沿革と方針
痛みの良い輪
痛み↓ → 筋緊張↓ → 血管拡張
↑ ↓
発痛物質等(*)の量↓ ← 血液循環↑
当事業所は、半日制でお風呂も食事もなく、ご家族の方の介護の目先の負担を軽減してほしいというニーズにはお応えしづらいところはありますが、機能訓練とかリハビリといった要素を取り入れることにより、現状維持から機能回復を見据えた長い目で見るご家族の負担軽減にお応えできるものと考えます。又これは、予防介護に力を入れるという国の方針でもあります。
私「笠原 大」は2004年にプラザ鍼灸整骨院を開院致しました。
開院以来お陰様で多くの患者様から喜んで頂く機会に恵まれて参りました。しかしその一方で、とりわけ高齢者の方からは、「ここへ来た後はええんやけどねぇ・・・又元に戻ってしまうわ」というお言葉を頂き、残念な思いをすることも数多くありました。
若い方は、治療により、下図の「痛みの良い輪」に乗ることが比較的簡単なのですが、自然治癒力の弱まりつつある高齢の方はなかなかそうはいきません。
私は以前2軒の整形外科のリハビリ室で勤務し、運動療法によりかなりの高齢の方が「痛みの良い輪」に乗る事例を数多く経験しました。
当事業所は、鍼灸整骨院ならではのサービスを交えた機能訓練を効率よく行える事業所です。
痛みの悪い輪
痛み↑ → 筋緊張↑ → 血管収縮
↑ ↓
発痛物質等の量↑ ← 血液循環↓
*:組織にたまると痛みを出すセロトニン、ブラジキニン等の発痛物質
疲労すると組織にたまる乳酸などを指します