・反省との違い
一般に反省とは「自分の言動をあとから振り返ってみること、特に誤った点に注意を向け、二度と誤らないように記憶に残すこと」です。
想念観察との違いについて、宇宙の人はこう言っています。
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地球の価値観では、反省はとても重要な成長の手段になっていますが、反省者はどうしても自身の誤りや失敗に注目しすぎて、自己責任に片寄る傾向があります。
従って観察が否定的・限定的になりやすく、そこへさらにエネルギーを加えて増幅することになり、実際には問題が何も解決していないケースが多いのです。
観察で増幅されたエゴレベルエネルギーは、いったんはさらに強い重石のような「我慢」と呼ばれるエネルギーで蓋をしますが、エネルギーが枯れたわけではないので、何かの弾みで重石が外れて噴き出します。
そしてその自己責任への執着エネルギーを極端に増幅した結果が、精神の不調や病気や自殺となって表面化してきます。
反省者もこれらの欠点に留意して、否定にも肯定にも執着のエネルギーを加えないよう見守っているなら、もうすでに想念観察です。
平行して反省者は、反省の原因となった現実について感情を交えず、できるだけ客観的に照合・評価しなくてはなりません。
一方想念観察者も、反省の欠点のように身勝手な自己責任のエネルギーを加えてしまえば、反省よりもっと不都合な結果になる可能性があります。
反省者には、自己都合に片寄らない客観性が必要不可欠です。
従って反省者の価値観は、とても大切な要素です。
反省者の価値観が、自己都合に片寄らない「根源ものさし」になっていれば、不都合なエネルギーの増幅にはつながりません。
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