HO エコー20tCタンク組立
更新日:2007/05/20 20:53:41
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HO エコー20tCタンク組立 (番外 エコー20tCタンク組立改め )2006-10-15
- TMS No.623 (1997/2-4)の組立記事を全面的に参考にしていこうと思っています。なので、詳細は省略して変更点のみ記します。TMSを見てないとよくわからない点ご了解ください。
- 下回り 主台枠
- 組立時には、TMSの写真入り解説を見て、キットのマニュアルは、部品一覧のみ、部品のチェックで見るようにしました。
- 部品は必要なもののみビニール袋から出し、残りはビニールに入れたまま、事務クリップで封しました。平面仕上げのとき、カツミのベークブロック(10*10*70)に貼り付けて 同じカツミのベーク板上で耐水ペーパーがけました。耐水ペーパは、手持ちの#340あたりを使用。ゆがみの修正は、、カギヤットコを持っていないのと、へたに曲げて寸法が狂うとまずいので、修正を行わず、ペーパーがけ。ヘヤラインがはいると高級な感じですね。(TMS記事の写真No.2-5)
- スペーサの仮固定、センターポンチを 金床代用のレール(地下鉄のイベントで買ったもの))上で軽く打って処理。動輪押さえ板のセンターが一寸左右ずれているのが気になりますが、そのままに。(No.6)
- 4mmの角材は、ヒノキ棒を150mmくらいの長さにカット。DIY店で売っているのは、寸法がいい加減で、たまたまペダスタルにあうものを使用。平行度は、見た目でOKとしました。(No.7)
- とここから、半田付けが始まるはずですが、その前に、動輪とサイドロッドを仮組みしてみました。このロッドピンとブッシュを入れての組立結構大変でした。この袋のパーツのみ、Nのフィギアの入っていたプラケースに移しました。移す時、キットの箱(上蓋)のなかでやったは正解で、一点、プラケースに入らず、外(キットの箱の中)にはじいて焦りました。マイナスビス止めは、拡大用のヘッドルーペのお世話になりました。2mm以下のビス止めは老眼には大変。この状態なら軽く動くことを確認。(N0.14)
- 仮組状態です。背景はベーク板
- 2006-10-22追加
- 主台枠床板前と後ろを取り付け。スリットにはめる位置決めがあって、楽です。フロントビーム、エンドビームは、セロテープで仮止めして点付けしてから、床板、フレームとの接合部にハンダを流しました。この状態で、また動輪をはめて軽く動くことを確認。余分なハンダはヤスリ、ケサゲ、ケサゲ刷毛でとりました。マッハの耐熱フィンガーを使ってましたが、経年変化で表面処理がはがれて、工作物にべたとつくのには往生しました。便利ですが、消耗品のようです。また、フレームの中央に突起があるので、裏置きにするときは、ベーク板とは別にベーク角棒(カツミ)を使って保持しました。
- 煙室サドルの組み付けはてこずりました。エッチング板からの切り離しは、StudioフィールのHMにあったようにランナーをニッパで切断して、ヤスリがけ。折り曲げはスジがあるので、楽ですが、どうしてもサドルカバーとの貼り合せは、ずれます。一方をつけると他方をつけるときに、熱が回ってずれたり、力を入れすぎて、ひしゃげたり、机から落として探したり、さんざん苦労して、結局、サドルを床板に仮組みして、細い真鍮線で縛ってから、サドルを半田付け。まだ、ずれと隙がありますが、とりあえず手をうちました。ジグをつくるか、かしめないとうまくできそうにありません。
- リーフスプリングは表面をケサゲ刷毛でこすって、周囲のテーパー(テーパーは気にならないので)をわずかにヤスリがけ。こちらの半田付けは、ずれがあまり目立たないので、割と楽に、それでも何回かやり直しました。
- 2006-10-29追加
- 煙室サドルはやはり気に入らないのでやり直し。ゼムクリップを曲げなおして、片側にはさみ熱が回ってもずれないようにして、ベーク板にベーク棒を両面テープで固定して直角ジグにして、別のベーク棒で押さえて浮いているサイドを下において、半田ごてで加熱して隙を詰めました。
- リーフスプリングの裏板の曲げが一寸触るだけで、角度が変わるぐらい弱いので、この部分にハンダを流して補強。(RMMの記事を見ていたら同種のヒントが書いてあった。)
- ブレーキてこ軸、軸受け、カラーをハンダ付け。軸受けをエッチング板から切り出すとき、ランナーが太いので、ニッパーを使ったのは失敗。面倒でも糸鋸を使うべきでした。軸受け板が曲がってしまい、ヤスリでの修正もイマイチ。フレームへのハンダ付けもてこずった。てこ軸に軸受け、カラーを通して、軸の両端に0.5φの真鍮線を巻きつけて、フレームとの間と縛り、密着させるようにした。(はじめ、別の真鍮線の先端をつぶして、2股にして交互に曲げて、密着できるようなジグを作ったが、コの真鍮線が実はφ1より細くて、軸ずれして、正規のφ1の真鍮線が入らず失敗)軸は仕上げ寸法より長めなので多少左右の長さが違っても気にしなくて良い。
- ブレーキシリンダとてこはTMSでははじめに両者をハンダつけとあるがこれは角度の調整が無理でしょう。ブレーキシリンダーのランナーカットの前に、ロスト表面をケサゲブラシかけ。(これは、TT9のいのうえこういち氏の記事をまねたのでした。)
- シリンダー後部にへこみがあったのでハンダで埋め。フレームへのハンダ面もハンダメッキ。次に、万力にランナーを挟んで、糸鋸でカット、万力で挟むときに、斜めになって後ろ上のボルトを半分つぶしてしまった。やれやれ。工作用紙2枚重ねを幅3.3位(この長さは、てこが鉛直より上部が後退する位置)にカットしてスペーサとしてシリンダ取り付け。てこをエッチング板からカット。こちらはランナーが細いのでニッパーでもOK。やすりで整形、ハンダメッキ後、ブレーキテコ軸にはめて、シリンダーにはまるようにしてハンダ付け。
- ハンドブレーキアジャスターをコの字に曲げるとき、中央の穴からわずかに曲がってしまった。0.5φ真鍮線を差込、テコとテコ軸をハンダつけ。工作用紙4枚重ねで2mmとして、スペーサに、両面テープでフレームに固定したのは、NG。はずすのに苦労した。ここは、何回もやり直し。TMSの作成では、真鍮線がアジャスタの穴から見えるまで長く出しているが、実物写真ではこうなっていないので、結局短めにやり直し。真鍮線が床に鉛直で、アジャスタも真鍮線と同軸にするのが結構大変。
- ハンドブレーキ側のハンダで加熱しすぎたのか、エンドビームの端が床板後端より浮いた状態になったので、エンドビームを下にして、接合部を再加熱して、修正。
- カプラーポケットの内側のバリ取り(棒ヤスリで)して、KD#4が入るように。いじっているときに、ナックルのスプリングが飛んでしまって、捜索。(これ、Nのマグネマチック用のスプリングとほぼ同じ大きさのよう)。
- 排障器の取り付け面をハンダメッキ。
- 例によって、動輪を仮組み。軽くまわることを確認。(動輪は、サイドロッドをつけた状態で、軸箱を爪楊枝で位置と角度を直せば、ペダスタル部に比較的楽に挿入できます。
- 2006-11-5追加
- 排障器を取り付け。後部排障器(左・・・ハンドブレーキ側)の取付ジグは、TMSにあるものでは、どうしても垂直が出しにくいので、さらに縦に5mm幅の工作紙を2枚重ねで貼り付け。後部排障器(右)のジグは、ブレーキシリンダーを避けた形に切りました。排障器の直線側がビーム側になりますが、取り付けが斜めであると反対につけたように見えます。あるいは、直線側がさらに、ビーム側に傾くことに。前部側は、ビームに1mmになるように工作紙2枚+はがきの貼り合せ、上部は幅3.5に工作紙2枚重ね。長めにしてゼムクリップ改造で固定。またフレーム全体をベーク角棒をかまして、マシンバイスもどき(アルミダイキャスト製)に取り付け。ハンダメッキして裏から半田ごてをあてる感覚がわからなかったが、何回か試行錯誤でできるようになりました。さて、排障器取付の熱で、ハンドブレーキレバー位置が下がったので再修正。
- ステップは、工作紙でジグ(左右、干渉部位をカット)を作って、ビーム内側から2mm位置に。最初、ジグの位置が悪くて、ステップが床板からはみ出る位置になったので、ジグを修正して、床板サイドから面一になる位置に後退させたが、まだ前後でゆがみが。また、前後位置もビーム外側で2.5のはずが2.5から3の間に。
- 指先を誤って半田ごてにあて、やけど。(普段は、右手にこて、左手にマッハの耐熱フィンガーをはめていますが、このときは、左手で半田ごてを持ってました。)作業中断して、氷水をいれたコップに指先を浸して、TVを見て1時間休憩。最初水泡ができ、痛みがありましたが、なんとか痛みも引き、水疱も消えました。気をつけなければ。
- 裏側から。ステップは修正前の写真です。
- 2006-11-12追加
- モーションプレートをモーションプレート台にハンダ付けは、パーツが小さいのでクリップではさんで、直角に注意してハンダ付け後、ベーク棒に両面テープで固定して裏面もハンダ付け。洋白板なので、ハンダのケサゲのときに、色が同じでちょっとやりにくい。さらにフレームにハンダ付け。内側からもハンダを流しました。このとき、熱で曲がったモーションプレートを修正。片方は修正失敗で外れたので、ベーク小ブロックを床板・モーションプレート台に両面テープ付け、さらにモーションプレートが乗るように工作紙をはさんで調節して、ハンダ付け。
- サイドタンク支えは折り目をクリップではさんで、ハンダづけ。こちらはあらかじめフレームの取り付け周辺をハンダメッキ。
- ギヤーボックスを組立、カバーをビス止めしてガイドにして、ハンダ付け。厚板にスリットの組み合わせは直角を気にしなくても精度良く組立できました。
- アイドラーギヤーを仮組。Eリングが思いのほか堅い。
- フレームに動輪を仮組、さらにギヤーボックスを仮置き。軽く動くことを確認。
- KDカプラーは取説では、#4をカットしてスプリングなしで半固定となるが、これではDU(遅延開放)が不確実になるので、なんとか復元ばねが組み込めないか思案中。#4では、フレームのスペーサがジャマになる。KD#8のほうが小ぶりであるが、端梁のカプラーポケット穴を左右と下に大きく切り欠く必要がある。手元にないが、#7が一番取り付け穴前後の寸法が小さいようだ。
- シリンダーのスライドバーはTMS記事のように、差込部を万力でつぶしてがたがないように加工。コレのハンダ付けは次回。
- 2006-11-19追加
- KDカプラーの件について (汽車をつくるホームページでこのエコーの組立でKDをカプラーごと組み込んだ旨解説があったので)ゆうえんこうじ氏にメールでお尋ねして #33or#34or#35あたりを使い、エンドビームを加工すればよいことがわかりました。感謝です。
- まずは、KD本家のホームページと森井氏のホームページのKD寸法一覧から、#33がよさそうな当たりをつけてから、安井模型さんで#33と念のため#34を購入。(ついでにエコーのキャブインテリアセット、マッハの耐熱フィンガーとケブラーの耐熱手袋、#205カプラーゲージも購入)
- #33の組立。図に比べてセンタリング用スプリングが細いのが目を引きました。図ではスプリング両端が平行になってますが、実際はばね荷重でクロスになっているので、ピンセットを使って組立。先に、各パーツを2mmビスとナットで軽く止めておくと、万一飛ぶ心配がないですね。しかし、カプラー全体がコンパクトなので 意外とこのスプリングの組立てこずりました。スプリングをはめたあと、ビスナットを締めて、接合はクリアーボンド付け。
- エンドビームの加工:すでに、フレームにハンダ付けしてしまっているので、カプラー穴 横幅7mmになるように現状のカプラー穴の上端までけがき、フレーム全体をベンチバイスで固定後、糸鋸でカット。穴から三角ヤスリでカットしてから、やすりで整形。糸鋸カットのときに、ちょっとスペーサやブレーキテコ軸に傷をつけてしまった。また、糸鋸の切り位置が内側すぎて、かなりヤスリで広げる必要がありました。
- フロント側はそのままでは、カプラーポケットがエンドビームから3mm以上飛び出るので、まずカプラー後ろ側、カプラー本体の角などをヤスリがけ。
- スペーサの前側がカプラー後端とあたる部分をまるくヤスリがけ。ドレメルを使おうかとも思いましたが、削りすぎる・余分なところを傷つけると大変なので、ヤスリで削りこみました。床板をつけた後なので、あまりきれいに削れないですが、見えないところなので良しとしました。
- 2006-11-26追加
- カプラー取付板をt1幅10mm真鍮帯板からまず、けがき、穴あけ後、5.5×11にカット。実際は、穴あけ位置がずれたので、長めにカットして、やすって長さ調整。カプラー取付板に1.4タップ、
- DIY店で、細密ビスのセットを購入。最初、1.4のタップしか手元になかったので、1.4のビス使用。カプラ取り付け穴との隙にφ2.1内径1.5の真鍮パイプを3.5にカット挿入。ビスのヘッドが小さいのでナットを挿入。仮組みした状態では、前部が2.5mm強、後部が2mmくらいカプラーポケットがエンドビームから出る状態となりました。
- カプラーの組立にボンドGクリアーでははがれたので、タミヤセメントを極少量つけ直し。
- かみさんに東急ハンズに寄ったときに、1.7のタップとダイス購入依頼。1.7のビス止めとし、真鍮パイプはヤスリや1.4のタップで内径を広げて再利用。ビスのヘッドが小さいので、2mmビス用のワッシャを代用。
- カプラー取付板の上部の床板とのスペーサ用に、φ1真鍮線をコの字に曲げてから、金床でt0.5につぶしてからハンダ付け。
- ハンドブレーキ側のステップがはずれたのでハンダ付け直し。
- 前部カプラー 取り付けビスはまだ1.4。
- 後部カプラー 取り付けビスは1.7に修正後。
- 2006-12-3追加
- カプラー取付座は、フレームとの接合部を減らすため、幅のほぼ1/3の中央を0.5溝を追加。また、前部のコの字は前後反対に修正(ボイラー支えと干渉するため)。ワッシャは、t0.5真鍮版から自作したものに交換。(4mm角から角をとり、さらに六角形に修正。)
- KDを仮止めして、動輪のイコライザを組み付け正規の動輪の高さにして、カプラーの高さチェック。第1動輪の中央イコライザに突起があって、動輪が回らないので、のでヤスリで修正。第2、第3動輪のイコライザの片側はビスを締めると動かなくなるので、後で要修正。
- シリンダーブロックの片側は、カプラー後端の干渉部位を丸くカット。バイスにはさんで、糸鋸で概略カット後、ヤスリで修正。スペーサにくれべて、楽にかつきれいに整形できた。仮組みして、カプラーとあたるのでさらにヤスリがけ。
- ブレーキシューを動輪押さえ板にハンダ付け。指示どおり第3動輪は短く糸鋸でカット。片側はちょっと力をいれすぎてゆがめたので後で修正。ランナーに当たる部分のスジを付近で糸鋸でカット。ハンダメッキ後ハンダ付け。ジグなしで、ハンダ付けしたので、何回か取り付け角度を修正。1つづハンダ付け後に、動輪をつけたフレームに置いて、位置を確認。
- 動輪押さえ板をビス止めしたが、やはり動輪とブレーキシューとの隙が各輪まばらであった。特にひどい部分だけハンダ付け修正。わずかなずれは、ブレーキシュー側を曲げて修正。
- 左端がKD#205ハイトゲージ。なおシリンダーブロックは上部のみでシリンダはまだです。
- 2006-12-10追加
- ドレインコックを切り出し山折り後ハンダで補強。机の上に放置したのが間違いで、他の作業中に1個紛失。捜索したが見つからず。線材から作り直す予定。
- シリンダーにスライドバー取付。真鍮線でピストン軸とスライドバーが平行になるようにジグ作成。
- シリンダーブロックにシリンダーハンダつけは難関。はじめフレームにシリンダーブロックをつけて作業していたが、熱が奪われ、また熱で前部排障器のひとつがとれたり散々。シリンダーブロックのみ左右をビスナット締めして、さらに別の真鍮板にビス止め。真鍮線で、左右のビストン軸とスライドバー位置を決めるジグを作ったがイマイチ。前後反対であったり、スライドバー位置が真上に来なかったり、シリンダ−がブロックに対して前後にわずかに隙があるので、その中央に位置がこない、熱でスライドバーがはずれるなど、基本設計が初心者向けで無いと感じた。ビスでブロックとシリンダーが仮止めできる構造にすべきでしょう。
- 2006-12-17追加
- シリンダーは再度ばらばらにしてから、スライドバーをハンダ付け。その後、シリンダー左右を交換して位置決めしなおし、ハンダ付け。今度はすんなりとできた。フレームに組み付けたとき、モーションプレートとの上下関係が左右で多少異なる。メインロッドとクロスヘッドを組み付けるとき、一旦シリンダーブロックのビスをはずす必要があった。また、軽くスライドするように、先細のペンチ(プライヤー?)でスライドバーの角度などを微調整。
- バルブギヤー関係を組付け。小さいビス、ワッシャ類でうまくいかず。セロテープでロッドがねじ穴から脱落しないようにしてビス止め。リターンクランクはとりあえずボンドGクリアで固定。このとき、頭がでていると回転時にひっかかる。
- 線路の上で軽く動くことを確認。
- 次にキャブインテリア取付。まずは火室に取付穴のけがき。センタはノギスで横幅の1/2をトースカンのようにベーク板上でけがき。内側からピンバイスで穴あけ。φ0.5あけるときに、力を入れすぎて、1本折ってしまった。けがきセンターに穴あけ確認後に所定の穴径に広げて。火室と床板ハンダ付け後、バックプレートがはまることを確認。その後、バックプレートは溶けるのではずして、ロスト部品(メータ類、蒸気分配箱、逆転テコ)をケサゲ、取付面ハンダメッキ後、ハンダ付け。傾いたり、隙ができたので床板をマシンバイスにはさんで、やり直し。逆転テコの円弧部分は作業中に引っ掛けて曲げたり取り扱いに注意が必要です。
- バックプレートは穴あけ後、(焚口戸、水面計、加減弁てこ)を ボンドGクリアを裏から流し、固定。このうち、加減弁てこはランナーのどこから切ってよいか判断に苦しむ。最初、左右上下反対にしていたのでやり直した。雑誌・資料などで確認せずパーツの図面だけ見て 適当にまとめた。
下回りにキャブインテリアを仮置き。モーター関係は未取りつけ。
- ゆうえんこうじ氏からカプラー組付けは半田ごてによる熱溶着が良いとのアドバイスがあり、さっそく試してみました。ちょっと加工部が汚くなりましたが、分解することもなく良い感じです。情報感謝です。
- 2006-12-24追加
- 先回の追加で、紛失したドレインバルブの代用をφ0.5真鍮線から試作。(TMSの記事によるとエコーから小型車用のパーツがでているようですが・・・)
- ヤスリで半丸線として曲げ部の内側をさらにやすって、U字型に曲げシリンダー排水弁として、水平のレバー部分(排水弁開閉棒)は別の真鍮線から万力にはさんでつぶして、さらに角線に削って、はさみハンダ付け。さらにやすりで太さを調整。何回か作って、かなりまともに。オリジナルのエッチング板では、この排水弁開閉棒の前後の突き出しが短すぎるように思うので、まずは長めに試作。
- TMS記事にしたがい、キャブ前妻板にブロアーパイプとチェックバルブからの配管用の穴あけ。しかし、記事ではこの配管イマイチ詳細の長さ取り回しがわからないので、まだまだ研究が必要かな。今週はほとんど作業できず。
- 2007-1-7追加
- 今回年末年始の休みで作業が進みました。
- 前妻板に汽笛取付。ロストの足を曲げなおしで、取り付けハンダ付けは簡単でした。
- 前妻板をキャブへのハンダ付けに、工作紙2枚重ねでジグをつくってクリップどめし、屋根の前端から妻板までの隙1mmを確保。
- サイドタンク裏板にチェックバルブ配管用穴あけ後、上板をハンダ付け。水タンク側面との幅超過、上板との隙空きすぎのため、3回やり直し。
- 後妻板に前照灯掛をハンダ付け。取り付け隙確保のため、工作紙でジグ作成。
- 開放テコ中央は紛失したので、エッチング板の余白にけがき、穴あけして自作。簡単な形状なのでなんとか自作。元より長めになった。開放テコ左側固定時に工作紙と真鍮線でジグ代わりに。この真鍮線を手近な半丸線を用いたのが間違いで穴がさらに大きくなり、その後の作業で穴がつぶれてしまった。
- 後妻板裏側にアングルハンダ付け。取り付け位置修正でやり直し。ハンドブレーキ関係ハンダ付け前にけがき。センターをだすよりも、板幅の左右をケガいたほうが簡単かつハンダ付けが確実に。
- サイドタンク上板をキャブ本体サイドタンクにハンダ付け。上板が側面とほぼ面一になるべきところが多少ずれた。また、前妻板との隙があったので、隙がなくなるように、ハンダ付けしたら、ボイラーが入らなくなった。
- キャブの屋根左右に雨樋ハンダ付け。一方は簡単についたが、片方は悪戦。一端をつけると他方が浮いてしまう。結局やり直し。
- 天窓のロストのランナーカット時に糸鋸の刃を折る。ここで、天窓が可動式にしたくなって、過去のTMSの記事を探索。
- 2007-1-14追加
- ボイラー後部下端の修正。前妻板に入らない件は、ボイラー下端のサイドタンクメンバとの接触部をすこしずつヤスってノギスで高さをチェックしながら修正した。前妻板には入るようになったが、まだボイラーの前部が水平より高くなっている。
- キャブ天窓はTMS654のコッペルCタンクの記事にある方式で可動式にすることにした。まず、t0.5真鍮版(エッチングの余白部分利用)を幅1.5長さ30以上にカット。屋根の穴が6×6なので、5.9間隔でけがき、糸鋸で半分切り目をつけ、三角ヤスリでV字型にヤスッてから、4角形に折り曲げ。しかし、仕上がり寸法が6.2位になってしまったので、L字型に2分割してから、折り目にハンダを流して補強後、各辺が6mmにおさまるように、やすりおよび耐水ペーパで少しずつ修正。ノギスでチェックしたり、屋根につけて様子を見ながらの作業。
- 天窓の枠のハンダ付けは、工作用紙貼り合せに6mm角の穴をあけ、ジグとした。ハンダ付け後、高さチェックで0.8くらいしかなく、貼り合せの厚さをあらためて確認して1mmになるようにはがきを貼り合せ、ハンダ付け修正。意外と面倒な作業になった。
- ボイラーは仮置き
- 2007-1-21追加
- 天窓をt0.5エッチング板のハギレから切り出し。
- 天窓を開閉する機構を0.5φの燐銅(燐青銅?フクハラ製)をTMSの記事を参考に加工。幅を天窓の幅に収まるように修正。2個作成し、天窓裏側にハンダ付け。ハンダ付け時に工作紙でジグ作成。2個目をつけるときは、先につけたものをヒートクリップではさんで放熱。
- 天窓をどの角度まで開閉可能にすべきか資料もないので、適当に45度よりは少ないものとした。あまり欲張ると、収納したときに、窓越しに 天井からぶらさがっているのが見えてしまう。
- 燐銅線の曲げRが大きくかつ幅もすこし足らず、締めたときに一寸がたつき気味。
- 煙突、スチームドーム、サンドドームをボイラーに仮にビス止め。煙室前面の内径が一寸大きくて、ボイラー下部の合わせ目に隙ができるので、煙室前面のはめ込み部を少し削る必要がありそう。仮組みすると俄然 蒸気機関車らしくなります。
- 「余裕がある人」ではないが、キャブ窓縁取りに挑戦。まずは、0.42-0.44φ真鍮線(ホームセンターで購入)から甲丸線に加工し、側面図に沿って曲げ。
- ガス火でなますのを忘れて四苦八苦。途中で気づいて、ガス火に当てたら、火にかざしすぎて、一部溶けて、ボツ。
- 半丸の線を横に曲げるのは、以前 レールで車止めを作ったようになまして、平面につけながらまげないと思わぬほうに曲がってしまう。TMSの記事では、反対側は裏返して図面上で曲げるとあるが、これがうまくいかない。ハンダ付け面つまり半丸の断面が平面になるず斜めになり見苦しい。こちら側は、現物にあてがいながらまげたほうが確実のようです。
天窓を開いた状態。もっと開くこともできますが、コレくらいが自然でしょうか。煙突、ドーム類、キャブインテリアは仮組み状態です。
- 2007-1-28追加
- キャブの縁取りとして半丸線をハンダ付け。はじめ、クリップだけの固定で位置あわせしましたが、どうしてもうまくいかないので 工作紙でジグを作成。
- ジグは入り口の形に工作紙をカットして2枚貼り合わせただけですが、効果テキメンでした。ただし、カットの精度とジグと半丸線の密着ににより多少ずれはできますが良しとしました。それより直線部分が変にヨタッテイルと目立ちます。ジグは軽く穴に入るようにヤスリで整形してキャブの端面よりも縁取りが面一が理想ですが、外側よりも内側に来るほうが見栄えが良いようです。このジグと半丸線をクリッブ止めするわけですが、順に密着させながらつけていかないと、途中で浮いてしまうことがあり、その場合はやり直したほうが良いですね。隙をハンダで埋めてごまかす手もありますが、途中まではがしてやり直しました。直線部もプライヤなどで真っすぐ伸ばしたおきます。半丸線の厚さが所定の0.2より厚い0.3くらいになったのでキャブの板厚含めて0.8くらいの仕上がりとなりました。(こんなにうまくいくのなら、半丸線を記事どおり0.2まで薄く仕上げから曲げるべきでした。かといって、もう一度作り直す元気はないですが・・・)
このように、ジグを穴にはめて半丸線をその周囲に来るようにクリップ止めしてくの字のコーナ部から両側にハンダ付けしていきました。
- キャブ周りで後は、ハンドレールノブを記事どおり頭を整形するか思案中。(同一寸法に仕上げるのは至難のように思えます。多少大きめは我慢してそのままつけるのが無難かと思ってます。)
- 2007-2-4追加
- 前回からひたすら、半丸線周辺のハンダケサゲ。線の乱れがあったりで、完璧にはほど遠いですが、まあ良しとしました。
- ハンドレールノブは手持ちのドレメルのコレットチャックでうまくはさめないので、ピンバイスにはさみ、軽く電動ポリッシャー(電動歯ブラシのように円形紙やすりが高速運動)と耐水ペーパでこすっただけで、外形は1.0くらいです。
- カット後は、両面テープをつけた工作紙の上に貼り付け保管。
- ここで、飛んで、ブロアー管用に、φ0.6真鍮パイプを加工。残念ながら内径がφ0.2しかないので、0.3ドリルをピンバイスで慎重に広げ、セロテープ上で、先端から1mm弱でV字型にやすりました。(寸法がTMSの記事に明記したありませんが、解説図を拡大コピーしたものがほぼ原寸に近いのと、隣のページの実物写真から) 。ヤスリ方が足りないと折り曲げたときに、直角にならないので、十分削っておきます。φ0.3真鍮線を挿して、L字に曲げ、セロテープ上でハンダ付け。その後、パイプ側を2mmくらいにカット。(真鍮線はL字の手前です。一緒に曲げると多分きれいに曲がらないはずです。また、パイプに切れ目をいれずに曲げるとこれもうまく曲がらないはず。)
- ボイラーにセロテープを貼ってから、ブロアー管用穴あけφ0.6。これも上下位置が明記してないので、手すり穴の水平線より1mmくらい下の位置としました。
- 機関士の改造は、本館のほうで述べましたが、ここではキャブインテリアとの組み合わせで。
レギュレータ操作中。この立ち位置では、キャブの後妻板に当たるかな。
- 2007-2-11追加
- ハンドレールノブの件、HOモータにつけるピンバイス(マッハ模型製)を持っているのを思い出した。かなり探して見つけ、カワイモデルのモータに取り付け、TOMIXのパワーパックで動かすことにした。ハンドレールノブを回転させ、耐水ペーパを当ててすこしずつ削っては、止めてノギスで測定。0.9くらいとした。
- ハンドレールは、φ0.35の洋白線が手元にないので、φ0.3の洋白線(フクハラ製)を使用。ホームセンターで買ったφ0.33-0.35真鍮線はへなへなで使い物にならず。
- ハンドレールノブをキャブの穴に入れるが、結構小さくて大変。また半丸の縁取り線が内側に寄っているところは、干渉気味。左側は半丸線は半田ごてでずれを修正。
- 今度は飛ばさないようにセロテープで仮止めしてから洋白線を通し長めにカット。裏からハンダ付け。縁取り線とこのハンドレールが微妙に平行でないのが目立つが、ハンドレールノブの取り付け角度をハンダごてで微妙に調節した。
- その後、ノブとレールをハンダ付け後、上下の余分な線をカット。
- 2007-2-18追加
- キャブの後妻板取り付けの前に 開放テコ受けの穴のつぶれを慎重に修正して、ハンダで穴埋め後、改めてφ0.3ドリルで穴あけ。
- キャブの後妻板は、窓と屋根の間をクリップで挟んで密着させて妻板とボデーサイドとのあいを確認後。右側すきがあるので、内側下につけたアングルの出っ張りを慎重にやすりがけ。その後ハンダづけ。(最初は点付け)サイドは軽くハタガネで押さえてハンダ付け。左側がすこし(0.2くらい?)アイが悪かったです。また、キャブのサイドの下部ラインが少し内側に曲がり気味。
- 左のサイドタンクが内側にわずかに傾斜しているので、先細のペンチなどでタンクのメンバーの中央をつかんでサイドタンク裏上を指でじわりと押して修正。本当は、サイドタンクを固定する前に修正すべきか。まちがってもサイドタンクをつかんで曲げるとゆがむので厳禁。メンバーはちょっとゆがんだが隠れるので良しとします。
- ボイラーの前方下部に補強版をビスで仮止め後、ハンダ付け。ボイラー下部が一寸隙ができたが、ちょうど煙室前面がぴたりと入る寸法となった。
- TMS記事どおり耐水ペーパをボイラーに巻いて、サンドドームスチームドーム煙突のすそのすり合わせ。
- サンドドーム左右に砂撒き管元栓をハンダ付け。ゆがみと浮きに注意したが、まだ少し片側密着が足りない。
- 逆止弁配管をφ0.5真鍮線でTMS記事どおりに曲げてから、逆止弁の穴に押し込んでハンダ付け。
- 逆止弁配管をサイドタンク、ボイラーに仮止めしてみたが、逆止弁のランナーが長いとボイラーに挿しにくい。また、配管が砂撒き管の穴の上を通るので、サンドドーム&砂撒き管の取付作業性悪い。
- サイドタンクの陰になるが、この砂撒き管と逆止弁配管はどちらが上になるのかTMSの記事では不明。
- 仮組み状態。
- 2007-2-25追加
- 砂撒きテコをサンドドームの砂撒き管元栓に取り付け。砂撒き管元栓反対側はカットせずそのまま。
- 逆止弁を配管ごと取り付け。左右前後の角度を修正。配管を修正。
- ブロアー管取付。配管を修正。
- 煙室にハンドレールノブと手すり取付。水平になるように修正。
- 安全弁取付。左右前後の傾きを修正。若干傾きと垂直軸に対して回転があるが良しとした。
- サンドドームを砂撒き管を穴に入れながらボイラーに取り付け(ビス止め)
- 下回りとボデー、キャブインテリアを仮組みしてから、蒸気管と蒸気管座をボイラー穴に取り付け。蒸気管の曲がり方向を修正。蒸気管の長さが若干左右で違うが良しとした。
- ボイラー受けを床板に前側のみハンダ付け。
- 一旦上下を分解して、ボイラーにスチームドームと煙突をビス止め。
- (実はまだギヤボックスとモータは未取り付け)
- 2007-3-4追加
- リターンクランクをハンダ付け。その前にメインロッドサイドロッド穴に注油。結構簡単にハンダ付けできた。リターンクランクの角度を左側は図面どおりとするとして、そのとき右側はどうするか悩んで、ライブの本や蒸気機関車の構造の本をみたが、結局、右も左と同じクランク位置にして前後同じ方向になるようにした。
- 前部開放テコ受け取付。開放テコはφ0.3洋白線折り曲げ。
- 床板左右にポール取付。取付部の長さが短いので、垂直につけるのが結構大変で何回かやり直し。
- キャブインテリアを一旦ばらして低温ハンダ(モリタ製)でハンダ付け。
- 煙室扉にハンドルとランプ掛け取付。
- モータをギヤボックスに取付け。配線。集電ブラシの絶縁ワッシャ類はゴム系ボンドクリアで集電ブラシ穴に取付後、ビス止め。何回か曲げを修正して、車輪裏に接触するようにした。フレームに接触しそうだが、なんとかクリア。ウォームギヤのかみ合わせは、横から見てわずかに隙があるくらいとした。
- ギヤボックス裏蓋の2枚をハンダ付け後、ビス止め。このときギヤ左右のワッシャが干渉してうまく取り付けられないと焦ったが、切り欠きがあるのがわかり納得。
- タンク裏側の逆止弁配管を下に引いた状態でタンクメンバの穴とハンダ付け。
- 砂撒き管もタンクメンバの穴とハンダ付け。(上から見ると左右の砂撒き管の位置が左右対称にならず少し右が前よりになっていることに気づいたが、修復できなのとふだん横からみても気にならないので良しとした)
- 砂撒きテコ引き線はφ0.25燐青銅線で。
- ボイラー内ウェイトを押し込み、ビス止め。
- タンクウェイト用床板Lアングルは低温ハンダで取付。
- 前後カプラー取付。
- レール上で試運転。ショートせずに動いた。成功でした。UNITRACKの分岐器の通過はちょっと苦しそう。
- ハンドブレーキテコ部分に少し低温ハンダを盛って動かないようにした。
- これで塗装をのぞいて組立完了(実は、ドレインバルブがまだ未取り付け)
- 機関士も乗車させて記念撮影。
- 2007-3-18追加
- ドレインバルブを低温ハンダで取り付けようとして片方失敗しました。素直に記事どおり瞬間接着剤を使うべきでした。
- 2007-3-25追加
- ドレインバルブを作り直して、低温ハンダで取付。ただし、明らかに左右で形状が違ってしまいました。
- 塗装を残して一応完成。
- 2007-5-20追加
- 塗装のため、分解して、水、洗剤で超音波洗浄後、薄め液をキムワイプ(ペーパータオル?)で拭いて乾燥。
- 動輪のトレッド面、ギヤ、軸受け部をマスキング。フレームはベダスタル部と集電ブラシ固定部をマスキング。ボデーの汽笛安全弁のマスク忘れ。
- トビカのトップガード吹付け。シャシー、ボデー、シリンダーブロック、キャブインテリア、ブレーキ、ギヤボックスカバーなど。その後、KDカプラーも他でテスト後実施。ボデーはキャブ内も。吹付けの弱いところは、再度吹き付けたが、垂れたところも。
- ロッドバルブギヤーは黒染め液を筆塗り(綿棒がなかったので)一部黒くなりすぎたので、耐水ペーパーがけ。
- ギヤボックスもモータ、ギヤ分解後、黒染め液で黒染め。
- 再度組立、試運転して動くこと確認。
- 汽笛安全弁の磨きだし。
- さらに、キャブ入り口、窓を外からマスキングして、キャブ内をエアーブラシで明灰緑色(タミヤアクリル)をエアーブラシ。
- 2007-5-27追加
- タンク側面など乾燥前に触ってはげた部分をトップガード再塗装。あらかじめ、キャブ内側をマスキング。
- キャブ組立時、後部のカプラー開放てこを床板にはさんでまげることしばしば。
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