車両加工メモ
更新日:2002年11月3日 20:04:53
-
KATOの96(デフなし)の集電性能向上とKDカプラーへの交換 2002-11-3
- どうも、PECOのスイッチにて 低速走行でしばしば、立ち往生するので、テンダーの第3軸に集電ブラシを追加しました。
- 簡易な方法として、KN(KATOカプラー)またはKD(正しくはマグネマチックカプラー)へのカプラー交換で余剰になったカプラースプリング(アーノルトタイプ)を再利用しました。
- スプリングの加工方法
- 中間部分を2−3軸の軸距離だけ、引き伸ばす。→2本の時計ドライバーを両側から差し込んで引き伸ばしました。
- 螺旋部分は、適当にカットして巻き数を減らす。あまり多いと当然 車輪の回転が硬くなります。
- 車両への取り付け
- テンダーの第2軸、第3軸をはずす。
- 車輪のピボット部分に加工したスプリングの先をはさんで、軸受けに入れなおす。
テンダー裏面後部
赤丸部分がスプリング
(写真はPhotoshopElementsにてシャドウ部を明るくしてあります)
- 確認
- テンダーの第3軸のみレールに乗せて、通電してみて動輪が回転するかチェックします。
- ヤードにて低速で往復させます。まだ、立ち往生することがあるので、フログ部の真鍮板(→ポイントフログ部分のレール欠損部による車輪落ち込み対策)をはずしたら 意外なことに走行が改善されました。
- KDカプラーへの交換 2002-11-2
- テンダー後部のカプラー交換です。
- 基本的には、KATOのC50などと同じです。
- 手順
- アーノルトカプラーとスプリングをはずす。
- スプリングポストをカット。ほぼ、カプラーポケットの根元から
- KDカプラーのシャンク部分をはめる。
- アダプターを入れてみる。ぎりぎりすべりこむ感じ
- アダプターをはずして、KD用スプリングを入れる。
- スプリングを落とさないように、アダプタごとシャンクに入るように再度いれる。
- 高さ調整と動作確認してから、クリアーボンドで固定。
- 高さ調整
どうしても、カプラーのナックルヘッドが下がり気味かつ全体に低めなので、アダプターとテンダー本体のカプラー受けの間にt0.3のプラ版の小片を半分はさみ、かつアダプターの車両前側が下がり気味になる(つまり、カプラーのナックル部分が上がる方向)にしました。
テンダー裏面のカプラー付近拡大
赤丸部分にプラバンの小片を挿入してあります。
- 挿入する小片を完全に入れるとカプラーの動きが硬くなるようです。
-
→トップへ
→ホームへ戻る
E-mail me