アントニオ猪木が胸の前で両手を「はぁっ」と突き出し、巨大な手のひら型の空気のゆがみが飛び出す。
たまたま近くを歩いていた2人の小学生が空気のゆがみにぶつかり、思いっきりのけぞってクルクルクル~と回転しながら大空へ吹き飛ばされる。そして小学生たちはお星様になってしまった。
アントニオ猪木が胸の前で両手を「はぁっ」と突き出し、巨大な手のひら型の空気のゆがみが飛び出す。
たまたま近くを歩いていた2人の小学生が空気のゆがみにぶつかり、思いっきりのけぞってクルクルクル~と回転しながら大空へ吹き飛ばされる。そして小学生たちはお星様になってしまった。
朝目が覚めると、髪の毛がサリーちゃんのパパになっていた。
次の日の朝目が覚めると、今度はバーコードになっていた。
ショックだった。
どこかの国の国王が日本へ外遊にやってくる。「○○国王」ののぼりが飾られた車に乗った国王は、どこへ行くにも日本を挙げての大歓迎で黒山の人だかりが出来る。
同僚のT氏がのぼりの「国」に「ラ」と書いたシールを貼って「ラ王」にしてしまい、SPに射殺される。
自宅にヤンキーが訪ねてきて「昔ここに沖縄アウターズスクールが建ってたはずだけど、移転したんですか?」と聞いてきた。
僕は昔の事なんて知るはずがないので「沖縄アウターズスクールは沖縄にあるよ」と適当に答えると、ヤンキーは「ありがとう」と一言残して去っていった。
数ヶ月後、また同じヤンキーが訪ねてきて「貴方のおかげでダンスを習うことが出来ました。お礼に1曲踊ります」といってクネクネ踊り出した。体裁が悪いので玄関先で得体の知れない踊りはやめてほしいと思った。
パンチパーマのハウルの動く城がボディビルのポージングを決めながら蹂躙し、我が地元は壊滅状態となる。
部屋の掃除をしている最中にアルバムを見つけ、懐かしくなってついついページをめくる。最近の写真から過去の写真へページをめくっていくに従って、写真の中の僕の体はどんどん小さくなっていくが、顔は変わっていなかった。
そして生まれた直後の写真には、赤ちゃんの体に今の僕と同じむっつり顔が付いていた。
ミミズクなど高価なペットをカードで買いあさり、翌月の支払額がとんでもないことになる。急きょ節約生活を始めるもむなしく、カード破産におちいってしまう。
目の前に正義の味方が現れる。これから何が始まるんだろうと思ってワクワクしていると、正義の味方は僕に向かって攻撃を始める。正義の味方には僕が悪党に見えたらしい。
顕微鏡で自分の腕を拡大してみると、ミミズっぽい小さな虫がたくさん映った。自分が実は人間ではなく虫の塊だったことにちょっと驚く。
実家へ里帰り中、弟夫婦の密談を耳にしてしまう。僕にさりげなくお金を貸すよう話を持ちかけ、僕が拒否すれば脅してお金を巻き上げる計画らしい。
困った僕は親父に相談しようか迷ったが、ひょっとしたら親父もグルかもしれないという考えに思い当たり、パニックに陥る。
たまたま手に持っていた日本刀で、前に座っている同僚を輪切りにする。切断面には同僚の顔がびろーんと広がっていた。あまりに面白いので、定時になるまで同僚をスライスし続けた。
髪が伸びたので散髪屋に行く。席に座った途端、まだ何も言ってないのに店員がバリカンを取り出し。僕の頭をツルツルに剃り上げながら「君は出世しないよ…」とつぶやき続ける。
開放感に浸りたくなって高校の屋上を目指す。校舎の階段を上りきると、そこに屋上はなく高さが50cmくらいしかない部屋にでた。しかたなく、部屋をほふく前進で延々と進み続ける。