木曾駒ヶ岳  2003年1月24−25日 

 本格的な冬山で体力的には楽な場所を目指した。  当たり前ながら、天気が悪ければ登らないつもりで出掛けた。

24日  この日は千畳敷ホテルまでロープウエイで上がるだけ。  下左側の写真の右上にホテルが写っています。 夕方周囲を散策零下15度尾根辺りは強風に雪煙が舞っていました。 建物は床暖房が有って快適、でも泊まったのは団体のキャンセルがあったとしてわれわれ6名を含め10名だけでした。  夕食ごろにはすさまじい強風でした。 この日山頂を目指した2グループは途中で登頂を断念したとのことです。 

右上千畳敷ホテルと登る仲間たち 宝剣岳を横に見る急斜面

24日  この日朝は快晴、日の出と朝焼けの山々を見ることが出来ました。  雪崩の心配の無い冬用のルートを登る。 かなりの急斜面で所々ハイマツの上を超えるときは足場が安定せず苦労した。  この斜面は低い木が生えて雪崩が無いことを示している。

尾根に出てホット一息 宝剣岳を背に山頂を目指す

 尾根に出ると後はかなり平坦、雪はほとんど吹き飛ばされてアチコチ地面が出ていた。  風が少ないとは言え零下10度近く、ゴーグルとフードで防寒をして歩く。 途中のピークを一つ越えると山頂だ。

山頂にて

 山頂でコーヒーと携帯食で軽食をして下山にかかる。  雪が吹き飛ばされているので夏道を下ることにした。  上の方はかなり前の踏み跡が多数出ていた。  中程はそれでもかなりの急傾斜、なれない人には少し怖かったようだ。  スキーでこの位の斜面は滑ることが有るのだ。

この辺りが一番怖い Sさんがピッケルでの停止を見せる。

 ベテランたちが少し滑ってピッケルでの停止を演出する。 表面はクラストしているが中の密度がそれほど無いので雪がピッケルで切れ停止するのにかなりの距離が必要だった。  下の方は膝まで入る柔らかい雪だった。

 

ガロの名物ソースカツ丼などを食べる

 帰りは早太郎温泉 こまくさの湯に入って、駒ヶ根の名物ソースカツ丼などを人気の店ガロで食べて帰りました。

 

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