2004.4.30
2004年4月5日から12日まで、南仏を愛した画家の足跡を訪れるスケッチの旅「コートダジュールとプロヴァンス・パリ8日間」に夫と2人で参加しました。日立電鉄観光主催の10名のツアーです。松本康子記 「紺碧の海岸」の意味をもつコートダジュールは、地中海に面したフランス最大のレジャーリゾート地域でニース・カンヌに代表される海沿いの華やかなリゾートと背後の山の上にある素朴な中世の村の二つの顔があります。 1日目: 成田よりエールフランス航空でパリのシャルルドゴール空港まで12時間25分のフライト後、さらに1時間半、ようやくニースに到着しました。 2日目: ニースの朝市や旧市街を散策した後、第1回目のスケッチポイントであるサンポールドヴァンスまでバスで移動。 小高い丘の上に建つ中世の城郭の中にある絵のような美しい村でした。 午後から第2回目のスケッチポイントはエズです。最も観光客に人気の高い「鷲の巣村」は中世にタイムスリップした錯覚を覚えるほどきれいに村が保存されている上、花々で飾られているのでとてもかわいらしい雰囲気で、コードダジュールの海を一望に見渡せ素晴らしい眺めです。 彼はモナコに別荘をもっていて、毎月一度10日程モナコに滞在しているそうです。 午前中第3回目のスケッチポイント ヴィル・フランシュ・シュル・メールへ。いくつもの小船が浮かぶ鏡のような静かな入り江の漁村です。 (夫 忠 作) お昼は映画祭でおなじみのカンヌ市内を散策し、午後からはプロヴァンスに移動し第4回目のスケッチポイント、サント・ロペへ。 プロヴァンスは多くの文化遺産が残る地方で偉大な芸術家たちが数多くの作品を生み出した所でもあります。 ゴッホはここを舞台に代表作である「ひまわり」「アルルの跳ね橋」「アルルの女」を描いています。 4日目: 第5回目のスケッチポイントはマルセイユです。船による渡仏が当たり前だった時代の日本人が最初に踏むフランスの地と言えば、マルセイユだったそうです。 5日目: 第7回目のスケッチポイント、アヴィニヨンは、童謡「アヴィニヨンの橋」でよく知られている橋です。法王庁が移転されていたこともある歴史のある旧市街は、やはり世界遺産に指定されているそうです。 午後はフランスの新幹線TGVでパリへ移動です。夕食後エッフェル塔のライトアップを見に行きました。 6日目: 一日中パリ市内で自由にスケッチタイムです。まずは地下鉄でモンマルトルの丘へ。
石畳の坂道、長い階段、風車小屋にパリの眺望、芸術家たちが愛した風情が今も残る、サクレクール寺院で有名な場所です。 7日目: やはり一日中パリでスケッチタイム、午前中セーヌ川にかかる芸術橋(歩道橋)からスケッチをしましたが、風が冷たくて指先がこごえるようで早々に切り上げました。セーヌ川には自動車専用、歩行者専用、鉄道用も含めて36の橋がかかっており、どれもがとても個性豊かな橋です。 ノートルダム大聖堂 (夫 忠 作) お昼は船でセーヌ川遊覧をしましたが、船の目線で見るノートルダム寺院やエッフェル塔は、いつもと違って見えました。 深夜23時25分エールフランス航空にて帰国の途へ。成田には翌日の18時30分に到着。有意義な8日間のスケッチ旅行でした。 作品展に向け現在油絵を製作中の私です。 |