カブトムシの幼虫

 ことは今年(1999年)、8月の初旬、私が近くの山沿いの畦でカブトムシの雄を拾ってきたことから始まります。何で畦にいるの、と思いながら子供に見せようともって帰りました。昨年、クワガタを入れていた虫かごに、まだクヌギのマットが残っていたのでそこに入れ、翌日、マットの追加、餌、餌場、そして雌を買ってきました。雌の方が安いですね。2匹とも餌の蜜を食べるわ食べるわ、あっ、なめるのだった。マットは少し、しめらせました。
 ところが1週間後、雄が死んでしまいました。卵が産まれるのか不安だったので、まだ雄を売っているか探しましたが、もう時季はずれなのか売っていません。あきらめて雌だけで飼っていました。
 9月の第2週のある日、急に寒くなった日でした。ふと見ると雌も死んでいました。その後、虫かごは片付けもせず、ほったらかしにしていました。
 10月24日、もういい加減かたづけないと、と思い、ふたを開けてみると何か異様な状態。クヌギの木片をひっくり返すと半分なくなっている。クヌギのマットがかすかに動く。?????掘り出してみると、カブトムシの幼虫でした。2匹います。あの雄、わずか1週間しか生きていなかったのにやることやってたんですね〜。それで死んだとすればカブトムシの雄ってなんだかわびしいですね。

 さて、この幼虫、これから寒くなりますが、この冬を越せるでしょうか。まずは、クヌギのマットを手に入れないといけません。幼虫のすみかですし、餌にもなります。今のマットはもうふんだらけ。

 10月25日現在、もう体長6〜8センチあります。今後の状況をこのページで報告します。

10月27日、クヌギのマットを交換する。このとき、幼虫の数が4匹であることを確認した。

11月15日マット交換。冬用に多めに入れる。玄関の中に普通においていただけ。

年が明けて4月10日マット交換。4匹とも生きていた。

6月19日、三日ほど前からさなぎになっている様子。4匹中3匹。残る1匹もそのうち・・・。

7月10日、先週からどうも様子が変、と思っていたら、羽化していました。現在確認できたのは、オス1匹、メス1匹。すぐに潜ってしまったので、写真が撮れませんでした。

 7月22日、写真には写ってませんが、もう1匹雌がいます。つまり、幼虫の時、大きかったのが雄で、残りの小さいのは、雌だったのでしょうか。
 ところで、1つ前のさなぎの写真、これが雄だったようです。

 しばらく書いていませんでしたが、8月の中頃、雄が死んでいました。1ヶ月生きていないんですね。

 今日は、9月の24日。もしかして、幼虫がいるかも、と思い、虫かごを新聞紙の上に広げてみました。
 すると、1センチほどの幼虫が2匹いました。雌の成虫が3匹いたのに、2匹になっています。たぶん、産卯した雌が死んだのではないでしょうか。成虫が幼虫を傷つけないよう、幼虫を別の虫かごに移し替えました。雌の成虫は越冬するのでしょうか。

 さて、2002年の夏を最後に幼虫が生まれなかったためカブトムシの成育は終わります。
 しかし、2000年に友人からいただいた小型のオオクワ(?)は2003年6月現在雄雌ともに生きています。卵を産んだのかさっぱり分かりませんが、今年はどうもこれまでと比べ動きが違います。期待していいのでしょうか。

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