【ともえ】組
- 現在、本町通り(滋賀銀行高島支店角交差点付近より小田川迄の通り)は大きく「南本町」と「北本町」、二つに分けられます。そのうちの南側にあたる「南本町」と総門のある通りの「職人町の一部」を合わせた地区で組の構成がされています。
- 巴組は近年より女の子の囃し方も登場し明るく楽しい雰囲気で祭を盛り上げています。
- 曳手は三つ巴紋入りの法被で統一しています。えんじ色の鉢巻をしています。
曳山寸法
【たから】組
- 宝組とも書きます。現在ではこちらで書く機会のほうが多いです。
- 本町通りの北側の「北本町」が中心として構成されています。厳密には本町通りの北側の「北本町」は「中本町」と「北本町」にわかれ、「紺屋町」と本町通の東側に位置する通りの「東本町」の四つの地区で構成されています。
- 現在では一般に大きな地区の「北本町」という呼び方はほとんどされません。「北本町」というと「宝組の中の北本町」という意味で使われる場合が多いですが、一方「南本町」という呼び方は一般に使われています。
- 曳手はグリーンの鉢巻をつけています。グリーンが宝組のカラーです。
- 曳手がきている着物は個人の着物です。
曳山寸法
【りょう】組
- 現在は「りゅう」組と呼ぶ方が多いです。「竜組」とも書きます。
- 中町と西町の二つの地区を中心に構成されています。
- 曳山の痛みが激しいため2003年の祭を前に新しい曳山がお披露目されました。
- 曳手はブルーの鉢巻を持っています。
曳山寸法
【いさみ】組
- 「いさむ」組とも呼ばれています。新町地区の町衆で管理されています。
- 「小田川」から県道鹿ヶ瀬線にかけてが新町の区域です。
- 青い法被をきて曳山を引いています。カラーは橙色です。
曳山寸法
【みなと】組
- 港組とも書きます。勝野の中心地としての区域です。大溝港を擁し大溝城もこの地区にあります。
- 南は御旅所(現在国道161号バイパスの上りJctの50m程度南にあります。)からJR高島駅東側。北は滋賀銀行までの周辺の一帯が区域です。
- 鉢巻の色は黄色です。
曳山寸法
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★宮元を構成している地区は「山の手」と「
石垣」地区で大溝祭りには特別の役割をします。山の手と石垣は、現在の町制では「
榊」と呼ばれている区域に属しますが「榊」には他に「
郭内」「中野」地区があります。
中野地区は主として近年発展してきた住宅地域で、郭内はもと大溝藩の武家屋敷のあった地帯で旧藩政時代には祭礼にまったく参画していなかったところです。中野、郭内は共に日吉神社の氏子の地域ですが、今日でも祭礼には特別の役割を持たない地区です。
「宮元」という格別の奉仕をする山の手と石垣の両地区は、明治初期までどちらも石垣村と呼ばれていたところで、村人が「山王権現」(現日吉神社)に奉仕してきた永い歴史があります。