6.人間の発達段階について
Q.またこの体脱の本(魂の体脱旅行)を読んでいます。
要は人間の発達段階、つまり、人間の意識体の成長進化の過程のことをもっと正確に知りなさいということですね?
この本にもあるように、成長進化の過程には大きくは7の倍数毎に7x7=49の段階があり…
・1〜7の段階は鉱物・植物の意識レベル
・ 8〜14の段階は動物の意識レベル
・ 15〜21の段階は人間の肉体の意識レベル
・22〜28の段階は橋渡しの意識レベル
となっていて、21の段階へ来たら、そのまま人間の形態にとどまるか、さらに深く高い意識レベルに目覚めることを目指すかを自ら選択する。
また、21の意識レベルから先は、同化の意識体が人間の形態つまり、人間に特有の意識を捨てる決心がつかない限りは、進めないシステムになっている。
また、22〜28は物質的生命の領域を越えて、意識のみの領域へ移行するアプローチの行程であり、28の意識レベルに達すると、完全に人間の意識から抜け出して、つまり「橋を渡って」意識のみの世界へ旅立ち、もう人間としては生まれ変わらない。
29〜35,36〜42,43〜49の段階の意識レベルは、私たち地球人が霊界や神界と呼んでいる意識領域だが、この最高の49の意識レベルへ到達しても終わりではなく、単に今までの7x7段階から離れるだけであって、この7つの環体(段階)がより広大な環状のものに包まれ、その上に更に7つの環体が積み重ねられ、また今度はそれらが更に大きな環状のものに包み込まれている。つまり無限だと……
これを告げている霊的存在(意識体)は、49段階をもうほんの少しで完結するところに在るが、「それを説明しようとすると、まだどれくらい発展しなくてはならないか、実際のところ、いかに微々たる過程しか経ていないか思い知らされる」と言っている。…と書いています。
ところで、21の段階の意識レベルから抜け出したくてもできない意識体も、また、抜けたくなくても抜け出してしまうような意識体も、当然ながらいるのでしょうね。
A.21の段階に近くなった意識体は、もうそうありたいという願望自体がかなり希薄になっていますから、選択と言っても自然にただ淡々と移行するのです。
顕在のあなたに係わる意識体チームの中でも人間から抜け出すもの、既に抜け出しているもの、人間にとどまるものなどいろいろです。
Q.同化の意識体自身も、どれかに決めるというか、決まっていると言いたいのですか?
A.そう、必然的な選択へと導かれていきます。
無理になそうとしても、それはかないません。それはいわゆる行為として選択するのではなく、あなた方が顕在で同化の意識体として、基本的に持ち合わせている自覚、つまり、同化の意識体が体現している振動(周波数)のことを言っています。
21の段階を越えて次の領域へ入っていく資質(意識レベル)を、意識体として体現しているか否かが焦点です。
従って選択というよりは、必然的な移行と言った方が当たっているでしょう。
私たちが「想念観察は行為ではない」と言っている意味がこれで分かりますか?
越えようと意図して越えられる性質のものではありません。
あなた方それぞれの意識体としての気づき(自覚)と体現が全てです。
想念観察の意義がこれで分かりますか?
Q.平たく言えば、21の段階から先へ行くには、まず何はともあれ、人間としての執着を捨て、今までの価値観を「根源のものさし」に変換する必要があり、そのまたさらに先へ行くには、人間の意識そのものを超越した意識状態になっている必要があるということですね?
A.必然的にそうなっていきます。
そのための全ての下準備(体験)は、あなた方が今までの転生で十分に培ってきました。
あなた方はもう少しのところで21の段階に到達するか、または、越えようとしており、そのスムーズな移行のために想念観察というライフワークを選択したのです。
この辺りの事情は、あなた方顕在も薄々気づいており、意識体の(あなた)も自身に何が足りないか気づいています。
従って私たちの仕事といえば、あなた方がはっきり自覚し、欲求を起こし、実践することにヒントを出し、そして念を押すことなのです。
実際にたじろぐ意識体を促し、背中を押してやってもいるのですよ。
Q.そうなんでしょうね、全く…これからもお願いします。