鑑賞とワークショップ Q&A
見えない人・見えにくい人の鑑賞とワークショップ Q&A

ミュージアムアクセスビューは、2022年8月をもって解散いたしました。20年という長い間、ほんとうにありがとうございました。詳細はこちらをご覧下さい。

見えない人や見えにくい人が、鑑賞ツアーやワークショップに初めて参加される時、 疑問に思われることを、Q&Aでお答えしています。
これ以外にも質問がある場合は、どうぞご遠慮なく、メールでごお問い合わせください。


 

●鑑賞 Q&A
●お絵描きワークショップ Q&A

鑑賞 Q&A
Q1. ビューのイベントに参加したいのですが、一人での外出に不安を感じています。待ち合わせの場所を美術館の最寄り駅などにしてもらえますか?
 A. 基本的には、美術館での集合・解散にしていますが、臨機応変に対応しますので、お申し込み時にご相談ください。
Q2. 外出時は、ガイドヘルパーをお願いしています。ヘルパーさんも一緒に参加することは可能ですか?
 A. もちろん可能です。どうぞご一緒にご参加下さい。
Q3. 盲導犬利用者です。美術鑑賞の間は、盲導犬をどのようにされていますか? これまでの事例があれば教えてください。
 A. 京都国立近代美術館で盲導犬と一緒に鑑賞された例があります。 鑑賞ツアーは、企画の段階で必ず会場と打ち合わせをしますので、お申し出があれば確認しておきます。
Q.4 絵画にたいする知識はまったくありません。でも、美術館には一度 行ってみたいと思っていました。このような状態で参加してもかまいませんか?
 A. もちろん、結構です。初めての方、大歓迎です。ビューのメンバーも特別に専門知識を持っているわけではなく、毎回、初めての作品の前でドキドキワクワクしながら鑑賞しています。
Q.5 参加費はどれぐらいかかりますか?
 A. 見える、見えないにかかわらず、目安として500円〜1000円くらいです。障害者手帳は必ずお持ち下さいね。時間のある時には、鑑賞後、感想などを話すティータイムを設けることがありますが、そちらへは実費参加となります。
Q.6 弱視です。ちかづくと少し見えるので、絵を見たいです。どんな鑑賞 が可能ですか?
 A. 弱視と言っても見え方はひとりひとり違うので、あなたの状態を遠慮なく、一緒に鑑賞するグループの見える人に伝えて下さい。その場で相談しながら、鑑賞しやすい方法を考えていきたいと思います。


お絵かきワークショップ Q&A
Q1. 粘土はやったことがあるのですが、絵は描いたことありません。どんなふうにして描くのですか?
 A. 平面画ということで、特に不安に思われる必要はありません。見える人がサポートして、一緒にひとつの作品を作り上げます。画材も触れて分かるようなものを、いろいろ用意します。
Q2. 画材などこちらで用意する必要がありますか?
 A. 画材に関しては、用意して頂く必要はありません。ただ、服が汚れる場合がありますので、エプロンなどは持って来て頂いたほうがいいかも知れません。
Q3. 指先があまり器用な方ではありません。だいじょうぶでしょうか?
 A. 器用、不器用は、全く関係ありませんのでご安心下さい。一度トライしてみると、今まで気づかなかったあなたの感性を発見できるかも知れませんよ!
Q.4 弱視です。全盲の人が絵を描くのとは、また違ったサポートをお願いしなければならないように思いますがどのように対応していただけますか?
 A. これまでにも弱視の方には何度も参加していただいています。ひとりひとり見え方は違うので、どうして欲しいのか、ご遠慮なく伝えて頂ければ、あなたに合ったサポートの仕方を一緒に考えますので、どうぞ安心してご参加下さい。

※解散ということになりますので、以後は「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動することはありません。今後もし「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動が行われることがあったとしても、その団体や活動は当団体とは一切関係のないものです。どうかその旨をご理解くださり、ご対応くださいますようお願いいたします。
2022年8月

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