２．なぜ、体験学習か

人間の本質の意識体（霊）が、なぜこの世界で体験学習する必要があるのでしょうか。

これは当時の私たちにとって長年の疑問でした。

宇宙の人はこう言っています。

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全ては、この宇宙を創造した「大いなる意識」に由来します。

「大いなる意識」は、森羅万象全ての意識の源にして、自らも成長進化を志向する根源の意識体です。根源にして同時に他の全てでもあります。

私たちもあなた方も、ここから生まれてここへ帰っていきます。

ここが全ての始まりであり、全ての終焉です。

全ての全てが「大いなる意識」から派生しました。

従って、「大いなる意識」でないものはこの宇宙にはありません。

「大いなる意識」は、自ら創造した宇宙に自身の分身をさし向け、その様々な反応を観察して自身の学習課程を消化します。

例えばある星系の成長進化は、そのまま「大いなる意識」の学習課程でもあります。

星系の惑星もそこの自然も、そして宇宙の全ての存在が根源の意識体と潜在エネルギーから形成されたものたちです。

「大いなる意識」のこのやり方は、そのまま私たち人間にも当てはまります。

人間もまた、自他の想念・事象の観察によって自身の課題に気づきながら、意識を開き価値観を転換していきます。

成長進化は、正にこの観察から始まります。

「大いなる意識」は、これまで様々な宗教教団の利益に供するため、無知な人々を洗脳教化し支配する手段として、巧妙に利用されてきました。

教団は、ときの権力と結んで勢力を拡大しました。

彼らは、「この神を信じればあなたは必ず救われる」と、苦悩から抜け出したくて藁にもすがりたい人々を誘い依存させてきました。

しかし「大いなる意識」は、あなた方が苦し紛れに依存する対象では決してありません。

「大いなる意識」は、ほかでもない「大いなるあなた」です。

あなたの苦しみは、あなたの本質が選択した重要な学習のチャンスでもあります。

あなたの苦しみは、正にあなたの本質が引き寄せ、自身の学習に供するため実現させているのです。

人間の本質である意識体は、「大いなる意識」から生まれた後、その理念に沿って成長・進化を義務づけられます。

生まれたての意識体は、それぞれの星系に配置されたのち、無限とも思える体験学習が始まります。

あなた方は、鉱物から始まり、植物から動物の意識レベルを経て人間の意識レベルまで進化し、意識を開いてきました。

人間になるまでに気の遠くなるような転生の期間が経過しています。

人間になって後、現在の意識レベルに達するまでにも、沢山の転生を経験しています。

そして意識体はいずれ、人間の意識レベルも抜けだし、さらに永遠とも思われる体験と学習の末に、「大いなる意識」まで覚醒し生家へ帰還します。　　　　　　　

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