災厄除けの神のご神徳
航海安全・大漁祈願・交通安全
大国主神が八上比売(やがみひめ)をめぐって八十神から迫害を受けたときに、母神の刺国若比売(さしくにわかひめ)が「このままではあなたは八十神に殺されてしまいます。木の国(紀伊国)の大屋毘古神(おおやびこのかみ=五十猛命)のところへ逃げなさい」と急がせます。 大国主神は八十神に追われ矢を射かけられますが、大屋毘古神の助言により、木の俣をくぐりうまく逃れて助かります。(古事記神代巻上) 大屋毘古神が大国主神の命を八十神から救うという神話から災難よけの信仰が起こり、伊太祁曽神社には「厄除け祈願」「病気平癒祈願」に多くの参拝者がお越しになります。