進化とは「交わり」である
進化について述べてみよう。
進化とは何か?・・・交わりである。どの宇宙を見渡しても、交わりの無い宇宙は存在しない。
君たちは交わりというものをどのようにとらえているのだろうか? 進化とは、一つと一つが集まって二つになるのではなく、一つのものが二つに分かれて見えているのである。は限定するなと言っているのだが。
また難しいことを言ってしまうが、1+1=2になるという数式があるが、1が2を生むのであるならば、2は元来1である、ということも言えるのである。
つまり1が2を生んで2が1を生んだということにもなる。そして1と2を生んだのはゼロである。つまり「ゼロ=1+1=2」・・・これが正確な数式である。
何を言っているのかよくわからんじゃろう。まあ私は限定をするなと言っているのだが・・・さて話をもどそう。
進化とは命の誕生である。交わりは、即ち命を誕生させる。だってそれはそうじゃろう。
父と母がいて君が生まれたわけじゃろう。創造は創造し続ける。それは命を創造し続けるということ、即ち命を誕生と続けるということ。
地球上において問題になっていることは、この交わりに対する哲学というものが確立されていないということである。
人間とは何一つ欠けても生きてはいけない。この単純明快な真理を地球人はまだ理解できない。
その理由は交わりに対する意味、理由、理屈が意識にこびりついているからである。これではうまくいくのもいかんようになるじゃろう。
そういう人間が「相手の自由意志を尊重する」とか、まあもっともらしいことを話しておるわけじゃね。純粋な感性の欠如である。
地球人は命乞いし過ぎておるね。生きているのが苦痛であるならば、死ねば良いと思うんじゃよ。
その方が楽だとわしは思うんだがね。結局相手を失うのが怖くて、死にたい方の人間ではなくて、死なせたくない方の人間が結局は命乞いしているわけじゃよ。
何事も徹底すりゃあ、その時は辛くとも、未来はちゃんと光輝くように宇宙というものはうまくやってくれるんだが、君たちは徹底性がなかなかできんね。
その理由は、死を恐れとる。相手が消えることが怖い。50億も人間が居るんだから、1億や2億消えたところでどうってことないと思うんじゃがね。わしはおおらか過ぎるんじゃろうか。
人は本来徹底性を学ぶ意識体である。あまり心の負担にならない方向で徹底性をして頂きたいのだが、どうしてもネガティブの方向で徹底性をしたいのであるならば、それもよかろう。
君たちの周りで、ネガティブな生き方を学習している意識体に出会ったときには、是非とも応援してあげて欲しいね。
あまり過激なことは言いたくないんじゃが、収穫の時期がとっても大切な時期だからこそ、このようなことを述べているわけである。わかるかな・・・言っとることが?
身近な例で話をすれば、亭主が浮気をしているのであれば、もっとさせてあげればよい。応援してあげるということだ。簡単じゃろう?
また別の言い方をすれば、自暴自棄になっている人・・・まあ今ほとんどの人が自暴自棄になっているが・・・追い打ちをかけてあげるわけじゃよ。
そうだそうだ、いい諺を思い出したよ。「毒食らわば皿まで」だよ。わしゃ君たちが楽になるようになるように話をしているつもりなんじゃが、まあ、何人かはこのメッセ−ジを読んで、誤解するじゃろうね。
自分の目を覚まし、相手の目を覚まさせるには、それが一番の特効薬なんじゃよ。「このままいったらあの人は死んでしまうかも知れない」・・・
そういう問題にぶち当たって初めて、人間というものが見えてくるんだよ。そうすれば太陽の日差しが眩しいということが、己のどんよりとした意識に何かを与えるだろう。
とにもかくにも交わることが進化であり、何を話したとか何を聞いたとかにはあまり意味がないんだね。
交わりとは誕生だから、赤ん坊が生まれた喜びみたいなものだね。瞬間そうじゃよ。
我々はそういう意識で生きとるわけだが、君たちがなかなかそうできない理由は、相手の進化を妨害するからなんだよ。戦争反対なんかもその良い例じゃ。
犯罪を無くするにはどうすれば良いかという発想もそうじゃね。いつになったらあの人は変わってくれるんだろうかとか、あなたに会えて本当によかったとか・・・
まあとにもかくにも人間の思うことは、進化を妨害していることばっかしじゃ。
進化を妨害しないためにはどうしたら良いのですか・・・
という質問がある。いま耳に入ってきたからお答するが、自分の周りにいる人間がどういう形で死のうが後悔せんことだね。それはそうなんじゃよ。
その人間が死んだからといって、宇宙は微動だにせんのだからの。100年経ったら誰もこの世にはおらん。
しょせん夢の中の夢じゃ。このようなことを徹底認識していくと、人間というものが見えてくるんじゃね。
しみったれた生き方なんて言うのは、結局何の得にもならんわけだから、もっと痛い目にあって、すぐ生き方を変えればいいんじゃよ。己の行なってることが、それが何であれ喜びに変わるまですることだよ。
酒呑みに24時間呑ませてあげれば良い。本人が嫌だと言っても無理矢理流してあげるんだよ。
そうすればの(これから話することはとても重要なことじゃよ)、無意識の恐怖心が表面化するんじゃよ。
ネガティブな生き方をする人間は、恐怖心が慢性化しとるんじゃね。
だからその学習をなかなか卒業することができないんじゃよ。慢性化した恐怖心を人間の五感で感じさせてあげるということ。
それができると人間はすぐ変わるんじゃよ。わしは今、とっても大切なことを言ってるんじゃよ。とても重要なことだ。
君たちは、恐怖心を克服するにはどうすればいいかということを考えるね。しかし怠惰な生き方をしている人間には、恐怖心を感じさせてあげることが優しさなんじゃよ。
君にとっては毒になる観念も、相手にとっては薬になるんだ。これを一体という。1日100回、このことを意識にすりこむと、1年で36000回、3年で10万回、意識にすり込んだことになる。そしてそれは現象化する。
最後に「中心に納める」ということだが、そんなことは自分で考えることだ。それが答である。
鋭い人間は「ああ、そう言うことだったのか」と理解するはずだ。真剣に哲学しなさい。地球は哲学のない惑星だよ。
そして無意識の中にしまい込んでいる観念を、どんどん自由にさせてあげてください。交わりは誕生である、君が無意識の観念と出会うたび、君は誕生している。そういうもんである。
クリエ