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捜査零課とは、各都道府県警察本部刑事部に有って、他の刑事課では扱えない、オカルト、心霊、超常現象等に依る事件を、捜査、解決する課で有る。
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捜査零課は非公開組織で有る。
その性質上、他の刑事課が都道府県警察本部内に有るのに対し、捜査零課は所轄警察署の奥まった一室等に存在する。
因みに警視庁捜査零課の場合は、警視庁代々木警察署の地下霊安室の隣に有ると言う。
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捜査零課は、全ての都道府県警察本部に存在する訳ではない。
オカルト、心霊、超常現象が多発する地域、古来よりの霊所が有る地域、そして重要な神社仏閣等が有る地域の、都道府県にのみ存在する。
現在の確認情報では、捜査零課が存在するのは、北海道警、青森県警、秋田県警、警視庁、長野県警、三重県警、京都府警、奈良県警、島根県警、沖縄県警だけで有る。
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警視庁捜査零課の捜査員は、僅か数十名。他の課が数百名で有るのに対し、極めて少ない。
これは、素質の有る者しか捜査員に成れないのと、殉職する者が後を絶たない為で有る。
その死亡理由も、ダンプカーに轢かれる、マシンガンで蜂の巣に成る、等と言うのはまだましな方で、突如カマイタチで首を跳ねられる、外見はそのままで内臓だけ全て抜き去られる、等と言った不条理なものばかり。
配属希望者が少ないのも、少人数の理由で有ろう。
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