シュンランが咲きだした
篠崎 隆夫
「投稿」 2,024年3月18日(月)
シュンランが咲きだした
山の会で3月16日(土)鉤取山を周回した翌日、太白山の「安らぎの道」「出会いの道」「葉音の道」を散策した。これらの遊歩道が太白山では最も多くの花が最初に咲く
場所だ。3月に入りマンサク、セリバオウレン、蠘梅は咲いたが、それ以外の花は?
正直期待はしていない。漱石の「草枕」ではないが、「やすらぎの道」の坂道を登りながらいつも考える。(こんなに日当たりがよく色々な花が咲くのに、どうして近隣の鉤取山よりカタクリなどの咲くのは遅いのか?)
そんなに長く目を配ったわけではないが、カタクリはセンター前広場、蝶の広場、「やすらぎの道」の階段、「はおとの道」のいずれも3cm前後の一枚葉が1〜数枚顔を見せて
いるだけだった。ダケブキもまだ出始めの小さいのが、「やすらぎの道」の階段だけにばらばらだった。鉤取山では注視していなくともカタクリやダケブキは自然に目に入ってきた。蕾をだしたカタクリもあったし、ダケブキは直径10cm程にも成長していた。
太白山よりはるかに日当たりの悪い鉤取山で何故成長が早いのか?
しかしシュンランは多くが蕾の後期に入っていた。まだ両腕までは広げていないが、幾 つかは開花していた。鉤取山はカタタリは早いがシュンラン、ショウジョウバカマ、イチゲ'、二輪草、わさびなどは殆ど咲かない。太白山はカタクリ、ダケブキは遅いが、これらの花は多くの場所で群生する。そして桜も咲く。
|