松本 康子  1月25日(金)から2泊3日で「北海道こころやすらぐ旅」に夫と二 人で参加しました。  往復飛行機を利用し、定山渓温泉と登別温泉に宿泊してなんと一人 29,800円です。もちろん一泊二食で二人一室です。羽田から新千歳まで片 道28,000円なのにどうしてこんなに安いツアーができるのか不思議でなり ません。なにはともあれ私たち利用者にとっては安いにこしたことはなく ありがたいことです。  初日は羽田を12時に出発し、真すぐ札幌の奥座敷定山渓温泉へ行き、 ホテルの露天風呂で雪を見ながら最高の気分を味わいました。  2日目は、ローソク岩など荒波によって削り出された奇岩が印象的な積 丹半島めぐりをし洞爺湖へ行きました。2000年3月31日有珠山が噴 火し、洞爺湖周辺の人達は大変な思いをされましたが、現在は噴火活動も 終息し噴火前と同じ状態になっています。  しかし観光客が減り、閉鎖された旅館やホテルも見うけられました。温 泉の湯量がたっぷり増えたことが、せめてものすくいではないでしょうか。 近くにはいまなお白い噴煙をたなびかせている昭和新山がそびえていまし た。
昭和新山を背に記念撮影
 2泊目の登別温泉は万病に効くと言われているとおり、出発当日風邪気 味で38度あった熱も平熱まで下がってしまいました。  最終日は2時間半の自由時間があり、小樽でたっぷり散策ができました。 立ち並ぶ石造り倉庫には、明治から昭和にかけて商業都市として栄えた街 の歴史が刻まれて情緒たっぷりでした。
小樽運河
 倉庫の中のレストランで地ビールを飲んだりおみやげを見たりした後、 昼食は新鮮なネタを使ったお寿司とアラ汁で体を暖めました。  北一ガラスでは、バスで駐車場が満車だけあり、高校生の修学旅行や団 体客で大にぎわいでした。記念にガラスで作った雪の結晶を購入し、次の 観光地札幌へ向かいました。  あまり時間がなかったので、雪の時計台や道庁を見た後、雪まつりを1 0日後に控えてせっせと雪像を作っている所を写真に納めてまいりました。  北海道旅行は四度目の私ですが、以前から行ってみたかった登別温泉と 小樽に行くことができ大変満足いたしました。  また冬の北海道も初めてで長靴持参で出かけましたが、今年は暖冬なの か思っていたより雪が少なく歩くのには楽でした。しかし、気温は氷点下 で日陰は凍っていた上、風はとても冷たかったです。住めば都なのでしょ うが、寒がりの私にはちょっと厳し過ぎる北の大地でした。  広い北海道ですので今度は、まだ行っていない知床方面へ花の時期に訪 れてみたいと思っております。                            2002-2-28記



戻る