五日目
 バンフ滞在
  − 万年雪に覆われた山々、切り立つ氷河、神秘的な色の湖 −
 いざ!憧れの世界遺産カナディアンロッキーへ(日本の本州と同じ広
さ)ロッキーを代表するバンフ国立公園(栃木県と同じ広さ)はカナダ
で最初に国立公園に指定された所です。(他にジャスパー、ヨーホーな
ど5つの国立公園がある)
 まずは中世のお城を思わせるキャッスルマウンテン(2,776m)を見な
がらロッキーの宝石と言われ女性的な湖レイクルイーズへ、その後、雄
大な景色のボーレイク、湖の色がとてもきれいなペイトレイクを見た後、
パーカーズリッジでハイキング、小雨から雪がちらつく中、山を登って
いて振り返ると何と大きな虹がかかっていました。

レイクルイーズの前で


ペイトレイク

 昼食後は名古屋市と同じ広さのコロンビア大氷原観光です。
 雪上車に乗り、アサバスカ氷河の上に立ち何億年もの自然の営みを感
じたひと時でした。
 氷河は厚さが300mもあり、断面がグレーシアブルーといって青っ
ぽく見えてとてもきれいです。

アサバスカ氷河の前で
六日目  バンフ滞在3日目は、まず最初にマーブルキャニオンハイキング  次にロッキーで最も美しい湖、青空と白い雪、緑の湖のコントラスト はカナダの旧20ドル札の図案に採用された程の絶景モレーンレイクハ イキング、その後ヨーホー国立公園最大の湖、その名の通りエメラルド 色をした湖で神秘的な美しさのエメラルドレイクハイキングと盛りだく さんでした。でも時折ポツポツと小雨の中、最後は傘をさしてのハイキ ングでした。しかしロッジポールパインという家の建築材料になる真っ すぐ上に伸びた松に混ざってポプラの黄葉がとてもきれいでした。
モレーンレイク
七日目  サルファーマウンテンハイキング  標高2,285mの山頂へゴンドラで登りました。  バンフの町並みと雄大なロッキーの峰々の大パノラマは息をのむ美し さのはずでしたが、前日からの雪で山頂には20cm位積雪があり、ハ イキングはできませでした。でも黄葉と雪の両方を見ることができまし た。日本の26倍の広さで国土の1/3が森林、まさにカナダは森と湖 の国、そして氷河の国です。  カナダ国内だけで時差が5時間半もあるというのですから、いかに広 い国であるかがわかります。 八日目  バンクーバーからエア・カナダで新東京国際空港へ 九日目  戦後最大級といわれた台風21号の影響で、日本から来る飛行機が遅 れ、これにともないカナダ発が3時間も遅れてしまいました。ダブルブ ッキングのせいか座席がなかなか決まらず、乗る直前にやっと決まった せいで私の荷物がバンクーバーに積み残されてしまいました。トランク は帰って2日後に無事到着しましたが、こういう事は初めての経験でし た。  行きも帰りも飛行機は満席で、そのほとんどが日本人乗客でした。行 く先々でも日本からのツアー客とはち合わせ、バンフのおみやげ屋さん は日本人客で混雑していて、本当にカナダなのかと疑いたくなりました。 カナダの紅葉はすばらしいと言われて私も参加しましたが、今年のカナ ダの紅葉はいまいちで日本の紅葉もカナダに負けないくらい素晴らしい と思いました。                    2002.10.10 松本 康子 記



前へ戻る    トップページへ