可児川の鉄橋
更新日: 2002年11月9日 0:02:03
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2002-10-14
- JR太多線可児駅の南約300mにあります。
- 名古屋近郊の ゆるくカーブした多連 上路式プレートガーダー橋の実例として 撮影地ガイドのような本(
題名失念→*探検鉄道7 名古屋圏(JR)他 徳田耕一編著 2002-11-9追記)に紹介されていたので、模型の参考になるかと 実際に見に行ってきました。
(カーブした多連 上路式プレートガーダー橋として、大井川鉄道、高山線、飯田線などにありますが、ちょっと遠いので・・・)
- 橋の南側に渡るには、200Mほど東側の道路橋で川を越えます。
- 車両からの眺め
橋の周囲には踏み切りはないので、橋の上部の観察は車両からしかできません。
(窓枠などはトリミングでカットしてありますので、縦横比は適当です。
COOLPIX990での撮影はシャッターラグがあって、なかなか思ったタイミングで撮れず、結構大変です連射モードにすべきだったかも・・・いまだに使い慣れてません。)
南から北を望む 東側に通路があります。
ガードレールは線路の内側で、橋の先で先端が内側に曲げてあり、さらに内側に網目板
1番北側は車道をまたいでいます。
黄色の構造物はクルマの衝突防止の保護柵
カーブの先は可児駅になります。(訂正 2002-10-20
帰りに後方から撮影したのは2番目の写真でした。
実はこちらは帰りにバックから撮影しましたが、去り行く風景をとっさに撮るのはシャッターラグとスリープモードも手伝って、至難です。前進時のように予測できないので)
- 可児駅の跨線橋からの眺め
レールの先に、鉄橋があるはず。
- 概観
連数は、西側(下流側)に南から(多治見寄り)1より始まっています。
白字なので目立ちます。
橋脚はコンクリートの円筒形。
1番北側(9連目)は背の低いスルーガーダーで道路をまたいでいます。
橋の西、川の南側の土手の上から
中央の橋脚(3連と4連および5連と6連の間)の上部のでっぱりはその前後の橋脚よりも高くなっています。
桁の下側にうっすらとさびがでています。
川の南端の道路から 東側は通路になっています。
道路の北側は土手になっていて、桁はすぐ上をまたいでいます。
1連目の下、南半分部は道路
- 内部の構造
1連目(南端)は道路をまたいでいます。
こちらの道路はほとんど車が通らないので安心して観察できます。
道路から南にむかって見上げています。バックはコンクリートの橋台
Photoshop Elementsにてシャドウ部を少し明るくしてあります。
同じ場所(道路)から北向きで1連目の桁を見上げた状態。
教科書どうりの構造です。
これも、Photoshop Elementsにてシャドウ部をかなり明るくしてあります。
9連目は、車道とのクリアランスのため、桁の高さがさらに低くなっています。
- 細部
1連と2連の連結部 土手の上 西側から望む
1連と2連の連結部 土手の上 東側から望む
カーブの内側と外側で桁間の隙が変わるかと予想してましたが、よくわかりませんでした。
(カーブといっても地図からの推定600mくらいで、支間が10m弱なので左右の桁間隔を1mとして、
内外周差はわずか2cmくらいなので見た目でわからなくて当然ですね。)
西側から2連目 枕木の下に部材がはさんであります。
橋梁名、位置、支間、塗装年月などが書いてありますが、白文字なのでよいアクセントになっています。
銘板は、西側にありました。
大正13年、とか鉄道省とか時代を感じさせます。
- 最後に
西側は、手すりもなくすっきりしてます。
非電化で架線柱もありません。
車両に比べて 桁の高さがかなり低いのがわかります。
- 可児駅駅本屋
跨線橋から北を望む 北となりは名鉄の新可児駅
- 可児駅前に腕機信号機が展示してありました。
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