第8回ブロック旅行会
日本の名湯「草津温泉」の旅

 今回の塙山団地2−21ブロック旅行会は、10月26日〜27日の二日間、日
立電鉄観光バスツアーに参加し、群馬県の「草津温泉」へ一泊二日の旅に出かけ、楽
しんで来ました。
 10月26日早朝7時10分6号国道塙山バス停より乗車、途中十数名の客を乗
せて、一路「草津温泉」目指し出発しました。
 当日は、6つのグループから成り、総勢39名の方が参加されました。常磐道那
珂ICより北関東道、上信越道を走り抜けました。遠くに上毛三山、紅葉にはまだ
早い景色を眺めながら自然の美しさに見とれていました。富岡ICで降り、甘楽物
産センターで昼食を取り、そのあと午後1時より富岡製糸場を見学しました。富岡
製糸場は、明治5年に建設され115年間操業し続け、操業停止後、ほぼ同じく保

東繭倉庫


繰糸場内部

存管理されてきた。東繭倉庫、検査人館、繰糸場…と先人の知恵、工夫の館内・外
観を見ることが出来ました。又現在日本の産業革命の原点、近代工場発祥の地とし
て世界遺産への登録に向けて活動が進んでいるとの事です。富岡製糸場を後にして
、確氷軽井沢ICを降り、紅葉のきれいな軽井沢の別荘地を通り、今日の宿草津温
泉「ホテル松」へと向かった。
 午後4時30分頃ホテルに着き、近くにある湯畑の草津名物「湯もみショ−」に出


湯もみショー

かけた。外はみぞれまじりの小雨になり寒かった。「湯もみショ−」は、草津の高温
の湯を水で薄めて効能を下げることなく細長い板でかきまぜて適温にする古くから
の「湯もみ」をショーにしたものとか……。チョイナ、チョイナの草津節に合わせて
着物姿の女性達がリズムよく湯をもむ姿からは、独特の風情が伝わってきました。
私達のグループからも飛び入りでショーに参加しました。
 寒い中一番の見所は湧き出た湯が木樋を通ったのち、滝となって流れ落ちる「湯
滝」。滝壺はブルーグリーンの湯が輝いていました。


草津温泉・湯畑にて

 急いでホテルに戻り、冷えた体を温い温泉に浸かり疲れた体を温め、心身ともに
癒された気分になりリラックスする事が出来ました。ホテルでの夕食も和気あいあ
いの雰囲気で盛り上がりました。
 翌日は、ホテルを8時30分に出発し、草津白根山へ行く予定でしたが、前夜の
雪のため通行止めになり残念ながら予定変更。浅間酒造観光センターに立ち寄り見
学後八ツ場ダム方面に向けバスを走らせ、途中八ツ場ダム予定地内にそびえる巨大
橋を何本も見ながら、又JR吾妻線も高台に移設されるなど、周りの風景も変わり
つつ有るようでした。八ツ場ダム広報センター「やんば館」を見学。50年もの間、
未だ完成の見ない話題になっている八ツ場ダムの模型を見ながら想像を絶するダム
建設が大変な事業なのだと思いました。
 関東の耶馬溪とも言われている吾妻峡の紅葉、吾妻八景を代表する岩櫃山の眺望
も素晴らしい景色でした。  


榛名湖より榛名富士を望む

 伊香保温泉街を通り榛名湖に到着、湖畔の宿記念公園を散策、榛名富士ともよば
れ麓に広がる榛名湖とのコントラストも美しく、手漕ぎボートをゆつくり漕いで楽
しんでいる風景が印象的でした。昼食は庵古堂で水沢うどんを頂き、午後2時頃渋
川・伊香保ICより帰路に着き、途中トイレ休憩をし、関越道・北関東道・常磐道
を乗り継ぎ、予定より1時間ほど早く那珂ICを降り、夕方のラッシュにあいなが
らも無事帰宅することができました。
 幹事さん初め、参加者の皆さまどうもご苦労さまでした。また健康に気をつけて
来年も旅行が出来るように心がけていきましょう。

                       2010年11月2日
佐 藤 ヤ エ 記