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−1999年05月29日− データライブラリ
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マロウ
【撮 影】1999年5月 イタリア・パレルモ
【撮影・掲載】田子作 (BXG04560)

nifty:FZENF/LIB/10/157
【備 考】学名/Malva sylvestris
     和名/ウスベニアオイ
     アオイ科ゼニアオイ属

  ヨーロッパ南部に分布する2年草または多年草。日なたの荒地に自生
  し、日本でも野生化しているものがある。
  日本でいうところの「ゼニアオイ」はこの変種。
  茎は粗毛があって直立し、高さ60〜200cmになる。葉は掌状に
  5〜9に切れ込み、互生。
  開花期は5〜8月、径約5cmの花が葉腋に咲く。花の色は濃い紅紫
  色やピンク、白地に紅紫の筋が入るものなど多種。
  花を乾燥させてハーブ・ティーに利用したり、花・葉・根の煎液がう
  がいやせき止めとして古くローマ時代から用いられてきた。
  写真は匍匐性の「コモン・マロウ」

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