引き渡し時に,現場監督さんから「畳には気をつけてください。」という謎のメッセージをいただきましたが,その理由がようやく分かりました。
何となく,茶の間がかび臭いなとは思っていたのですが,掃除の際,テレビ台を移動させてみるとそこには.....念のため,茶の間にある電動昇降堀こたつを上げてみると,そこにも白カビが!
こりゃ大変だ!
大成ハウジング中国の現場監督さんに至急連絡をとると,「カビを抑える薬剤を散布できますが,体に悪いですよ。」とのこと。
まめに掃除することで対応することにしました。
よく観察してみると,畳以外にも,幅木と壁紙の境にも真っ白な綿状のカビが発生しました。健康志向で,有害物質を極力抑えた製品を採用する今の流れだと,仕方がないのかもしれませんね。
その後,別工法で建てられた方に伺うと,工法に関わらず,梅雨時期に引き渡された建物はカビが付き物なのだそうです。また,別の方からは「新築の畳にはカビが生えるものだ!特に高気密化が進んだ今の家はな!」と一喝されました。
トホホ.....その後,梅雨開け後には発生しなくなりました。それにしてもビックリした!

カビは適度な温度,水分,わずかな酸素,そして栄養源があれば発生します。換気で水分(じめじめ)はある程度抑えることが出来るのでしょうが,外気も湿度が高ければもうどうしようもありません。畳は良い栄養源になるのでしょうね。わが家では1年目は掃除しても掃除しても発生しました。2年目以降は発生しなくなりましたが,カビはダニの栄養になりますので,とりあえずカビを見かけたら
こまめに掃除しましょう。
わが家では次のような方法で掃除していました。参考までに書きますが,実施は自己責任でお願いします。
1.消毒用アルコールを霧吹きする。(このとき,拭くとカビ色が畳に定着してしまいますので,辛抱
して乾燥するのを待ちます。)
2.乾燥したら掃除機で吸う。(畳の目に入り込んだカビはブラシで掻き出す。)
3.もう一度消毒用アルコールを噴霧する。
4.ドライヤーなどを使って,しっかり乾燥させる。
消毒用アルコールですが薬局に売っていますし,アルコール除菌スプレーなどお掃除グッズとしてスーパーで売られているものもあります。