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−1999年03月13日− データライブラリ
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カルセオラリア

nifty:FZENF/LIB/10/96
【備 考】学名/Lindera obtusiloba
     別名/ウコンバナ、シロヂシャ
     クスノキ科クロモジ属

   暖地の山林に生える落葉樹で、高さ3〜7m程。
   樹皮は暗灰色でつるつるしている。
   3〜4月、葉が出るのに先だって、前年の葉腋に無柄の散形花序を
   つけ、黄色の芳香のある花を多数開く。雌雄別株。雄花序には6〜
   7個の雄花がつき、花被片が6個、雄しべが9個あり雌しべは退化
   している。雌花は5〜6個つき、花被片が6個、仮雄しべ9個、雌
   しべ1個。
   葉は互生し、長さ5〜15cmの広卵円形で、多くは先が3浅裂。
   果実は秋に黒紫色に熟する。
   材質にも芳香があり、楊枝や細工物に利用される。

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