京都市左京区岡崎にある細見美術館は、実業家故細見亮一氏のコレクション(絵画や工芸品)を展示、収蔵しています。
美術館の入口とは別に、地下2階から地上3階まで大きく吹き抜けた中庭が広がります。
階段による下へ下へのアプローチで、内省的な印象を受け、哲学を営む空間と時間のデザイン、建築としての美術館を感じます。
2004年7月3日(土)午後1時30分、初夏の京都は暑く、集合したときには汗だく状態でした。
はじめに、学芸員さんから企画展について説明を受けてから、各グルーブにわかれて鑑賞しました。
「男女遊楽図屏風」が京都市の指定文化財に認定されたことを記念した企画展で、江戸時代の都市景観やそこに集う人々、繰り広げられる祭りや遊びの様子を描いた屏風、暮らしを彩った工芸品、能装束など日本の美意識に触れる内容でした。
展示スペースが3層にわかれていて階段での移動になることと、鑑賞後に茶室でお点前体験する予定もあり、ゆっくり鑑賞出来なかったことが反省点です。
「美術館というより遊園地のようだ」という感想もあり、せわしないツアーとなってしまいました。
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