天国に一番近い島・ニューカレドニアの旅

H21.3.20 
 2月23日から3月1日まで7日間、若い頃からあこがれの島だったニューカレドニアを旅してきました。20人のツアーでしたが今回は私たち夫婦と夫の友人2夫婦と私の友人の計7名で、美しきニューカレドニア3島巡りの旅を楽しんできました。
 
1日目:
成田空港20時55分発エア・カレドニアで首都のヌーメアまで8時間40分。ニューカレドニアはフランス領で日本から7000キロの南太平洋に浮かぶ島で、季節は真夏で時差は−2時間です。ニッケルなどの鉱物・漁業・観光が主な産業で、公務員の地位が高く、一家に一隻ボートとプールがあるそうです。
 
2日目:
グランドテール島にあるヌーメア到着後バスで1時間の所にあるヌバタパークホテルに荷物を置き早速市内観光へ。まず見晴らしの良い丘の上から市内をながめた後水族館へ行きました。20年も水族館に住んでいるナポレオンフイッシュや珍しい白エイ、世界的に有名な光るサンゴなど、さまざまな生き物を見ることができた。



午後は自由行動だったので、目の前のビーチで泳いだ。夕日がとてもきれいに焼けて水面に沈んだ。


 
3日目:
高速艇で45分の無人島、アメデ灯台ツアーに行く。島に着いてからグラスボートに乗り換え、サンゴや熱帯魚・海ガメなどを見た後、食事をしながら海をバックにタヒチアンダンスショーを楽しんだ。その後、シュノーケリングをしたり237段の灯台を昇って360度のトルコブルーのグラデーションの海をながめたり、ヤシの木のぼりショーやパレオの着付ショーなどを見て一日楽しんだ。帰りの船ではサメの餌付けをやったが目の前に大きなサメが出てきて迫力満点だった。



5連泊予定のホテルだったが、お湯の出ない部屋がいくつもあったり、鍵が開かない部屋やセフティーボックスが使えない部屋などトラブルが多かったので、全員ワンランク上の部屋に移ることになった。私たちは何のトラブルもなかったが移った部屋は広く、バスタブも円形でゆったりしていて快適でした。
 
4日目:
ヌーメアから60キロ離れたリビエールブルー州立公園までバスで1時間、大自然を感じながら往復5キロ2時間のハイキングを楽しんだ。熱帯雨林の中を汗をかきながら登り、ニューカレドニアしか生息していないカオリや南洋杉などの木々に囲まれ、静寂なひと時を過ごすことができた。珍しい食虫植物も見られた。
夕食後、初めてカジノを経験した。いただいたコインを元手に説明を受けた後、ゲームに参加したが、私はあっという間になくなってしまった。仲間の1人が1000パシュフィックフラン(約1000円)もうかった。
 
5日目:
「海の宝石箱」の別名をもつイルデパン島へは空路30分。天然プールで熱帯魚を見たり、シュノーケリングを楽しんだ。島のレストランで昼食をとった後フランスパンで餌付けをすると大小さまざまな熱帯魚が沢山寄ってきて、自分も魚になったような気分だった。
美しい南洋杉の風景のカヌメラ湾で再びシュノーケリングをしたり泳いだり海の宝石を満喫できました。





夜は自由食だったので近くのレストランを予約し、エスカルゴやムール貝などフランス料理のフルコースをいただいた。
 
6日目:
マルシェ(朝市)で3時間の自由時間があったので一通り現地ガイドに案内していただいた後カフェでフランス風の朝食をとった。その後おみやげを買ったり博物館でオセアニアやメラネシアの伝統文化を観た。
夕食はアンスバタビーチの水上レストランでフランス料理のさよならディナーを楽しんだ。
 
7日目:
ルームサービスの朝食をとりホテルを出発。エア・カレドニア航空でヌーメア12時25分発帰国の途へ。
9時間後予定通り成田に到着。着いたとたんくしゃみと鼻水である。ああ日本に帰ってきたのだと実感させられた。杉花粉の飛びかう寒い日本と違い、暖かくて杉花粉のないニューカレドニアは、私にとってまさに天国のような島でした。
 松本 康子