番外 HO貨車とCタンク
更新日:2007/04/08 20:47:49
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番外 HO貨車とCタンク(HO貨車 2006-2-12 から改題 2006-3-5)
- 車種別に話を再構成しました。(2006−3−5)
- 突然、HOの貨車とCタンクの話です。HOといっても、1/80 16.5mmです。
- KATO ワム90000
- 車輪はスポーク車輪、カプラーはKATOカプラー、扉が開閉します。ただ、繊細すぎて 扉がはずれやすいのが玉に瑕です。特に半開状態では車体を触っているうちに外れることがあり、はずしたままとしました。
- 改造点は、カプラーをKDカプラーに交換したことです。また、貨車の入れ替え作業には、車輪の転がりガ良すぎるのでその対策です。
- まず、カプラーの交換。
- KD No.5に交換。KDの復元ばねが曲がっていたので、修正したが、間違って復元ばねをのばしていまい、曲げなおしたので、KATOカプラとの連結のときに、少し動きが変。KDへの交換はわかってしまえばNの場合より簡単。
- 2006/3/5追加
- Nの場合と同じように、車輪のピボット軸にカプラーのスプリングを短くカットしたものを挿入して、転がり抵抗を増やしてあります。
- KDカプラーピンの高さをレール面上0.8mmねらいで調整しました。
- 2006-3-12追加
- まだ、連結時に踏ん張らずに、連結せず、DU状態になったり、DU開放時勾配で離れないなど 転がりが良すぎるので、転がりを殺すために、ピボット先端反対側にばねを追加。
- 2006-3-19追加
- 上記のピボット軸のスプリングですが、進行方向によっては、車輪が回転せずスティックする現象があります。スプリングの巻きの影響と思われますが、まだ対応できていません。
- KATO トラ45000
- 車輪は黒染めプレーン車輪、カプラーはKATOカプラー、側板が2分割で開きます。箱から出すときに、手をかけると壊しそうです。
- トラについては、車輪をスポーク車輪(たぶんエンドウ製)に交換。(1両のみ)
- 2006/3/5追加
- ワム90000と同様に、ピボット軸にスプリング追加。なお、スポーク車輪の軸長は元のKATOの車輪軸長より、0.5長めですが、転がりには影響ないようです。
- 2006-3-12追加
- KDカプラーが低めなので、カプラーポケット下部上面の入り口数mm幅のテープを貼って、カプラーのヘッドが下がらないようにした。
- バフ(床板、側面)、フラットアース(妻板内側)を筆塗りで汚し。まずは、凸部分をバフをドライブラシ風にハイライトとして、あとは徐々に、雨だれ風に、垂直方向に。
- 2006-3-19追加
- 中村精密ワム50000
- 大昔(たぶん25年以上前)に買ったまま 組み立て途中の中村精密の貨車5台のうち、まず、ワムのプラ車体にケサゲブラシで木目状にこすってから、アングルモールド部分にバフを筆塗り。床板も木目付け。
- ボンドGクリアで点付けして仮組。
- さて、カプラーをどうするか?
- 2006/2/19追加
- 中村精密ワム50000 キットに車輪が付属していたが、スポークに交換。ピボットの軸受けが床板とダイカスト一体のため、穴の位置精度がイマイチで、また、下から押し込むための切欠きがあるため、車体を持ち上げると車輪がはずれてしまうので、抜け止めとして、軸受け下部の溝にφ0.4位の真鍮線をボンドGで固定。
- ムック本 モデルHO によると、鉄道模型社 → 中村精密 → エンドウ(PLUSシリーズ)に型がひきつがれたとのこと。ただし、中村精密の足回りはダイカスト製になり、ディティールも追加されたが、走行性能が今一歩、エンドウで足回りが新規で3点支持に改良されている。
- カプラーはキットにはベーカータイプが付属していたが、片側に KD No.5、もう片方に No.8に交換。妻板のカプラ部にロの字に囲まれていた部分の下部をカット。ナックル中心高さもナックルピンの高さも 規定の高さより低いので、調整が必要。(軸受けの位置が低いように思われる。 ダイカストの軸受けの内側を削って、別に真鍮板で作った軸受けを仕込むのが 正解のようだが、そこまでやるかどうか思案中)
- ブレーキシュー、側ブレーキはプラ製で、これはランナーについた状態で、軽くケサゲしてから、バフで筆塗り。
- KATOユニトラック550RでS字カーブを作って試運転。動力車は、去年購入のバックマンのCタンク(室蘭工場風)。
- (写真削除 2006-3-19)
こちらは、Nのレイアウトの手前にユニトラックを置いて撮影。扉が開いた状態。Nの貨車と違って、扉の開閉が楽しめます。また、スポークも細くてきれいです。(高価ですが・・・)KDカプラーもナックル部がカプラー本体とは独立に作動します。
- 2006-3-12追加
- 軸受け上部にプラバン小片を入れて、プラボンド流し込み、車輪位置を調整、コレによってKDカプラー高さもほぼ適正になった。
- ブラ部品のブレーキシュー、ブレーキてこ、などを取り付け。ブレーキてこの踏み側の固定穴がないので、フレームにφ0.9ドリルにて少し穴あけ。位置はブレーキてこが軸箱に干渉しないように、現物あわせ。(ただ、ブレーキてこを踏むと軸箱先端にあたることになって、変であるが、KATOの製品でも同様なので、これは16番の宿命(車輪バックゲージがスケールよりも広い)なのでしょうね。)
- 2006-3-19追加
- 2006-4-2追加
このキットで変な点に、板の継ぎ目が凸になっていることです。型の作りやすさからこうなったと思われますが、板の隙間はやはり凹でなくては。そこで、カッターでスジ彫りします。正確には、この凸を削ってからその位置にスジ彫りすべきですが、けがき直すのも大変なので、凸をガイドにそのすぐ上にスジをつけることにしました。ヘッドルーペでのぞきながら(めがねだけでは、細かいところが厳しくなった。)、スケールをあてて、デザインナイフの先端でスジをつけていきます。
- 2007-4-8追加
- 車輪の回転がしぶいので、軸受けのプラ板をはずし、やすりで軸受け周りのあたりを削ったら、かなり回転がスムースになりましたが、車高が低くなったので、瞬間接着剤を軸受けの上部に流して、軸中心を下げるようにしましたが、回転がまたしぶくなりました。
- Bachmann Cタンク 2006-3-5
- いわゆる、日本製鋼所室蘭工場1号機風 で 製造バックマン、販売は海龍。
- プラ車体、ダイキャストフレームで、HOの蒸機としては安価な部類です。(Nの蒸機の2倍の価格ですが・・・)
- 去年末、量販店で、安売りしていたので思わず買ってしまったものです。サドルタンク式でちょっと形態的には日本的でなじみがないのがちょっと不満です。
- 前後にKDカプラーが標準装備、スポーク動輪の裏に集電ブラシがあっていて、全車輪で集電しています。ロッドに関節があって、上下は固定ですが、左右横動します。
- 問題として、動輪押さえ板のギヤ部分のふくらみがKDアンカプラーと干渉することです。プラなのでやすりでけずってやりました。一旦、分解して削ることも考えましたが、裏に集電ブラシがあるので、そのまま中のギヤを削らないように(その前に、カバーに穴があくはずなので、削り過ぎないように)慎重に作業しました。
- 前部のKDカプラーピンの高さを調整しました。
- タミヤカラーのバフ、フラットアース、フットブラック、レッドブラウンなどで 汚してみました(いわゆるウェザリング)。
- 片側の動輪のバランスウェイトの塗装がいかにも厚塗りだったので、やすりで削って塗りなおしました。
- Nの小型蒸機にくらべて、驚くほどスローが効きます。
- 2006-3-12追加
- 動輪の車軸先端部分が片方は凸、反対側は凹になっていて、要は、打ち込み不良で、塗装でごまかしているようですが、なんとも野暮ったいので、凸側をヤスリで削ることに。(本来は分解して、打ち込み直しでしょうが、とても手に負えないので)、周囲を間違って削らないように、ときどき、フラットブラック、アイアンメタルなど筆塗りして、塗装で傷がつかないように作業。
- 汽笛の金メッキがなんとも安っぽいので、ブロンズとかアイアンメタルなど筆塗り。
- 参考文献 機関車の系譜図にて プロトタイプの写真を見つけましたが、プロトに比べて、キャブが まど1個分長すぎですね。
- 2006-5-28追加
- DU(DelayedUncoupling)するときに、エンドビームから飛び出ているステップが相手のKDのナックルピンに当たって調子が悪いです。せっかくのディティールなんですが、はずしたほうがよさそうです。
- 2006-9-10追加
- エンドビームのステップの片側をはずしました。細い時計ドライバーを差込、折らないように慎重に力を加えれば、うまく抜けました。前後2箇所とも実施。
- エンドウ トム50000
- 量販店にエンドウのプラ貨車 トム50000とカ3000があったので購入。そのうちのトムを組み立てました。
- 中村精密との比較ですが、
- ダイキャストの軸受けが、金属板プレスに変更になり、転がりが格段によくなった。1軸ずつ段付ビス止めで遊びがある。(中村精密のものをリストアする意味がないくらい、良いですね。)
- その軸受けの外側にプラの2段リンクのダミー
- 車体の浮き彫り文字は削られ、インレタに
- ブレーキてこが軸箱をさけるようにカーブしている
- 厚手の真ちゅう製のおもりに変更。とプラ製のカバーにブレーキシリンダーの半分がモールドされている。
- 床板裏側のリブは省略。(実質見えないので問題なし。)
手前がエンドウ、奥が中村精密(ただし、ブレーキシュー関係未取り付け)
- ブレーキステップも省略されている。これはちょっとさびしい。
- カプラーがKD対応になった。
- 車体モールドは、ほとんど同じレベル。側板の開閉と固定の仕方も同じで、これはKATOのトラに比べると見劣りします。(KATOは半分づつ開閉可能で、固定もスマート。車体下に、あおり戸受けもあります。)
- 例により、側板、床板など、木目部分は、ケサギブラシでこすって、表面にスジをつけました。プラ特有の光沢がなくなり、塗装しなくても、よい感じになります。
- 床板は、凸モールドのスジがイマイチなので、デザインナイフでスジ彫り。(ケサゲブラシを使った後でスジ彫りして、見難くて、間隔がかなりいい加減になり、失敗でした。物を載せれば隠せますが・・・)
- 全体に、ドライブラシ風のウェザリングをしてあります。
- KDカプラー#5の取り付け位置が少し低いので、取り付け部をやすって調整。
- Bachmann Cタンク
- もう1台導入しました。(MODELS-SHIMA http://www.45mm.jp さんから購入)
- こちらは、バックマンオリジナルで、価格も 室蘭工場1号機風より安価でした。(アリイのN国鉄大型蒸機並みの価格です。)
右側が今回のもの。レタリング、ヘッドライト、ベル、煙室の塗装などが違います。室蘭工場1号機風に見慣れたせいか、こちらで国鉄貨車を引張っても あまり違和感がありません。重連もなかなかいいです。
- エコーモデル20tCタンクキット
- 2006-8-6追加
- ついに、買ってしまいました。キットですが、Nの蒸機が5,6台以上買えるとんでもなく高いものです。形態的には25tのほうが好みですが、TMSの過去に製作記事が載っていました。3点支持つり掛けモータという仕様ですが、KDカプラーをカットして使う=つまり復元ばねなしというのが一寸ひっかかっています。
- 組み立てやすいキットらしいですが、はたして完成するか・・・(Nのレイアウトをまとめてから先の話となりそう・・・)
- 2006-8-27追加
- その後、いろいろ実物写真を見るにつけ、20tのほうがキャブの形状はすっきりして好きになりました。まだ棚のなか・・・
- ちなみに、購入したのは、安井模型さん。
- 珊瑚模型 南薩5号機キット
- 2006-8-27追加
- インターネットで検索していてこのキットがまだ売られているのを見つけて早速 在庫問い合わせ、発注しました。
- 購入したのはストリームラインさん。http://www15.plala.or.jp/stream-2/
- 97年ごろの製品で当時の価格より若干安めでした。Nの蒸機の3,4台分といったところです。
- エコーモデル25tCタンクキット
- 2006-9-17追加
- 委託品で定価よりも2,3割安かったので購入。
- 購入したのは浜松のアールクラフトさん。
- 中村精密(+エンドウ)カ3000
- 2006-10-1追加
- 車体は、昔の中村精密のもの、足回り(床板から下)はエンドウのものを組みました。(すべてエンドウ製で構成してもよいですが、中村精密のものでも車体はほとんど変わりません。)
- 例によって 車体はケサゲブラシで板目表現、内部の天井などの不要な凸部はカットして、ヤスリ目をつけておきました。また、床板は、凸の板目をカッターで凹になるようにスジ彫り。一寸雑になりました。
写真はブレーキシューなど取り付け前。
- 2007-4-8追加
- エンドウの床下のウエイトカバーがサイドフレームから数mmはみだしているのでブレーキシリンダーなどのモールドを残して床板を削ってみました。削っていくと、中の真鍮のウェイトが見えるところで削るのをやめ、車体中央部で削り代を少なくするようにテーバーをつけました。また、ブレーキシューのアーム付近も当然削り残してあります。
- 削るときは、ビスをはずし、また、ウェイト裏側からカバーとの隙に瞬間接着剤を流して補強してあります。
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