2004年1月17日〜24日まで8日間、念願だったネパールへ行って きました。 ネパールはビザと入山許可証が必要で準備に1ヶ月かかります。 気候は、奄美大島とほぼ同緯度の亜熱帯地域にあるため 標高の高いとこ ろに行かない限りそれほど寒くないそうです。ヒマラヤを見るなら乾期(1 0月〜5月)特に11月〜2月がベストシーズンです。 ヒマラヤの国ネパールは標高8,848メートルの世界最高峰エベレスト をはじめ8,000メートルを超す山が8座もそびえ、7,000メートル 級の山は122もあります。 |
ネパールの首都カトマンズに到着した翌朝、空からヒマラヤの雄大な眺め を楽しむマウンテン・フライト(60分)があり、素晴らしく良い天候の中、 エベレストを始めヒマラヤの名だたるピークを真近に見ることができ感動し ました。22人乗りの飛行機で窓側の座席だけに座れるぜいたくなフライト です。順番にコックピットの中に入れてもらい夢中でカメラのシャッターを 押しました。 |
今回のトレッキングは、カトマンズの北西でネパール第2の緑豊かな都市 ポカラが拠点です。日本の皇太子様も泊まられたというロッジに宿泊した翌 朝のご来光、そしてペワ湖にうつるアンナプルナやマチャプチャレ(6,9 97メートル)は絶景でした。 いよいよ2泊3日のトレッキングの始まりです。 1日目:歩行約1時間 ルムレ(1,615メートル)がスタート地点で初日は、山の斜面に刻ま れた段々畑を眺めながら民家の間のほとんど平坦な道で足ならしです。荷物 はポーターに預けシェルパと共に写真をとりながらのんびり歩きました。 |
ツアー客12人と添乗員、現地ガイドにシェルパ4人、ポーター8人、キ ッチンボーイ4人、コック1人と17人ものサポートがつき、キャンプ地の チャンドラコットに到着したときにはもうすでにテントが張られていました。 夕食後に手渡された湯タンポのポカポカと気持ちよかったこと。シュラフ (寝袋)だけではちょっと寒かったかもしれません。 夜空を見上げると星が降るようで感動し、目覚めればヒマラヤの雄姿に又 感動!です。 |
2日目:歩行約5時間 段々畑のあぜ道を素朴な村人たちと「ナマステ(こんにちわ)」と挨拶をか わしながらオーストリアン・キャンプ(2,200メートル)に到着、アフ タヌーンティーを飲みながらシェルパさんにネパールのフォークソング♪レ ッサンピリリー♪を教えてもらい、みんなで歌の練習をしました。 |
この歌は小さい子供から大人までほとんどの人が知っている歌だそうです。 夕食後にはデザートにケーキまで焼いてくれていたく感動しました。寝る 頃雨がテントを打ち始めやはり湯タンポはありがたかったです。 3日目:歩行約3時間 ゆうべの雨がうそのように晴れ上がり、山上のテントで迎える荘厳な夜明 けです。あたりがバラ色に染まり、金色に輝くアンナプルナ連峰の神々しさ、 7,000〜8,000メートル級の山々が眼前に迫ってきます。朝食の時 間も忘れもう夢中でシャッターを押し続けました。 |
ネパール・ヒマラヤの本当の素晴らしさは、トレッキングしないと味わえ ないと思いました。 |
再び行く機会に恵まれたときは、3,000〜4,000メートルまで挑 戦してみたいと思います。2004/01/28 松本康子 |