷲ヶ岳温泉「ホテルレインボー」で「箸で食べるフランス料理」が売りになっているところです。旅館、ホテルの料理といえば刺身、天婦羅が定番になっていますが、時にはフランス料理もグーです。

第二日目、白川郷、飛騨高山散策
 世界遺産の合掌集落を散策しました。50〜60年前には地方に行けば良く見られた「かや葺きの屋根」も今ではこの地域独特の景観となってしまったことに何となく哀愁を感じた想いです。
 実は私の実家も50年まえは、「かや葺き」の屋根だったのです。若しあの家が残っていたら世界遺産になったのでは?


白川郷を背景に

 高山市内の散策では、白川郷は50〜60年まえの農村地区の光景であるのに対して同年代の地方都市の景観に感じました。


高山市街にて

 以上2日間郡上八幡・飛騨高山・白川郷と古い町並みを見てきました。
 終戦後僅か62年、今や戦争体験は風化しつつある作今、これらの町並みは数十年前には日本の各地で見られた光景が、今では観光地、世界遺産になっています。
 世の中の進歩、変化の速さを痛感したのは私だけだったでしょうか?
 帰りのバスの中ではアルコールのせいもあり、話に花が咲き、他のグループの皆様にご迷惑を掛けたのではないかと、お詫びします。しかし我々は楽しい、楽しい二日間の旅行でした。

 町内会会員全員高年を超え、老齢期に入ろうとしていますが今後も継続していく事にしましょう。