ビクトリアフォールズ・喜望峰を巡る

南部アフリカ3か国周遊7日間

 今回はモロッコに次いで二度目のアフリカ旅行でした。6月12日から18日までのツアーに友人と二人で参加しました。
南半球に位置する南アフリカは日本とは季節が逆で4月〜9月は冬になります。道路や水道などのインフラがよく整備されており、世界有数の医療水準の高さを誇っているそうです。香港で乗り継いで入国したのでマラリアをはじめコレラや天然痘・黄熱病などの予防注射は必要ありませんでした。とは言っても蚊に刺されないようにと、虫よけパットや蚊取り線香を持参し、白っぽい色の服は虫が寄り付きにくいと言われているので長袖・長ズボンでもガードしました。水には充分気を付けミネラルウォーター以外は口にしませんでした。ジンバブエとボツワナは米ドルが使えましたが南アフリカはランドに両替するかカードを使うことができました。公用語は英語ですがドイツ語も広く通じるとのことです。


(上の画像をクリックすると大きな画面で見ることができます。)

1日目:キャセイパシフィック航空で成田空港を出発し5時間後香港へ到着。南アフリカ航空機を乗り継ぎ13時間余りで南アフリカのヨハネスブルクへ到着しました。

2日目:ヨハネスブルクへは朝到着し、その後航空機を乗り継ぎ1時間半後ジンバブエのビクトリアホールズに到着。その後はバスに乗りビクトリアの滝観光をジンバブエ側から 2時間見学しました。滝の幅は1,700メートル、最大落差は108メートルで世界三大瀑布の中では最大落差を誇る滝として有名です。 以前ナイアガラの滝、イグアスの滝を見ているのでこれで三大瀑布を見ることができました。他の二つと違いX字谷に流れ落ちているので滝つぼが見えず、水しぶきと水煙で全体が一度にみることは不可能でしたが、滝に虹がかかり素晴らしかったです。

3日目:ホテルを朝バスで出発し隣国のボツワナのチョペ国立公園のサファリツアーに出かけましたが、間もなくバスが故障してしまい、替わりのバスが来る迄待機することになりました。
途中国境でビザを取得し、1時間30分後チョベ国立公園へ到着しました。
サファリカーに分乗し、陸側より2時間サファリドライブを楽しみました。
ゾウ、カバ、バッファロー、インパラ、ワニ、キリンなど大自然の中で野生動物と出合うことができました。
昼食後はチョベ川のボートサファリを2時間楽しみました。なかでも沢山のゾウが水の中で遊んだり、草を食べているところを間近から見ることができ感動しました。

4日目:オプションで「ビクトリアフォールズ・ヘリコプターツアー」に参加するため早朝バスで出発し、空から滝を見ること15分、すごい水煙が上がていました。下から見るのと違い滝の全体像が手にとるように分かりました。
午後ビクトリアフォールから空路南アフリカのヨハネスブルクへ1時間半。そこからケープタウン迄空路2時間余り。バスでホテルに着いたのは夜の7時で一日移動にかかりました。

5日目:バスでホテルを出発しテーブルマウンテン観光へ。ロープウエーで登頂しケープタウンの街を上から観光。その後ワイナリーへ行き、ワインの試飲をしました。午後は7時間にわたってケープ半島国立公園観光です。まずボルダーズビーチでケープペンギンを見に行きました。60センチ位の可愛いペンギンを間近いに見ることがでいました。青く澄んだ海をバックにペンギンたちがたたずむ姿はとても愛らしかったです。

その後バスで喜望峰へ行きました。ケーブルカーで展望台まで行き喜望峰を見おろした後、岬まで色とりどりの花が咲く中1時間位ハイキングをしました。途中野性のダチョウを沢山見かけました。
夕食後はシグナルヒルより夜景観賞をしましたが、ケープタウンの夜景は絶景でした。

6日目:早朝ケープタウンのホテルを出発し空路ヨハネスブルグ迄2時間、航空機を乗り継ぎ香港まで13時間のフライトです。

7日目:香港に朝到着後6時間余りの待ち時間がありロビーで体を休めたり、運動不足の為空港内を散策して時間をつぶしました。香港はハブ港だけあり、搭乗口が100ヶ所位あり、あまりの広さに迷子になるところでした。
香港15時10分発のフライトで4時間半成田空港には20時30分に到着しました。日立行きの最終高速バスに間に合わず成田のホテルで宿泊し朝一番の高速バスで帰ってきました。

 一昨年は友人の都合でキャンセル、昨年は私の怪我でキャンセルしましたので今回は三度目の正直でやっと念願がかない、ようやく南アフリカ旅行が実現しました。 アフリカ大陸の本当の最南端は喜望峰から南東150キロメートルにあるアグラス岬だということも行ってみてわかったことです。
行ってみないとわからないことが色々あって収穫の多い旅でした。

2018年7月2日 松本康子記

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