なんで釣れないの…?
魚釣りは挫折に明け暮れる遊びで、名人でもボーズがあります!
麻薬のようなもので悪魔の趣味ですから、もう抜け出すことは不可能です。
タイミング?
魚にも食事時間があります。私たちが空気に依存しているように、魚は海水の流れに支配されます。
魚たちは潮がよくなると餌を摂ろうとしますが、一日に何回もあるものではなく、良い潮の時釣れないと あとは坊主になるだけです。
幸運で釣れる?
誰も釣っていないときに、いきなり釣れると交通事故だ〜と喜びますが・・・
潮が良くて魚の食欲が上がってところへ餌の付いた鈎があったというだけです。
誰でもが釣れる?
潮は日によって変わり、良い潮もあれば悪い潮もあります。
良い潮の時は魚の食欲が出て餌を摂りにきて全員大漁ですが、いま一つの潮の時は魚も食欲がないので
目の前に餌がぶら下がらない限り食ってくれません。
バカな魚はいない!
魚は命がけで生きてます。弱肉強食に支配された生態系です。
波止ならスズキがその頂点でしょうが、そのスズキでもタチウオが来ると逃げます。
人間のように甘い餌を見ると すぐに飛びつくようでは魚は生きていけません。
マズメはゴールデンタイム
臆病な魚でも食事は大事です。餌の時刻が日の出日の入り頃で、夜明けや夕暮れの薄暗い時間は魚にとって大事な食事時間です。
良い潮が重なると爆釣となり、潮が悪いとマズメタイムもいまひとつになります。
真っ昼間に出かけていって釣れないからすぐ帰るというのでは自然の摂理を無視しています。
自分勝手なタイミングでは…
時合いというのは案外短くて、30分とは続きませんが、ある程度人為的にコントロールできます。
撒き餌は自然界にはありませんが呼び込む、足止めするなど魚の習性を知った撒き餌は有効です。
ポイント・潮時・時刻を覚える!
実績のあるポイントで良い時刻、良い潮になれば、魚は釣れます。ポイントと時刻はコントロールできます。
潮もある程度は予測できるのですが、潮が悪くても釣ってやるなどと自惚れず、我慢が大切です。
いくら悪くても、何回かはいい潮が流れます。このチャンスを逃がさないのが腕なのです。
誰でもがが釣れてるのに自分だけ釣れない〜
同じ餌、同じポイントで釣って みんなが釣っているなら、魚の食事タイムです。
仕掛けが合っていないか?魚が泳ぐタナを探ってみましょう。当りを見逃していることも考えられます。
感度の高い糸やウキ、柔らかい穂先に交換するのもひとつの手です。魚は潮が流れてゆく方向から食ってきます。
潮の流れを判断しながら、釣り座を移動することを考えましょう。
真夜中まで粘ったが〜
魚は夜8時以降は食いが渋くなります。特に昼間釣れなかった時は10時以降は確率が低くなります。
カワハギやベラは陽が落ちるとさっぱりです。魚も眠ります。夜行性の魚もいますが一般的に波止で夜中に釣れるのはアナゴぐらいです
良いポイントを教わったが〜
釣り場にはそれぞれ個性があります。同じ魚でも習性や潮の好みが微妙に違います。
食性が地域で変わるために、当り餌も違うのです。
その釣り場のくせや、潮の流れ方、当り餌、釣り方など、手に入る情報はすべてゲットしましょう。
その上で自分の釣りを組み立てればいいのです。
ポイントを探して歩いてみたが…
ここはダメと自信を持って見切るまで多少の粘りは必要。
少し経験を積むと、なんとなく海がざわざわしてきたとか時合いの気配を体で感じられるようになります。
そのときは気をとられず釣りに集中するのです。
粘ったが釣れなかった〜
よほど変なところで竿を出していない限り、必ずチャンスはあるものです。
しかしそのチャンスを生かし切れていないようです。
折角1カ所で粘るのですから、ポイントをくまなく探ってください。半径20mの範囲を探っても600u以上あります。
ましてそれに水深を掛け合わせたら、探索範囲は思っているより広いのです。釣り糸を垂れているだけでなくもっとマメになりましょう。
釣れる仕掛けを買ったけど〜
仕掛けで魚は釣れません、魚は腕で釣るのです。いくら良い仕掛けでも、釣り方が理にかなっていなければ釣れません!
仕掛けにも特長がありますから、使い方を研究しましょう。
魚より頭が良くなくては釣れません。
命がけの魚に対して、遊びで釣りをするなどとは無礼な話です。