スタートアップの整理とは
ここでの「スタートアップ」とは、WindowsMe起動時からバックグラウンドに起動しているプログラムのことを指します。スタートアップに登録されているプログラムは、必要ないときでもずっと起動(常駐)しているので、パソコンに負担をかけ、メモリやリソースを無駄に消費します。
今、何が常駐しているかわからない場合は、画面右下のタスクトレイを見てください。
時計や「A」などの表示がある場所に、アイコンがいくつかありませんか?
それが常駐しているソフトです。
アイコンの上にマウスカーソルをしばらく当てておくと、ソフト名や内容が表示されたりします。
また、右クリックなどから設定ができる場合もあります。
もっと詳しい情報を確認したい人は、Ctrlキー、Altキー、Deleteキーを同時に押してみてください。
「プログラムの強制終了」ダイアログが表示されると思います。
ここに表示されているものが、現在常駐しているすべてです。
ただし、ここにはWindowsMeのシステムを左右する、大事なプログラムもあります。
非常時以外は、キャンセルを押して閉じましょう。
非常時には、ここから特定のプログラムを停止させたり、もう一度Ctrlキー、Altキー、Deleteキーを同時に押すことで、パソコンを強制再起動させることもできます。
インストール時に自動的(勝手)に常駐に登録されるものには、以下のようなものがあります。
例えば、ソフトの起動を速くするために常駐しているものもありますが、これも実務的には必要ありません。
(MicrosoftOfficeなど)
自分の環境での必要性を考えて、必要ないものは常駐しないようにします。
ウイルスチェックソフトやファイアーウオールなど、常駐が前提となるソフトでリソースの消費が激しい場合があります。
体験版を使ったり、ユーザーの意見を検索したりして参考にして下さい。
目安としては、WindowsMeやパソコンに必要なもの、セキュリティ対策で必要なもの、ランチャー(軽いもの)以外の常駐は停止させるほうがよいでしょう。
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