槍ヶ岳・焼岳 2002年8月8-11日
8日横尾山荘まで 小屋へ着いてすぐ生ビールを注文したが売り切れたばかりだった。 前途多難? でもこの小屋は風呂も有り水も豊富で快適。
9日肩の小屋へ 槍沢ロッジまでは快調、コースタイム1時間40分を30分短縮。 でも天狗原分岐点付近から雨と霧、歩みものろくなってしまいました。 殺生ヒュッテで大休止、この間土砂降り! この日の槍登頂は諦めたのでした。 夕食後談話室で飲んでいると山頂が見えるぞと歓声が上がったがほんの短時間で雨も降り続いていました。
|
10日槍ヶ岳登頂 日の出直前まで雨、足場を懸念し出発を遅らす 小屋から日の出の一瞬だけ山頂や周囲の山々が見えた。 6時登頂開始、山頂付近は込んでいて時間が掛かった、霧雨で視界不良写真も撮れなかった。 小屋に戻って7時半、目的地の奥穂高山荘を北穂高小屋に変更し出発、でも霧と風が強く30分ほどで断念して引き返すことにする。 おかげで天狗原をゆっくり散策できました。 この日は再び横尾山荘に泊まりました。
この日も小屋に着いたのは生ビールが売り切れた直後でした。
|
天狗原分岐付近はお花畑でした、クルマユリ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ・・・。
|
花を楽しんでいるのは登山者だけではありません。 シナノキンバイの来客を撮影しました。 この虫は掲示板仲間の協力でトホシハナカミキリと判明。 本州では高山帯特有の虫だそうです。 ヤフーで検索しても写真が出ているのは1件だけだったのでこのページに特別出演してもらいました。 高山帯ではこんな虫も花粉の媒介に役立っているのですね。 |
横尾山荘付近の花も紹介しておこう。
ソバナ | センジュガンピ |
11日焼岳登頂 下山し帰る日なのですが穂高へ行けなかったからと、百名山でもある焼岳を登って帰ることとなる。 横尾を4時出発徳沢で日の出上高地に7時到着。 焼岳小屋には予定より早く着いたが、ここから霧雨、山頂までは遠かった。 でも山頂付近は熱気が噴出し硫黄で黄色くなった岩も有って活火山の様相を呈していました。 やはり霧雨と硫化水素でカメラを痛める事を恐れ恐れ写真は有りません。
小屋横の溶岩に生えたダイモンジソウ | 小屋手前の梯子を下る仲間 |
上高地に戻ったのが2時半、温泉に入って姫路に戻る頃には日付が変わっていました。