・一般的な瞑想との違い
想念観察を私たちは生活瞑想とも言います。
そのいわれは実践してみると分かってきますが、実生活の喧噪から少し離れて見守っている観察者の感覚が、瞑想中の実感とよく似ているところから来ていると思います。
いわゆる結跏趺坐やおすわりや、椅子に座ったり仰臥して行なう瞑想は、私たちも日常的に自分なりにやっていますし、重要な決定や、片寄りすぎたバランスを戻そうとするときなどには、とても有効な手法になっています。
しかし瞑想の欠点は、瞑想が済んでしまうと他の大部分の生活時間、つまり貴重な学習のチャンスを無駄に過ごしてしまい勝ちなところにあります。
これを補うものが、あなたが日常目醒めている間中行える想念観察です。