#3 ディスカス>手頃なハンバーグの自作 ヒロちゃん 動物&植物SIG FORUM 8 #3999 93/04/26 より転載 ヒロちゃん ID:RBE21221 *はじめに ここの所、牛ハツを買いに行くのが面倒なので、牛赤身肉を使 うようになったんですが、色々と都合の良いことに気がついたの で、久しぶりに新バージョンのハンバーグの作り方としてアップ したいと思います。 *赤身肉を使う根拠 以前に、ヤット氏のハンバーグはレポートしたと思いますが、 ヤット氏等香港のブリーダーの作るハンバーグは、牛の赤身肉を ベースとしています。 これは、牛ハツが香港では大変入手しにくい材料であるためで、 私も、その話しを聞いて何度か試していたのですが、最近では殆 どハツを使うことが無くなってしまいました。 これには、いくつかの理由があるのです。 1.赤身肉を使用した場合、塩の量を若干多くするだけで結着 性が大変優れ、鳥のササミ等を加えなくても良い。 冷蔵庫で寝かせなくても、すぐに使える。 2.最近は輸入肉が特に安くなっており、ハツ並みの値段で良 質の赤身肉が入手できる。 (ブロックもも赤身肉が100g98円程) 3.その辺の肉屋で手に入る。 (輸入肉を扱っている安いとこを見つけよう。) 4.ハツに比べると加工に手間がいらない。 と4点です。 *材料 牛赤身肉 ももブロック 800グラムくらいの (筋を取ると700グラム) 牛レバー 冷凍で十分 300グラムくらい ほうれん草 適当に5ー8株くらい 乳酸カルシウム 大さじ半分 塩 大さじ2杯 その他 色々お好みに ビタミンやクリルの粉末、デ ィスカスフード、おろしニン ニク等など 私の場合は、お好みの部分にさなぎ粉(釣りの餌に混ぜる奴) やディスカスフード等を混ぜています。 (それぞれ、カップに半分程混ぜます。) しかし、なるべくなら単一で与えても食べるものを混ぜたほ うが食いが落ちません。 また、少なくとも、ハンバーグにはディスカスフード等赤色 の付いたものを混ぜた方が、ディスカスの喰い付きが良くなり ます。 ニンニクはよく使われている材料ですが、家ではニンニクを 使うと、その匂いで冷蔵庫が大変な状態になってしまうので、 嫁さんから禁止令が出てしまったので使っていません。 しかし、最近、無臭ニンニクをベースに粉末にしたミリオン パワー等の商品が薬局などで買えますから、それを使用しても 良いように思います。(しかし、コストが高くつくナー。) 乳酸カルシウムは、最近、アルカリイオン水が流行っている おかげで、大き目の電気屋さんでも手に入ります。 アルカリイオン水装置には、機種によって乳酸カルシウムが 入り、カルシウム入りのアルカリイオン水が作れる為で、その 補充用を買って下さい。 ただし、くれぐれもカートリッジ式のは買わないでください。 普通のポリ瓶入りの奴です。 電気屋で取って貰えないときは試薬を扱っている薬屋さんで 取って貰って下さい。(試薬を扱っている薬屋さんは、色々と お世話になるので、少なくとも1件は見つけておこう。) ほうれん草は、ゆでるとディスカスが好んで食べる植物性の 餌です。 ほうれん草以外にも、草餅に入れる「よもぎ」を煮たものや ウォータースプライト等の水草、鳥の餌でよくあるクロレラ等 を入れる人もいます。 基本的に植物性の餌は、単一でも食べるものを煮て混ぜるの なら何でも良いと思います。 そうそう、昆布なんかもミネラル豊富で良いですね。 (昆布ならとろろ昆布がいいです。) *道具 挽肉器 キッチン用具売り場で売っています。 家庭用ので大体3千円から5千円くらいです。 ボール なるべく大きいの。 包丁 肉が切れればOK。 鍋 ほうれん草をゆでる。 計量スプーン カレースプーンでも結構。 フリージングパック 作ったハンバーグを冷凍にするためのチャック 付きのビニール袋。 私は、リードのZiplocというのを使って いますが結構安くて良いです。(結構メジャー) これは、大中小ありますが、小(ミニ)で良い と思います。 ハカリ 無くても良いが、パックに100グラム単位な ら100グラムがちゃんと入っているほうが気持 ちがいいので。 *作り方 ほうれん草はゆでてから、布巾で水を切っておいてください。 牛赤身肉、レバーは余計な筋や脂肪の部分を包丁で丁寧に取 り除き、挽肉器にかかるようなサイズ切っておきます。 次に、挽肉器に全ての材料をかけてミンチにします。 材料は、最初から混ぜながら挽肉器にかけると良い具合です。 挽肉器が十分細かく挽けるものであれば、これ一回で十分な のですが、なるべくなら3度程くりかえして挽いた方が良いよ うです。 材料がよーく挽けたら、それを大きなボールに移し、そこへ 塩や残りの材料を加えます。 そして、手で十分練ります。(疲れるけど最低10分くらい) すると、段々ハンバーグに粘り気が出てきます。 最後に、これをフリージングパックに入れ、袋内から空気を 巧い具合に抜きながら平らに伸ばしチャックしてください。 この時、ハンバーグが厚くなってしまうと扱い難くなります から、薄くなるよう量を調整して下さい。 *最後に と、以上こんなもんですが、ショップの得体の知れない、もの すっごく高いハンバーグよりは良いとおもいます。 これですと、コストも100グラム150円程ですし、結着性 が良いためそれ程水も汚しません。 まずは、一度自分で作って見てください。 皆が自作するようになれば、市販品が安くなるかもね。 PC-VAN RBE21221 / NIF HGB01564 ヒロちゃん